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30代、40代の人生設計を考えた結果やりたいことに集中する

空間デザイナーになりたい!!と宣言してから、まるで世界が変わりました。

今何をすべきで、何をやらないかが少しずつ見えてきたような気がします。

今までの自分は週末のために仕事をこなし、週末がくると疲れ切って何もする気が起きない。

週末以外は

我慢

忍耐

惰性

だったように思えます。

20代はがむしゃらに目の前の仕事に没頭していれば、あっという間に時間が過ぎ、仕事も覚えることに必死だったので、余計なことを考える余地がありませんでした。

30代に入り、結婚→子育てと仕事の両立によって、働き方を見直し、自分で働き方改革をしていました。

なるべく定時に帰れるように、朝は7時に出勤をし、隙間時間を使っては学級業務をこなし、放課後になるべく仕事を残さないようにしていました。

しかし

それでも限界はあるものです。

学年主任や様々な校務分掌を兼務し、次第にのしかかる責任は重くなるばかりでした。

もちろん与えられた仕事ややるべき仕事は誠実にこなしてきたつもりですが、心も体も疲弊していくものです。

初任者の時からずっと学級担任をやっていくことで、やりがいが増していくタイプの先生もいらっしゃると思いますが、私はそうではなかったです。

毎年同じことの繰り返しの中で、そろそろ環境を変えて、新しい仕事がしたいと思うようになりました。

教師という仕事の中で担任以外の仕事でどんなことだったらやりがいをもてるか?

いろいろ模索しました。

しかし、

本当にやりたいことはそこでは見つけられませんでした。

昔から興味関心が高く、いろんなことをやってみたいと思うタイプだったので、教員以外でやりたいことは山ほどありました。

山ほどある中で見つけたのが空間デザイナーだったわけですが、やりたいことが見つかった今、まるで世界が変わりました。

まず、本来持っていた不安がポジティブな不安に変わってきました。

次に、やりたくないこと、やらないことも明確になりました。
今自分がやっていることは次のステップに活かせるのか。活かせるとしてどれだけ濃度が濃いのか、濃いものを優先順位高く取り組むようにしています。

最後に、やりたいことに向けて時間の使い方を考えるようになりました。
無駄な時間を省き、今すべきことに集中をする。
余計な無駄遣いも減りました。

30代はやりたいことに向けて全力で投資をし、40代で仕事を定着させ、独立をする。

独立まで意識をすると、学ぶことはたくさんありますが、日常の中全てが勉強に変わり、自ずと人に向き合う姿勢も謙虚になるような気がします。

謙虚に学ぶ姿勢はずっと生きていく上で大事にしたいことです。

最後に、やりたいことが見つかると時間の使い方や行動する方向性が決まるので、無駄がない生き方ができます。

無駄が悪いわけではなく、「必要な無駄」も一定数存在しています。

アップル創設者のスティーブ・ジョブズの言葉の中で、「コネクティングドッツ」という言葉があります。

点と点がたくさん集まれば、それはいつか線になるということ。

つまり、やっていることに無駄なことはなく、いつか線になって結ばれることを信じて行動することが大事だと思います。

教員の仕事も空間デザインに生きることを期待しています。

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