葛城マサカズ

ミリタリーやアニメが好きな30代です。 カクヨムとノベルアッププラス・ハーメルンで小説…

葛城マサカズ

ミリタリーやアニメが好きな30代です。 カクヨムとノベルアッププラス・ハーメルンで小説を投稿しています。 小説「日独印度大戦」・「憲兵神楽坂冴子の事件簿」など

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  • アニメ作品感想・考察

    アニメ作品の感想や考察の記事のまとめになります。

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新たなロックの波を感じた!アニメ「ガールズバンドクライ」

 「ぼっち・ざ・ろっく!」に続くバンドアニメが登場  それが「ガールズバンドクライ」  続きが気になる作品ですね。  第4話まで見た感想を書いて行きます。   接触  「ガールズバンドクライ」(以後、ガルクラと称す)を知ったのはXで「リコリス・リコイル」や「葬送のフリーレン」・「響け!ユーフォニアム」の二次創作でギャグマンガを公開しているしんごー(@bycilefighter)さんが「ガールズバンドクライ」の二次創作を公開したのを見てからです。 「どんな作品なのだろう?」

    • 映画「オッペンハイマー」は原爆への否をどう描いたか?

       4月13日(土曜日)にTジョイ東広島で映画「オッペンハイマー」を見ました。  地元である広島県では広島市への原爆が使用された過去から、注目度が高かった作品です。「原爆被害についての描写が少ない」ことが指摘される本作  果たしてどんな内容なのかより、気になっていました。  時間が前後する展開は少し迷うものの、オッペンハイマーの人生を描いた作品として凄い作品だなと思えた。  時系列を並べるのではなく、オッペンハイマーの心境を中心に進む展開はクリストファー・ノーラン監督の作風が十

      • 第13戦車中隊最後の姿(後編)~海田市駐屯地~

         前回に引き続き、最後に見た第13戦車中隊についてです。  今回は11月26日に海田市駐屯地で行われた第13旅団創設24周年・海田市駐屯地創設73周年記念行事での様子です。 久しぶりの海田市駐屯地  コロナ禍でのイベント自粛  それは自衛隊も同じで、部隊や駐屯地の創設記念行事は一般開放を中止し、部隊や関係者だけの開催が続きました。  前回2022年(令和4年)の式典も隊員や車輌に航空機の行進が行われましたが、一般公開はなしでした。(外からは見られた)  今回はようやくの一般

        • 第13戦車中隊最後の姿(前編)~日本原駐屯地~

           2024年(令和6年)3月21日に島根県出雲駐屯地で新しい部隊が発足しました。  それが第13偵察戦闘大隊です。  第13旅団所属のこの大隊は、第13戦車中隊と第13偵察隊が統合して編成されました。  統合して再編成する際に、第13戦車中隊は装備していた74式戦車が引退しました。  半世紀近く日本を守った74式戦車が現役を退き  1962年(昭和37年)の第13戦車大隊発足から、1999年(平成11年)の第13戦車中隊を経て、60年以上も中国地方の防衛警備を担っていた戦車部

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          宇宙よりも遠い場所第11話考察(後編)~それは決別~

          https://note.com/katuragi1984/n/nc2609cf2c918  前回は三宅日向の心境と背景についてを中心に書きました。  今回は日向の元チームメイトが許されなかった事についてです。 元チームメイトが許されなかった訳  第11話で日向の元チームメイトは小淵沢報瀬から怒られ、キマリや結月も日向の味方であると見せられ、元チームメイトは日向と和解はできませんでした。  許されなかった元チームメイト  果たして元チームメイトは許されないのか?  元チ

          宇宙よりも遠い場所第11話考察(後編)~それは決別~

          アニメ「宇宙よりも遠い場所」第11話考察(前編)~三宅日向の苦悩~

           アニメ「宇宙よりも遠い場所」  Eテレでの放送が私が一番好きな回である第11話が放送されました。  今回はこの第11話で三宅日向についてを中心に考察します。 第11話で描かれた三宅日向の過去  第11話は三宅日向に高校の陸上部でチームメイトだった元同級生達が再会しようとする所から始まる。  ビデオカメラとネット回線を通じての面会、日向はカメラのレンズを手で塞いで拒否の態度を示します。  日向は一人になって「ふざけんな!」と叫び雪を蹴り、バケツも投げる今までにない荒れた姿

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          資料で広がる世界観を見せてくれた片渕須直監督

           アニメ映画「この世界の片隅に」  この映画を作った片渕須直監督を広島や呉でお見かけした。  今回はその時の思い出話になります。 私にとっての片渕須直監督 片渕須直監督を知ったのは広江礼威先生原作の漫画「BLACK LAGOON」のテレビアニメであった。  時に2006年(平成18年)である。  原作も好きだったし、アニメも原作の再現度とアクションの動きにクライムアクションとしての退廃的な雰囲気も完成度が高く好きな作品となった。  また、作中では原作にはないドイツ軍Uボート

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          話題のシュクメルリを食べてジョージアを思う

          SNSで話題になっていた松屋の期間限定メニューであるシュクメルリ 気になって先日食べてみました。 食べながら、シュクメルリの生まれ故郷であるグルジアを思いました。 アツアツなシュクメルリ  松屋でシュクメルリ鍋定食を注文しました。  シュクメルリは鍋に入っている。その鍋は旅館の食事で見られるような固形燃料を燃やす台座が付いている。  吉野家の牛すき鍋膳のようで楽しいですね。  固形燃料が燃えながら提供されるシュクメルリ鍋はとてもアツアツだ。  特に具であるサツマイモは熱

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          核物質密輸で日本人エビサワ起訴!核物質密輸の重罪さとは?

