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6時23分の阪急電車が総マスクで通勤ラッシュの謎

マスクだらけじゃねえか、、今時全員マスクかよ、、、
ここだけコロナ第3波か、、、、

朝いち、6時23分。
梅田行きの阪急神戸線の特急は、なんと、マスク装着率がおおむね100%だ。

今朝はコロナが収束しつつある現下、この電車総マスク状態のナゾを車内から解いてみよう。


朝イチ6時、通勤ラッシュの謎

6時23分発の電車に4年ぶりに乗ったが、4年前と比べて非常に混んでいる。
まず座席にはすわれないし、立っていたらヒジとヒジがぶつかる程だ。
この朝イチ6時という早すぎる通勤ラッシュ、これには確固たるワケがある。

朝イチの通勤ラッシュは、コロナへの恐怖由来のものだ。

逃げまどって朝イチ6時に通勤

コロナを極度に恐れていた人、まだ恐れている人は多い。
えもいわれぬ恐怖といった人もいれば、自分なりのエビデンスに立脚した人もおり多種多様だ。
そうしたコロナ慎重派の人々は、コロナ感染確率を下げるために知恵をしぼり、行動を変えた。
その一端が、
早く電車に乗り、通勤ラッシュを避けるという行動だった。

合成の誤謬

早く電車に乗り、通勤ラッシュを避ける。
確かにこれは個人個人、一人一人にあてはめれば、合理的な行動だ。
朝イチのガラガラ車両に乗り込めば、感染確率は低く下げられるのだから。

たがしかし、コトはそう簡単ではなかった。

少なくない人々が、同じように、
早く電車に乗り、通勤ラッシュを避けようとした。
結果、朝イチ6時の電車で通勤ラッシュが発生した。
 

いわゆる、合成の誤謬である。

朝イチ6時、総マスクの謎

こうした思考と動機により、コロナ慎重派ほど朝イチ6時の電車に乗ろうとする。
コロナに慎重な人々ほど、今もしている。
そして、コロナに慎重な人々ほど、マスクをつけがちだ。

だから、朝イチ6時の電車は総マスク状態なのだ。

6時23分塚口発梅田行き阪急神戸線から

4年ぶりの6時23分発梅田行きの旅は、物理的にも知的にもスリリングなものだった。
電車総マスク、朝イチ6時に起きる通勤ラッシュ。
間違いではないのだが、なにぶん細かいことが気になる性分なので、
朝イチの通勤ラッシュの中で、この謎を解いてみた。

ありがとう。
では、また。




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