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グローバル政党・維新の会を1256文字で説明しよう

革新、保守。
左右という既存の政治分類では、もはや現行の政治政党を捉えることは出来ない。
政治政党を観るための、新たな軸が生まれた。
それがグローバリズムと反グローバリズムだ。

実のところ、
いま政治がよく解らないと想ってる若者でも、簡単に解る。
まあ、1256文字だけつきあっておくれ。


政治政党の4象限

     グローバリズム
      ↑  『日本維新の会』
中国 ←  → アメリカ
         ↓
     反グローバリズム

左が中国、右がアメリカ。
簡単でしょ?
まず、方角的に、
どちらに近いかで政治政党を分類できる。

つぎに縦軸、これが今日の本題だ。
上がグローバリズム、下が反グローバリズムとなる。
これも、あまり難しくはない。


グローバリズムとは?

グローバリズムとは、
国家の安全保障よりも企業利益を優先する主義ないし判断基準だ。
国家の安全保障と、企業利益があったとき、
企業利益を優先する判断を下す政党をグローバリズム政党というんだ。


コロナ事変による大阪の大恐慌

大阪市といえば、維新の会のお膝元である。
そんな大阪市において、コロナ禍で人口比の死者数すなわち死者率はすこぶる高かった。

何故か?

大阪市民に対する安全保障よりも、企業利益が優先されたからだ。
その具体例をみてみよう。


保健所の民営化というグローバリズム

大阪市には、もともと保健所が13箇所あった。
だがコロナに突入する2020年には、それが1箇所に減少していたんだ。

これは民間企業にビジネスチャンスを与えるという意味で、
国家の安全保障よりも、企業利益を優先する判断だったといえる。
これはグローバリズムに他ならない。
 

では、企業利益優先のしわ寄せとして、国家の安全保障がおざなりになったはずだが、
大阪市の場合、それは何か?

それがコロナによる、大阪市民の死亡率の高さだ。


病院は余っているのに……

保健所は、緊急時に大阪市民と病院を結ぶパイプである。
市民と病院間の連絡を一手に引き受ける。
それが保健所の役割だ。

この連絡パイプたる保健所が、維新の会により、
13箇所から1箇所に減らされたのだ。

結果、どうなったか?

コロナ禍において、大阪市の病院はまだまだ余っているにも関わらず、
あまりに狭い保健所のキャパがショートし、
大阪市民からの緊急連絡が病院に届かなくなった。

かくして、大阪市においては、
病院が余っているにも関わらず、コロナによって多くの人が高い確率で命を落としたのだ。


グローバリズム政党・日本維新の会

     グローバリズム
      ↑  日本維新の会
中国 ←  → アメリカ
         ↓
     反グローバリズム

一例ではあるが、ここまで観たように、
日本維新の会は、
国家国民の安全保障よりも、企業利益を優先する政党、
つまりはグローバル政党である。

それが良いことなのか悪いことなのか、私には解らない。

だが、まあ、後世の歴史家は、腹抱えて笑うんじゃあないかな。
なんとなくだが、そう想うんだ。

紅茶がさめてきた。
そろそろお開きにしよう。


ありがとう。
では、また、逢いましょう。



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