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無料楽譜付き!表現力も伸びる初歩の「次」の段階のロングトーン方法!原稿用紙10枚分徹底解説!

割引あり

皆さんこんにちは!川合音楽塾の川合です!今回は、表現力も伸びる初歩の大切なロングトーンの徹底解説!!です。そして下部に「楽譜(PDF)」も付いておりますので、印刷をして使用してください‼️

皆さんロングトーンはどのようにやっていらっしゃいますでしょうか。

「ド」を吹いた後に「レ」に移る。また、
「ド」を吹いている<途中>に「ミ」に移る。また、
「ド」を吹いている<途中>に「ソ」に移る。

そうですよね!色々な方法があり、「ド」から「レ」に移るタイミングも、「メトロノーム」で◯◯拍したら移る。とか、色々なロングトーンがあります。

しかし、皆さん!なんのためにその練習法をやっていらっしゃいますか?
何を目標にしてロングトーンをやっていらっしゃいますか?

それによってだいぶ変わりますし、それを分からず単にロングトーンをされていると、少し意味が無くなってしまい、ただ、最初に「ド」の音が出た!次の音を同じく「レ」でも出してみよう!「レ」も出た!ではその繰り返しをやりましょう!になってしまいます。

ロングトーンとはもっと深く、もっと言えば、苦しく、キツく、筋トレに近いニュアンスが本来あります。

よく見られる「ド」を何拍かのばして次に「レ」に移行するロングトーンは、本当に「初歩」の段階のプロセスでは大切なステップで、

「ド」を4拍なり、8拍なり出せたら、「レ」でも同じく出せるようにするのはとても大切で、これは、クラリネットを始めて2〜3週間の間でやることはとても重要で、大変素晴らしい練習です。

しかしそれをクリアしたあと、もうできるのに、下手をすれば6年近くされている方もおられますが、ルーティンとしては良いと思いますが、赤ちゃんでいうと、6年間「ハイハイ」の練習をしている形になり、つかまり立ちとか、よちよち歩きとかもやって良いのかと、私は思います。

ですので、「ハイハイ」ロングトーンができるようになったら、ロングトーンも進化しなくてはなりません。

では、どんなロングトーンをやるべきかをここで説明させて頂だいて、皆さんの力に少しでもなったら私も嬉しく思います。

皆さん、まずクラリネットの構造を考えて頂きたいんですね。質問です。

音はどうして変わるのでしょうか?

指を変えると音が変わりますよね!
もっと科学的に考えてみましょう!

指が塞がっているほど、音が「〇〇」で、

指が開いているほど、音が「××」です。

◯と×は答えは、、、‼️

指が塞がっているほど音が「低く↓」、指が開いているほど音が「高く↑」なりますよね‼️

そうです。指で穴を抑えて管の長さを調節し、音の「高低」を決めています。

つまり、指を抑える程、管が長くなるため苦しくなり、指を開けるほど管が短くなり楽になる事は確かですよね!

私が考えるに、「ド」から次の「レ」に移行するのにはそんなに抵抗が変わるとは思えません。しかし「ド」から「ミ」にいくとどうでしょう?

だいぶ変わりますよね。

私はそこに着目しています。

つまり、「ド」から「ミ」に行ければ、間の「レ」は制覇されるというのが私の考え方です。

そう考えると、別に全部の音をロングトーンしなくてもよくない?大切な音だけで。と私は考えて実践をし、成果を残してきました。生徒たちにも好評です。私も昔散々やりましたし、今でもやっています。

そして、「ド」を吹いて「レ」に上がってしまうロングトーンは、それ、ドは1日に1回か2回しか同じ音をロングトーンしていないことになってしまい、それだと少し練習不足かと思います。

それより、大切な音を抜粋して、1日に数回同じ音をロングトーンをした方がずっとも効果的だと私は思っており、実際効果があり、生徒も伸びております。

ただし、方法がちゃんとあり、ただ、同じ音をやっても意味がありませんので、どうか最後までお読み下さいませ。


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