バイデン大統領の日本は「外国人嫌い」は過去の話(川上高司 中央大学法学部講師)
日本の労働力不足が日に日に深刻化する中、日本では外国人労働者への依存度が上昇し、ここ数年間に外国人労働者の数は大幅に増加している。厚生労働省のデータでは昨年でみると、205万人(前年比 約236万人増加)。ベトナム(25.3%)、中国(19.4%)、フィリピン(11.1%)の順である。この増加傾向は続く。外国人労働者が急増することで日本経済は活性化される。外国人労働者が毎年10万人のペースで増えると、経済のパイが徐々に拡大し、日本の国内総生産(GDP)を毎年0.07%引き上げ