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自称読書家は夜更かしできない

川口市出身の自称読書家 川口竜也です!

読書家からお話を聞くと、本の内容が面白すぎて朝まで読んでいたと語る人がいる。日の出まで読書する強者もいるらしい。

もっとも、全ての本でというわけではなく、続きが気になって仕方がない時に、思わず夜更かししてしまったと語る。

例えば、現場作業員時代の上司も、学生時代にJ・K・ローリングは「ハリーポッター」シリーズを朝まで読んだと語っていた。

一方私は、夜を徹してまで本を読むことができない。受験シーズンであっても徹夜とか一夜漬けは苦手であった。

もとより塾にもいかず、某大手通信教育の教材で受験を乗り越えた手前、コンスタントに物事を遂行してきたタイプである。

自分の活動限界は夜中26時。学生時代の合宿でみんな朝までゲームとかしているなか、一人早々に就寝していた記憶もある。

そんなわけで、本を読むにしても遅くまで起きていられない人間である。本物の読書家ならば朝まで読んでいられるだろうが、自称読書家は夜更かしできない。

とは言え、活動限界ギリギリまで本を読むこともある。

覚えているので言えば、村上春樹さんの「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」と、森見登美彦さんの「熱帯」。あれは電車を乗り過ごすほど読み耽った。

要はその本に夢中になるほど読めれば良いのだが、なかなかフロー状態と言うか、リズムに乗れることが少ない。こう言うのは自分の好みとか、作品の相性もあるだろう。

ただ、夜更かしして読んでも、記憶に残らなかったことも少なくない。むしろ夜中まで読んでいるから、覚えられていないのかもしれない。

また、本を睡眠導入剤として利用している人もいる。前にお会いした方は、三浦しをんさんの「君はポラリス」を枕元に置いておき、寝る前に1作品読むのだと言う。

私もベッドで本を読みたいのだが、近くに読書灯がなく、本を読むために上の電気を点けるか、暗い中携帯のライトで本を読むか、いつも悩む。

かといって、朝早起きして本を読もうと決意しても、いつも通りのアラームで起床する。こういう約束を破るのも、あまり良くないらしいのだが。

とにもかくにも、眠いときは寝るに限る。

コンスタントに本を読むためにも、規則正しく寝るに限る。明日また面白い本を読むために、早めに寝るべし。それではまた次回!

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