川口政樹|デイアライブ

観光×デジタルでサステナブルな地域づくりをサポート/アラフィフで公務員から転職/202…

川口政樹|デイアライブ

観光×デジタルでサステナブルな地域づくりをサポート/アラフィフで公務員から転職/2024年4月~㈱デイアライブ/観光庁:広域周遊観光促進のための専門家/元・三重県庁、三重県観光連盟/ https://twitter.com/kawag00gle /※投稿内容は個人の意見・見解です

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№1観光Webメディアへの挑戦

noteの「バッジ」を集めたいので、プロフィール用の記事を書いてみようと思います。 三重県観光連盟に勤務して5年目になるわけですが、今までの取り組みを振り返りつつ、これからの展望や目指すべきところを改めて整理してみようかな、と。 三重県観光連盟のお財布事情。観光連盟という組織には、いろんな役割や仕事があるわけですが、メインは観光情報の発信だと思ってます。 情報発信(プロモーション)には多種多様なやり方があって、お金さえあれば、マスメディアを使った派手なこともできるわけです。

    • 近況報告など。

      久しぶりにnoteを更新します。 半年以上放置していたものの、時々「note読んでます!」と声をかけられることもあるので、さすがにそろそろ書かないとな、と。 4月から異動になった報告もあわせ、近況などをつらつらと書いてみたいと思います。 三重県観光連盟から異動しました平成28年度から「公益社団法人 三重県観光連盟」に勤務していましたが、4月からは三重県庁の「観光局 観光政策課」での勤務となりました。 いちおう公務員ではありますが、観光連盟という民間に近い組織で5年も働いてい

      • 地方におけるインバウンド誘客の費用対効果について考えてみる

        コロナ禍において、訪日外国人旅行者数はほぼゼロとなっており、インバウンド業界においてその影響は甚大なものとなっています。 一方、旅行消費額全体でいえば、27.9兆円のうちインバウンド旅行消費額は4.8兆円(17.2%)であり、またアウトバウンドの旅行消費額が国内に向けられる可能性を考えると、国内旅行の機運さえ盛り上がれば、インバウンド減のダメージを小さくしていくことはできそうです。 自治体の観光予算について、インバウンド誘客予算を国内向けに振り替える動きがある中、地方におけ

        • DMO・観光協会の「生産性向上」の切り札は、公式観光サイトの一括管理だ!

          半年ほど前に、『「中小企業は日本の宝」という大いなる幻想』という、なかなか衝撃的な小見出しがついた記事を読みました。 この記事を読んで考えたことなどを書いてみたいと思います。 「中小企業は日本の宝」という大いなる幻想 この記事を書いたのは、インバウンド業界では有名なデービッド・アトキンソン氏。 「新・観光立国論」や「世界一訪れたい日本のつくりかた」といった観光関連の書籍を執筆し、観光庁の「世界水準のDMOの在り方に関する検討会」委員を務めたられたこともあって、観光業界に長

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        • DMO
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        • 観光SNS
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          「シェアする美術」は、観光公式SNS運用者にとっての教科書。

          「シェアする美術 ~森美術館のSNSマーケティング戦略~」は、実際に森美術館のSNSを運用されている洞田貫(どうだぬき)さんが書かれており、めちゃくちゃ勉強になります。 観光公式SNSを運用されている方にとっては、まさに教科書。 テクニカルなことを教えてくれる参考書ではなく、SNS運用に必要な考え方や本質について書かれているので、三重県観光連盟でのSNS運用と照らし合わせながら、内容を紹介していきたいと思います。 本書では、「これをやればバズる!フォロワーが増える!」とい

          「シェアする美術」は、観光公式SNS運用者にとっての教科書。

          「DMOのプレイス・ブランディング」~観光デスティネーションのつくり方

          先日、県庁の観光局長から「読んでみたら」と渡された一冊が、「DMOのプレイス・ブランディング」。 「世界の観光地は、ここまで進んだ取組をしているんだ!」という衝撃を受けました。 なお、以前、三重県観光局の次長ポストにみえた岩田賢氏が共著者のお一人です。 ちなみに「地域でのブランディング事業」と聞くと、つい、 「コンサルさんに高いお金を払って、カッコいいキャッチフレーズやロゴを作るものの、数年後には誰も使わなくなってしまう事業」 のことを思い浮かべてしまうんですよね(笑)

          「DMOのプレイス・ブランディング」~観光デスティネーションのつくり方

          地域共通クーポンの説明会メモと配布資料。

          本日(8/13)、Go To トラベル事業の「地域共通クーポン」説明会に参加してきました。 説明会の概要メモを記しますので、参考になれば幸いです。 【!ご注意!】 このnoteは、地域共通クーポン説明会の「メモ」ですので、間違った情報が記載されている可能性があります。 不明な点については、必ず Go To トラベルキャンペーン事務局にてご確認ください。 Go To トラベル事業概要・国内旅行が対象。宿泊・日帰り旅行代金の1/2相当額を支援。 ・支援額のうち、7割は旅行代

          地域共通クーポンの説明会メモと配布資料。

          Go To トラベルの第三者機関について、分かってきたこと

          Go To キャンペーン、いろいろと物議を呼んでいますね。 観光連盟職員の立場から言えば、今、観光事業者の方々は本当に本当に厳しい状況にあるので、なんとか進めていってほしいと願っています。 もちろん、受け入れる事業者の方々がコロナ対策をしっかりと行うことが大前提ですし、旅行に来ていただける皆さんそれぞれが「新しい旅のエチケット」を守っていただくことで、感染予防と観光は両立できると信じています。 一方、職場における Go To トラベルキャンペーンの話題の中心は、「第三者機

          Go To トラベルの第三者機関について、分かってきたこと

          「僕らはSNSでモノを買う」は、観光業界でSNSを活用する方の必読本!

