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ぐうたら読書

川口市出身の自称読書家 川口竜也です!

3連休中日。こういう日こそ、朝早めに起きて、ゆっくり珈琲でも飲みながら本でも読もうかと意気込むけれども、結局10時頃までうとうとしちゃう。

学生時代とか、社会人1年目とか、まだやる気に満ち満ちていた頃は、朝早めに起きて、15分でも読書の時間を作っていたけれども、最近はお布団が幸せすぎて寝ちゃう。

元々、朝の準備がめちゃくちゃゆっくりな人。顔洗って、朝ごはん食べて、髭を剃って、何だかんだ1時間近く経つ。急げば30分に納まるけど、朝から忙しくしたくない。

それに最近は通勤の時間に本が読めるから、わざわざ早起きして本を読む時間を作ることの、優先度合いが低い。

もちろん、朝活の意義と言いいますか、夜に本を読むよりも、朝に読む方が内容の定着率が良いらしいとか、ホルモンバランスが整うだとか、朝に本を読むメリットとかはたくさんあるのは存じ上げてはいる。

だけど、いつも寝たいが勝っちゃう。朝だけど眠い、これ本当に朝なのかな?って思いながら、まぁ朝だけどねと、渋々起きる。

それに、これは本当にわがままなんだけれども、朝読書をするなら珈琲が欲しくなる。珈琲の匂いで目が覚めるような、ドラマみたいな朝を迎えたい。ついでに糖質低めのドーナツがあるとなお良き。

でもやっぱり、ために早起きして読書すると、何か1日を凄く有意義に使ったなって思うのよね。

先日、都内で雪が積もった際のこと。電車が遅延することを恐れて、いつもより30分早く家を出たけれども、なんてことはなく、いつもの時間通りについた。

そんなわけで、駅ナカのタリーズで珈琲を飲みながら、モンゴメリの「アンの青春」を読んで時間を過ごす。それだけで、超贅沢な1日だなって思った(仕事に行かずに帰ろっかなって思うくらいに)。

でもこういう日にはちゃんと30分早く起きれるわけだから、普段だって30分早起きできないことはないってことよね。

「けっきょく、一番、幸福な日というのは、すばらしいことや、驚くようなこと、胸の湧きたつようなできごとがおこる日ではなくて、真珠が一つずつ、そっと糸からすべりおちるように、単純な、小さな喜びを次々にもってくる一日一日のことだと思うわ」

モンゴメリ「アンの青春」新潮社 219頁より抜粋

習慣化も慣れちゃうと効果が薄くなっちゃう気がするけれども、こうやってたまにはシャキーンと、本を読む時間を作るのも良いものだね。

まぁ3連休くらいはゆったり起きて、オールドファッションでも食べて、珈琲を飲みながら本でも読もう。それではまた次回!

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