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『タスク分担の落としあな』と向き合うためのコツ

先日、エコロジカル・アプローチについてnoteを書いた。ついでにその脳ミソで生活を見直してみようと過ごしてきたんだけど、抜群なタイミングで関連する話題がふってきたのでそのことを書いておこうと思う。

先日のnoteはこちら↓

あるコミュニティマネージャーとよもやまをしていたときの話題。

「コミュニティ運営が大変なので、メンバーでタスクを分担して負担を減らしたいと思っているんだけどやらされ感がでちゃうんですよね」

これだ。タスク分担問題。

例えば、5つの作業を1人で行うと、5時間かかる。という場合に5人で分担すると全員の作業時間の合計が4時間くらいにならんかなと期待するんだけど、実際は6時間になっちゃってチームとしての生産性落ちとるやんけ。という話。あとは分担されたタスクをパーツ単位で見るとモチベーションにつながらなくてしんどくなるという話。

分担した本人は負担が軽くなっているけど、なんか悲しくない?

しかし、こんな現場に限って「みんなで協力して絆が深まったね」などと美化されてそのときはいいんだけど、気付いたらやらされ感にしばられちゃったりして心とカラダのバランスがとれていない不幸が待っている。

ではどうしたら良いのだろうか。
ぼくは以下の2つが大事だと思っている。
タスクを分担するときには、タスクの単純化を先に考えて。
分担するときにはマインドセットの仕方を先に考えて。

①タスクの単純化について
分担した時に作業時間が増える理由として、そのものが複雑だったり手間がかかるものがある。『ケータリングを手配する』『定例会の呼びかけをする』といったタスクは手伝ってもらえると助かるけど、任されたほうは工数がふくらみやすい。

そこで、ある程度の型化を行いタスクを単純化させておくのがオススメなのである。ケータリングなら、

■ケータリング手配:ピザの型
・量は4人で1枚
・予算は人数×600円
・迷ったらLサイズの●●ピザ(安いやつ)をオーダー
・今後のためにドミノピザのアプリをDL

■ケータリング手配:自由形
・1人あたり飲み物+食べ物で1000円の予算
・食べたいものたのんでみて

こんな感じで、型にしておいてやりかたを選べるようにしておく。自由形を選べばそれなりに時間はかかってしまうけど、複数の選択肢の中から選んでくれたのであれば生産性度外視、GIVEしてくれてありがとう!って声をかければいい。ある程度自由度が高い選択肢は持っておくとオリジナリティも入れやすいよね。

②マインドセットについて
タスク分担をするときに、どんな言葉で何をお願いするのかは重要だ。できればそのひとにとって魅力的なギフトであって欲しいものだ。

有名な石切り職人の話がまさにこれだ。(活用した伝え方は割愛。眠くなってきたので)

ケータリングの例をとると、自由形の選択肢をもっておけば仲間のオリジナリティを反映させやすく、ひとによってはやりがいにつながるかもしれない。

こだわりの逸品とか、本人の好きな食べ物とか用意してもらえると楽しいよね。コルクラボでは『好きのおすそわけ』という言葉をよく使う。好きを仲間におすそ分けする機会を通してじぶんを知ってもらい、仲間を知るのであーる。

ひとに何かを任せる、頼る、がうまくなると組織運営はとっても楽しくなるハズ。師走はやることが多くてバタバタするけど組織力を活かして乗り切ろう!

それでは本日もありがとうございました。

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