          「僕らはSNSでモノを買う」は、Webマーケティングメディア「ferret」の創刊編集長で、現ホットリンクCMOの飯高さんの著書です。 アマゾンでの評価はレビュアーの立場によって様々ですが、観光に携わる行政・DMO・観光協会・観光事業者の方々がSNSやWebマーケティングに取り組むにあたっては、まず読むべき一冊であると断言できます。 この本がめちゃくちゃオススメなのは、SNSやWebマーケティングの本質が、ものすごく分かりやすく書かれてるからです。 SNSのこと「だけ」じゃ

          「僕らはSNSでモノを買う」は、観光業界でSNSを活用する方の必読本!

          観光公式Twitterの運営振り返り~その2

          三重県観光連盟の公式Twitterの運営をふりかえる第2弾です。 ちなみに、第1弾の記事で振り返った時期の数字は、 【平成28年度】 ・フォロワー数:2,342人→4,482人 ・ツイート数:730 ・総インプレッション:2,541,444 【平成29年度】 ・フォロワー数:4,482人→7,609人 ・ツイート数:1,283 ・総インプレッション:4,705,509 という感じでした。 それでは、平成30年度の取り組みから振り返ってみたいと思います。 観光振興団体に

          観光公式Twitterの運営振り返り~その2

          観光公式Twitterの運営振り返り~その1

          三重県観光連盟では、SNSでの情報発信にも力を入れてます。 なかでも最もフォロワー数が多いのは、ツイッター。 現在のフォロワー数は約3万2千人ですが、4年前は2千3百人でした。 フォロワー数が10倍になるまでに取り組んできたことを振り返ってみたいと思います。 (長くなっちゃったので、2回に分けることに。) 三重県観光連盟Twitter公式アカウント @kankomie Facebook連動自動投稿だけからの脱却三重県観光連盟が公式ツイッターの運営を始めたたのは、平成24年

          観光公式Twitterの運営振り返り~その1

          「政治と行政の役割分担」から考える、DMOと行政の役割分担

          2020年7月8日に、『橋下徹「知事を経験したからわかる熊本・蒲島知事の後悔」』という記事がプレジデントオンラインに掲載されました。 この記事を読んで感じたことなどを書いてみます。 政治と行政の役割分担熊本で起こった水害を例に、熊本県知事が過去に「ダム建設中止」という「政治判断」を行ったことについて、その是非ではなく、その政治判断後に代わりとなる治水対策を行わなかったことについて、「最悪」ではないか、と橋本氏は述べます。 確かに、これまで長年積み重ねてきた行政のやり方や方

          「政治と行政の役割分担」から考える、DMOと行政の役割分担

          観光地のブランディング

          「観光」の仕事というのは、「こうしたらいいんじゃないか」と口出しされやすい分野だと感じます。 誰しも旅行に行った経験があるので、イメージしやすいんですよね。 でも、どんな仕事にもセオリーがあるので、それを知らずに業務を進めてしまうとお金をドブに捨てることにもなりかねません。 ということで、職場では参考図書をたくさん購入して、みんなで読むようにしています。 (三重県観光連盟の会員さん向けに貸し出しも行っています。) 読んだ内容を定着させるためにも、今まで読んだ本の感想などを

          観光地のブランディング

          女子高生にレクチャーしました。

          昨日、某高校の生徒10人が、三重県観光連盟に来てくれました。 教育委員会事務局で働いてたときにお世話になった先生から、「生徒たちに、観光連盟の仕事内容をレクチャーしてもらえないか」と依頼があり、二つ返事で引き受けたんですが、それにはちゃんとした理由があったんです!という話(言い訳)です。 イマドキ女子高生のSNS事情。観光連盟という職場には、ときどきそういった依頼があって、学生さんが話を聞きにこられます。 そういう時は、いつも 「SNSって、何やってる?普段、どうやって使

          女子高生にレクチャーしました。

          観光公式サイトにおけるSEO施策

          前回の記事で、2019年都道府県観光公式サイト閲覧者数ランキングで、三重県観光連盟が運営する「観光三重」が全国1位になったことを書きました。 今回は、サイト(ホームページ)をたくさんの方に見てもらうために必要となる「SEO施策」について書いてみたいと思います。 サイト閲覧数を上げるにはサイトを運営する立場になれば、誰もが「たくさんの方にサイトを見てもらいたい」と思いますよね? サイトが見られているかどうか、を客観的に評価できる数字が、サイトの閲覧数(サイト内のページが見ら

          観光公式サイトにおけるSEO施策

          観光連盟でTikTokをはじめてみた、という話。

          公益社団法人三重県観光連盟での、日々の仕事でやっていることや感じたことなどを記録していこうと思い、noteをはじめてみました。 ウェブサイトやSNSを活用した観光情報発信について書いていこうと思ってます。 まずは、先日から発信をはじめたTikTok(ティックトック)について。 TikTokをはじめたキッカケ三重県観光連盟のTikTok公式アカウントを開設したのは、令和2年6月18日。(ほんとは、その1日前。) 新しいもの好きなので、一年くらい前からTikTokをやってみた

          観光連盟でTikTokをはじめてみた、という話。