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「A HAMLET」三期工事、照明付いたよ。

※2023年9月19日にSNSにアップした文章です。記録としてここにも。

僕らがこの集落に関わらせてもらって、1年8ヶ月くらいが経つ。

昨年、一期工事、二期工事とやってきて、三期工事がもうすぐ終わる。

14-7の建物の内部

こういうプロジェクト?どういう?SNSでよく、何かしらプロジェクトとか言うのをよく見かけるじゃない。

歯が浮くような綺麗事ばかりを並べ立てて、実体は何なの?って、思う事ないですか?

僕は思っちゃうんだなぁ。そういう事ばかりを書かれると、より実体が、本当が見えなくなる。

実際はそんなわけないんだろうなとか思っちゃう。

14-7の建物の内部

だから、僕は敢えて書きます。

同じメンバーで長いプロジェクトを一緒にやるっていうのは難しい。難しいよ。簡単な事ではない。

特にこういう賃貸物件のプロジェクトは難しい。すべての瞬間が尊いものであるのは間違いないけれど、報われる瞬間が遠くにある事が多いから。長いプロジェクトは特にね。

14-7の建物の内部

そんな中、状況は刻一刻と変わる。みんなを取り巻く環境も変わり続ける。でも、それぞれの人の価値観や生き方はそう簡単には変わらない事が多い。

だから、上っ面の付き合いをなくして、ちゃんと向き合おうと思えば思うほどに、何も起きない方がおかしい。

だって、みんな、そもそも今まで他人だし、そりゃ育った環境が違えば、生きる価値観だって違うだろう。

14-7の建物

いざ、その起こりうるであろう何かが起きた時、問われるんだと思う。

今まで、このプロジェクトにどういう気概で関わってきたか、どこを目指していての今ここなのか、どこまで共有できていたのかが。

13-17の建物の内部

順風満帆ってなんだ?

僕らはこの集落の10年後、20年後、30年後を見据えている。

そりゃ、大変なのは当たり前だ。もし、簡単にできるんだとしたら、みんなやってるよね。

13-17の建物の内部

おそらく、これから六期工事まで続いていく中で、また、何か起こる事はあるだろう。

それまでに僕らは、より理解し合っておく必要がある。

13-17の建物の内部

面倒くさいかもしれないけれど、僕らがまず、ちゃんと向き合わないと、この集落の今まで、これから、いや、これからの始まりすらも背負えない。

どちらが正しいとか、どっちの価値観がとか、ではなく、みんながこの集落の未来をただただ考え、分かち合う。

そして、それに対して、すべての関わる人それぞれが何ができるか、何をしなければいけないか。

13-17の建物の内部

時に一人で突破しようと貫いてみたり、時に一人で背負い、違う角度から攻めあがろうと試みたり、時に一人、全体に欠けているピースを埋めようとしたり、時に一人、俯瞰で見守り、そっと言葉をかけたり。

みんなで思考錯誤し続ける。

13-17の建物

さて、三期工事が終わると、六期まで予定している、このプロジェクトの折り返し地点に立つ事になる。

たかが?されど?もう?まだ?

まだまだだよ。僕らの思うところまではまだまだだ。ただ、着実に進んでいるのは確かだ。

これから、どうするの?って?

これからも、少しずつでも互いを理解し合いながら、思考を深め、共有し、各々が最善を尽くし、全力でぶっ放して行くだけだ。

そして、そのすべてがこの集落の未来に繋がっている。

さぁさぁ、ついに!LUNCH!ARCHITECTSが三期、攻め繋いでくれたA HAMLETの現場に々が帰ってくるぜ。

9月25日はA HAMLET 三期工事クライマックス三和土(タタキ)土間施工の日!

朝早くからの作業にはなるけど、興味がある方はDMちょうだいね。ぜひ!

2023年9月7日撮影。照明ついたよ。

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