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#沖縄日記

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毎月行っている沖縄についてあれこれ、感じること。
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父と息子と母親と@京都の夜

無事に高校に合格した彼 難関校に挑んだ彼は 全力を出し切って結果を残した ㅤ ㅤ 珍しく とても嬉しいと 気持ちを語った彼 一生懸命やりきったからこそ その気持ちが味わえると思った ㅤ ㅤ そして親としての安堵と 彼はもう大丈夫という安心感と ㅤ 沖縄に行き続けた自分にも やりきった感があり ㅤ ㅤ 沖縄との関わりも 彼との関わり方も 今まで 一つの区切りと思った ㅤ ㅤ そうしたら この9年間の軌跡を 形に残したくなった ㅤ ㅤ 京都で3人で食事した夜 彼に渡した 9年間

15歳になる君へ

15歳になる君へ 2000km離れていても同じ いま、君にはどんな空が見えていますか もし、曇り空だとしても 雲の向こう側には広く青い空が広がっているよ この10年、毎月のように君に会いに南の島まで飛んでいったよ 月に一回、9時間のデートだ 離れて暮らす君に さびしくないようにとか 父親として君に何ができるかとか そんなことを思いながら 会いに行っていたけど どうやら違っていたみたいで 僕が色んなものをもらっていたみたいだ 君に会うことで 誰かを強く思うことや 感

息子が登る山を人生に勝手に見立てる父

今日の彼は最近になく、よくしゃべった。 受験勉強やら、やらなければいけないタスクみたいな世の中の無言のプレッシャーから父親との時間では開放される、のかもしれない。 今日はどこに行く? 毎回最初に、 今日はどこに行く? という問いかけから始まるのだけど、観光客がいくような賑やかなところなはふたりともいまさら行きたくないし、(そういえば国際通りは一度も一緒に行ったことがない)特にその時間が心地の良いものであれば、正直どこでもよい。 でもあえて条件をつけるのならば、何か二人

羽化。

「もうすぐ受験だけど、会ってて大丈夫?」 「うん」 「今どんな気持ち?」 「うーん、、」 「不安とか、焦りとか、こわいとか。」「いや、そういうのはない」 「何時くらいまで勉強してるの」 「10時くらいかな」 「あ、そんなもんなんだ」 「一気に詰め込むと忘れるから」 感心した。 ひとりっ子で、マイペースの息子。 急かされたり、他者の強い力でコントロールされることなく育つと、こんなふうに自分を見れるものなのか、、 少し周りとは違う環境で、彼なりに色々なことを見てき

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沖縄の風景たち2023.11.7その4☆みんなのフォトギャラリーにも共有しています

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沖縄の風景たち2023.11.7その2☆みんなのフォトギャラリーにも共有しています

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沖縄の風景たち2023.11.7その1☆みんなのフォトギャラリーにも共有しています

「自分の気持ちを誰かに分かってもらえることが生きる力になる」学校休んだ中3息子@沖縄

目的地に着いたら 「ちょっと寝たい、車酔いしたかも」と言って 中学3年の秋を迎える彼は目を閉じて、助手席でそのまま2時間寝続けた。 月に1回の沖縄訪問も87回目。 いつものようにあまり自分を表現せず、口数が少ない中でも、 今日はあまり彼の調子が良くなさそうだなって、わかる。 彼の中が流れてない。何かが滞っている感じがしました。 実は、彼と会う直前に母親からラインが来ていた。 別れてから10年、プライド的に辛いことも、彼のためになるならと思って のんできたこともたくさんあ

余白を作ったら息子との会話が広がりました@沖縄より

「余白を作ること」 父が父親づらしなくなったら息子が色々話し出しました。 親が親であろうとすると、子どもは子どもでいようとするのかもしれません。 甘えたり、言いたくないことは言わなかったり。 ㅤ 思ったことは口に出さなきゃ伝わらないって思ってて、それも然りです。 ㅤ だけど、親だからと言って何でも全部口に出したらいいってもんじゃない。 関係づくりの上では矛盾してるけど、両方必要だって思いました。 ㅤ みんな、話しにくいこと、言いにくいこと、色々あって、 すぐに答えられないこ

やんばるの山の中にあった、とっておきの沖縄絶景カフェ

男は本当にお気に入りの場所は めったに口にしない。 自分だけの居場所にしたいから。 入った瞬間 ここは、それだって感じた。 一日中いたくなる空間。 静かで、人が少なくて、落ち着いて、安心して、心地よくて。 なんて贅沢なんだ。 沖縄のやんばるの山の中にある あがち森 沖縄県国頭郡国頭村字奥間2040-8 少し遠いけど、 大切な人と足を運んでみてください。 そして、ここで色んな話をしてください。 これまでのこと、 今のこと、 そしてこれからのこと。 人生の質が変わるか

沖縄に息子に会いに行ってきた(2023.JUL)

LINEの返事も全然ないし 会ってもあんまり喋らないし ㅤ ㅤ こっちの聞きたいことと 向こうの聞いて欲しいことは違う 何を聞いて欲しいのかなあ、 ㅤ ㅤ 他人のご夫婦のことはわかるのに どういうわけか自分の息子には わからない ㅤ ㅤ いつものように 目的地なんかなく 一緒に時間を過ごすことが目的で ㅤ ㅤ あんまり気の利いたことも 言ってやれなかったまま ㅤ ㅤ もっと長く一緒にいて いろんな話がしたいのに うまくつながらず 時間になってお別れ ㅤ ㅤ 物足りない自分が

レンタカーのうえやまさんの話

#私だけかもしれないレア体験 こんばんは 今日はよく使うレンタカー屋の うえやまさん(仮名)の話をします ㅤ ㅤ 僕は沖縄に定期的に行っていて レンタカーを使う ㅤ ㅤ 長年通っている中で 安くて応対が良くてアクセスが良くて 僕の都合に合うところが いくつかあって 僕の中でランキング上位から選んでいる ㅤ ㅤ そんな中 第一位のレンタカー屋さんがあって その理由は うえやまさん(仮名)というスタッフの方がいるから ㅤ ㅤ たぶん僕より3~4歳位年上で 少しおっちょこちょいで

周りへの感謝があった@沖縄息子レポート

沖縄の息子に会いに行ってきました。 世界は優しさと愛でできていて、もうすでに受け取ってるって 自分で自分を満たしていられて、 はじめてひとの気持ちになれる、まわりの人に優しくなれると思います。 中3の彼に「高校合格したら、お祝い旅行行こうぜ」 って話をしたんです。 そのやり取りの中で、周りへの感謝がちゃんとできて それを表現できる彼を知って それで十分だ、こいつは大丈夫だって思った 何にもしてあげられてないけど、 彼はちゃんと優しさと愛にあふれた14歳になっていまし