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【4分で読める】俯瞰の眼。管理職の持っておくべき能力。

イーグルアイ
良い響きですよね?

おはようございます。
カツさん・D・魔王です。


今回は私の畑の話

飲食店従業員の話です。

わたくし、長い間飲食店の責任者的な存在をしてまいりました。

それ自体は、凄くもなんともない事なんですよ。

店長って言えば響きは良いですが、沢山の店舗がある訳で。

それは、飲食店だけじゃ無くね、洋服屋、雑貨屋、数多ある店舗があって

その数だけ店長と呼ばれる存在がいる。
店長だらけな訳ですよwww

そんな小さな話をしたい訳ではなく、その店長というポジションでね

そこに求められるのはなんでしょう?

美味しい料理?
それもそうだけど、それは実はズレているんです。

それよりも
料理がおいしいと思わせるお食事空間の提供なんです。

どんなに美味しい食事を提供しても、お食事空間がダメなら

それがダメになる。

お客様の不満に思わない様な事が、求められる訳でして。
その為の管理を店長は徹底される訳です。

お客様がテーブルについてから、今何分が経ったとか
どういった感じのお食事の仕方をされているとか
ドリンクはまだ頼まれているかとか
デザートの注文が入ったとかね

そういった細かい情報を頭に入れる事で、ずっと見ていなくても

お客様のテーブル状況が見えてくるんですよ。

これ、出来る人はフロアー違ってもできます。

1階にホールを回す僕がいる。
2階のお客様の情報をインカムでもらえて
2,3回見にいけば、おおよその検討はつく。

こと大型店舗では、この能力があるとないとでは、

お店の回わり方が違うんです。

幸い、
23歳の僕にそれを教えて下さったスーパー店長がいまして、

その時に色々教わりました。

『お店を俯瞰の目で見られる様になったら、メチャクチャ楽だよ?』って

最初はなんだか分からなかったんです。

でも、それってできる様にならないとできないんですよ。
店舗内の様々な情報共有がないとできないですしね。

無駄な情報を入れて来る方もいます。

伝えなくてもいい様な情報を都度都度送り込んできたりね。

『店長、〇〇テーブル飲み放スタートっす』
『店長、〇〇テーブル結構飲みますね』
『店長、〇〇テーブル食事ゆっくりっスね』
『店長、〇〇テーブル、アイス食べてるんで、お会計伝票出しといて欲しいっす!』

こんな風にピンポイントの情報を投げ込んできていただけるスタッフに恵まれると

精度も高まります。


これってね。
店舗運営だけじゃないんですよ。
今でこそ、当たり前の様に使われる、【報・連・相】

これも一緒なんですよ。

何から何まで全ての情報を投げなければいけないのか?

違う違う!!

必要なモノだけで十分なんですよ?

当たり前なんですけどね。
でもまだまだコミュニケーションの一環として大切だからこそ、何もかもの

情報共有をLINEで、メールでさせられる。

そしてまだまだそれを重んじる節があるんです。

しかし、前にも言いましたが、本質を見る事ができる人同士の会話や情報共有は

凄まじく完璧な会話の往来なんです。

これなんですよ。

情報を欲しがっている人間がバカだと苦労しますけど

その意思をくみ取って必要な情報だけ、投げてあげればいいんです。

あとは、キャッチボールをする人の能力次第です。

それができる様になると、意思疎通に繋がる。

何が欲しいか伝えて、何が欲しいか理解して、情報の行き来を行う。

店舗責任者様

それこそが、完全な情報共有

これこそが、俯瞰の目。いわゆる、イーグルアイです。

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