           アメリカで「エビサワタケシ」なる日本人が起訴された。  アメリカの報道では、エビサワは日本のヤクザで武器密輸をしていた人物だとしている。  しかし、日本の報道ではエビサワは日本のヤクザ、暴力団などの反社会勢力の関係者ではないとされている。  丸山ゴンザレスさんのYouTube動画やYouTuber懲役太郎さんの動画では、エビサワは栃木県宇都宮の出身の日本人  ただし、暴力団など反社会勢力の関係者ではなく詐欺師であると言う。  つまり、エビサワタケシの正体はヤクザでもなく武器

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          異世界で復活せよ!ミリタリー、戦記作品

           昨年の12月15日に酒見京一郎先生の小説「オルクセン王国史~野蛮なオークの国は、如何にして平和なエルフの国を焼き払うに至ったか~」第1巻が一二三書房から発売されました。  続いて今年の1月12日から野上武志先生によるコミカライズ版がCOMICNOVA(コミックノヴァ)で連載開始  そして1月31日には原作の小説「オルクセン王国史」第1巻の重版が決定しました。  「オルクセン王国史」第2巻発売の準備が進んでいるそうで、「オルクセン王国史」はヒット作へと突き進んでいます。  こ

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          自衛隊能登半島災害派遣「逐次投入」の批判はどう的ハズレか

           石川県能登半島の震災において、自衛隊の災害派遣が逐次投入であったかどうかがまだ報道でも取り上げられている。  この逐次投入については、おおむね「逐次投入で良い」と言う論調になっています。  今回は逐次投入が何がいけないのか?  災害派遣で逐次投入で良い事を書いていきます。 逐次投入が悪い点  逐次投入とは、大雑把に言えば戦力や人員をバラバラに送り込む事です。  この逐次投入が悪い効果となってしまうのが戦場です。  例えば、1000人が守る拠点を攻略する場合  攻める方が

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          アニメ「SHIROBAKO」に見る原作者と映像化の苦悩

           漫画「セクシー田中さん」のテレビドラマでの製作について話題となり、最悪の出来事になる騒動となってしまいました。  X(旧Twitter)では原作者と映像化するスタッフとの問題やテレビ局や出版社についても色んなコメントが業界を知る人からも出ています。  果たして作品の裏側でどんな事が原作者と映像化作品のスタッフで起きているのか?  それを垣間見える作品があります。  アニメ「SHIROBAKO」です。  「武蔵野アニメーション」に入社した宮守あおいを主人公に仕事をテーマとした

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          京アニ放火事件の青葉被告へ死刑判決に思う事

           2019年7月に起きた京都アニメーション第1スタジオが放火され、36人が死亡した事件を起こした青葉被告に京都地裁は死刑判決を下した。  事件から4年以上過ぎ、青葉被告に司法の裁きが下った。  私自身、京都アニメーションの「けいおん!」や「響け!ユーフォニアム」・「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」・「小林さんちのメイドラゴン」が好きなファンの1人だ。  事件当時は職場で「京アニで火災」とネットでのニュースを見て、大した事は無いなと思っていた。  しかし、仕事が終わるとスタジ

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          宇宙よりも遠い場所の聖地~広島県呉市~

           Eテレで放送が始まったアニメ「宇宙よりも遠い場所」  この第1話のラストから第2話の序盤にかけて、主人公のキマリもとい玉木マリと小淵沢報瀬が群馬県から広島県呉市へ行く場面があります。  呉市の港で一般公開される南極観測船「しらせ」(または砕氷艦「しらせ」)を見に行く為です。  遠い南極へ行く第一歩となる広島県呉市への旅  地元である広島県民としては好きな作品の舞台になるのは嬉しいです。  今回は「宇宙よりも遠い場所」で聖地のひとつである呉市についての紹介です。 訪れるのは

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          災害派遣の海自油槽船、補給できた

           能登半島地震で海上自衛隊の油槽船(タンカー)「油槽船1号」型の1隻である「YOT-01」が初の災害派遣に出動しました。  2022年(令和4年)に完成した新しい船である「油槽船1号」は海上自衛隊が初めて持つ油槽船です。  製油所と基地の間での燃料輸送を任務とする「油槽船1号」型  つまり、自衛隊がこれまで外注で燃料を納品して貰っていたのを、自前の船で取りに行くのが「油槽船1号」型で、現在は呉基地に2隻配備されています。  そんな「油槽船1号」型について、私は記事を書いた事が

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          困難と直面している能登半島地震の災害派遣

           今年の元旦に発生した能登半島での震災  災害派遣で出動した自衛隊は困難な状況での任務となっています。  では、どう困難なのか? 地形と震災の被害  能登半島地震の特徴は石川県北部の能登半島とその周辺に震源があり、能登半島の北部が最も大きな被害を受けた事でしょう。  津波被害に加えて、地面や海底が隆起する地形の変動、道路が各所で土砂崩れや道路陥没などで通行できない状況と地震と影響どれも大きなものです。  特に交通への被害が深刻で、道路の寸断は救援へ向かう前進を困難にさせて

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