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シン・出版大全~幸せな出版をするために知っておくべきこと

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自分の本を出版したい方、出版に興味のある方のための基礎知識を述べる連載です。出版業界事情、出版へのロードマップ、企画書の作り方、本の売り方など、出版にまつわるAtoZを書いていき… もっと読む
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【出版マインド23 独自性は?】

【出版マインド23 独自性は?】

出版企画に必要な5D。
「誰が、誰のために、どんな悩みを、
どんな方法で解決するのか。
そして、その独自性は?」。
最後の「独自性」を出すのは
とても難しいかもしれない。

読者の悩みや不安、問題、願望の捉え方、
解決方法に独自な視点、発想、表現が
あるかどうか。
まずは、類書の項目を
自分の言葉で言いかえることから始めよう。

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「出版マインド」は、
紙の本を商業出版し

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【出版マインド22 どんな方法で?】

【出版マインド22 どんな方法で?】

出版企画に必要な5D。
「誰が、誰のために、どんな悩みを、
どんな方法で解決するのか。
そして、その独自性は?」。

想定読者の悩みや不安、問題、
課題、願望をどう捉えて、
どのように解決するのか。

それがあなたの本のコンテンツの肝だ。
総論→各論で書いてみよう。

――――――――――――

「出版マインド」は、
紙の本を商業出版したい人たちに
著者としての心構えと準備、企画書作り、
執筆から

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【出版マインド20 誰のために?】

【出版マインド20 誰のために?】

出版企画に必要な5D。
「誰が、誰のために、どんな悩みを、
どのように解決するのか。
そして、その独自性は?」。

「誰のために?」は
あなたが一番読んでほしい読者像だ。
その人の悩みはもちろん、
性格、心の動き、行動まで想定したい。
その意味では、
知人や友人を思い浮かべるのが近道だ。

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「出版マインド」は、
紙の本を商業出版したい人たちに
著者としての心構えと準備、

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【出版マインド19 誰が?】

【出版マインド19 誰が?】

出版企画を考える際に必要な5D。
全部「だ行」で始まるので、5Dと名付けた。

「誰が、誰のために、どんな悩みを、
どのように解決するのか。そして、その独自性は?」。

「誰が」では、
その企画の本を書く資格が
あなたにあるかを説明する。
営業経験がない人は営業の本を書けない。
当然、実績や経歴が必要だ。

できれば、数字で表せる実績がほしい。
営業成績NO.1を10年続けた。
売上を3倍にしたな

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【出版マインド18 まとめる】

【出版マインド18 まとめる】

読者に伝えたい「ワン・メッセージ」を決めたら、企画を他者に伝えられるようにする。

その一手段が出版企画書だが、
その前に、「5D」をまとめておきたい。
誰が、
誰のために、
どんな悩みを、
どのように解決するのか。
そして、その独自性は?
それが5Dだ。
(続く)

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「出版マインド」は、
紙の本を商業出版したい人たちに
著者としての心構えと準備、企画書作り、
執筆から

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【出版マインド17 1つだけ】

【出版マインド17 1つだけ】

企画を考えるとき、
読者に伝えたいことを1つだけ決めよう。
それが「ワン・メッセージ」だ。

私の記事で言えば、
「出版は誰でもできるわけではないが、
誰でも挑戦できる」ということ。

「ワン・メッセージ」を伝えるために、
言葉を尽くして1冊書く。
それが書籍だ。

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「出版マインド」は、
紙の本を商業出版したい人たちに
著者としての心構えと準備、企画書作り、
執筆から宣伝

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【出版マインド16 半永久的】

【出版マインド16 半永久的】

素敵なことだと思わないか。
出版した本は国会図書館に、半永久的に保管される。
法律で決まっているのだ。

公共図書館でも保管されるし、
版元がなくなっても
Amazonやネット、古書店で流通していく。

あなたの名前と本が文化的遺産になる。
もう一つの命をもらったと言えるかもしれない。
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「出版マインド」は、
紙の本を商業出版したい人たちに
著者としての心構えと準備、企画書

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【楽しい初出版110】出版したら完結ではなく、出版はスタートです。出版するだけで生活できる方は、ほとんどいません。むしろ、あなたの人生や仕事に出版をいかに活かすか、を考えてほしいのです。そして、あなたの著書を読者の人生や生活にいかに活かしてもらうか、を。それが出版の醍醐味です。

【楽しい初出版109】出版はマスメディアとしての表現形式の一つですが、1対1の関係を作りやすいメディアでもあります。著者とあなた。本を読んでいるときの“世界”は、登場人物を除けば2人しかいません。書籍は親和性が生まれやすく、ファンになりやすいと言われる理由の一つです。

【楽しい初出版108】出版したい人の誰もが出版できるわけではありません。ただ、誰もが出版に挑戦するチャンスはあります。スゴイ人、何かに優れた人が出版するものと思っている方もいるでしょう。本当にそうでしょうか。 “共感できる人”“安心できる人”が出版するのもありですよね。

【楽しい初出版107】昨日、出版志望者や著者の方々約10人とお話する機会がありました。抱えている悩みや課題は、皆さんそれぞれ。解決法も違います。それを個別にサポートしていくのが自分の役割だなと改めて感じました。書籍のコンテンツにも通じますが、一般化の後は個別化が必要なのです。

【楽しい初出版106】出版とは、新しい未来をつくることです。読者、ひいては社会を変えていく行動です。あなたの作品を読んで、読者の人生や生活が激変するかもしれません。あなた自身も変わるかもしれません。ひいては、社会も変わっていく。そのような可能性に満ちた行動なのです。

【楽しい初出版105】出版によって国内・アジア圏のみならず、世界に“市場”が広がります。世界的人気作家の村上春樹ほどではないにしても、ビジネス書に限っていえば、海外版元からの翻訳出版の問い合わせは、絶えることがありません。外国企業との提携ビジネスに発展するケースもあります。

【楽しい初出版103】出版によって、TV・新聞などマスメディアから取材を受けたり、有力インフルエンサーからコラボを申し込まれる可能性も出てきます。私の担当した著者は、そうした過程を経て、地方選挙の有力候補にまで担ぎ上げられました。出版とはいわば、マス的存在になることなのです。