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全日本実業団 大荒れ、まるでゴールドシップ

こんにちは!
Gollirabアスリートの川西裕太です!
かなり時間が空いてしまいましたが、やっと全日本実業団編です。
よろしくお願いします!

今回は、第70回 全日本実業団対抗陸上競技選手権大会に100mで出場した話になります!

大会の開催場所は、岐阜メモリアルセンター長良川競技場でした!
今回も最後までお付き合いよろしくお願いします!

2022年からスタートした社会人陸上だったので、全日本実業団は当然の初参加になりました。
全国の実業団選手の中の1番を決める大会で日本選手権と比較するとレベルは劣りますが、僕に取っては変わらずレベルの高い大会でした。
この大会は今シーズンラストに位置付けていたので、今年1年の締め括りでした!
来年に向けて良い流れになるような結果で、僕が楽しめたら最高だなと思いながら準備をしました!
富士北麓からちょうど4週間後に全日本実業団だったので、練習をしっかりと積みました。

4週間全部を使ってコーチと1からスタートの練習をしました。セット時の後脚の膝の角度や、音が鳴った時の力の起こし方、力を伝える順番など、本当にスタートの事を1から教えて貰いました。

まず最初に頭で理解するのが難しく、次に実際に再現するのはより難しかったです。きっと、苦手意識が強くあって物事をシンプルに考えれていなかったんだと思います。
そんなことは言ってもしょうがないと、とにかくスタート練習の回数を重ねました。
4週間贅沢にもオリンピアンのコーチに付きっきりでスタートを見てもらったので、ようやっと少しマシなレベルになりました。僕の中での良いやんこの感じとコーチのそれが出来たらええなの2つがマッチしたのでこれを試合でやれたら面白いなと確信しました。

今回は、予備予選・予選・A・B決勝と最大3本でした。もちろん、A決勝で走りたいと強く思っていました。とは言ってもレベルの高い試合なので、僕は予選が勝負所になるなと思っていました。

予備予選

2:02~ 右から3人目 黒色ユニフォーム 2着 10.66 -1.0

予備予選からは、15人予選に通過することが出来ました。
予備予選は大会1日目で、予選・決勝は2日目にありました。
予備予選の日は、嵐のような雨と風の中でのレースになりました。僕は上位15番目でギリギリ予備予選を通過しました。
僕は正直、雨が苦手で寒いのも苦手です。メンタル的にもパフォーマンス面でも能力が落ちてしまいます。今年のレースの心持ちとして、ベストを出したいというのがあったのでグラウンドの条件が悪くなると、やる気が落ちてしまうというのを実感していました。来年はこういうところも見直さないといけないなと思っています。

予選

多田さんの特集なんですけど、一番綺麗に見れるので勝手に使わせてもらいました。
0:10~ 右から二人目 黒色ユニフォーム 1着! 10.36 -0.7

予選は2日目で、晴れてくれました。予選の組は陸上界では名前が売れている強い選手が多い組になりました。
組を見た時、すぐにうわぁキツい組引いたと思いましたがこれから先に進むにはそんな事は言ってられないし、誰と走ろうがやることは変わらへんからと自分に言い聞かせ、自分に集中しました。結果は、今までの100mのレースの中で1番の出来だったと思います。前日の予備予選ギリギリ15位通過したのに
4週間のスタート練習の成果が出ました!
やっと普通の100mのレースが出来ました!そして、ご褒美かのようにキツいと思っていた組で1着を取れました!

決勝

多田さんの特集なんですけど、一番綺麗に見れるので勝手に使わせてもらいました。
0:49~   真ん中 空きレーンの隣 黒色ユニフォーム 7着 10.56 +0.9


走る前にこのレース一番なったら日本一かあと思ったり、100mで初めて日本一決めれるレース走れるなあと思ったり、いつもは感じることの出来ない感情がありました。
レースの内容としては、いつもやってしまう1歩目のミスで幕は閉じました。心技体全てが揃わないといけないというのを改めて痛感しました。やはり、2本目のレースは失敗・ミスレースをしてしまっています。来年には改善すべき課題です。

川西個人としてシビアに今年1年を通して見ても、成長出来た年だったと思います。
3月6日の沖縄の記録会で10秒32+1.5の自己ベストからスタートしたシーズンでした。
セカンドベストは、8月19日の福井ANGで10秒35+1.4で、サードベストは今回の9月24日の全日本実業団で10秒37-0.7となりました。
今シーズンは17本100mを走りました。17本の平均タイムは10秒47でした。
思ってたより、遅いですね。10秒40くらいかなと予想していました。
予想より遅かった要因は、今年はどのレースも1日に1本が限界だったというのが挙げられます。
100mが完成してないというのも考えられますが、それ以前に身体がスピードに耐えれていないのかも知れません。
再現性が低くトップスピードで走れている回数が練習から少ないのか、レースでトップスピードを出せていないからなのか、両方あり得そうです。

来シーズンの目標としては、今年浮き彫りになった「レースの再現性を高める」と「1日2本全力で走れるようにする」の2つかなと思います。
この2つは予測ですが、前者を達成できれば自然と後者も達成できるのではないかなと考えています。
もちろん、自己ベストの更新は常日頃から念頭にあります。しかし、ストレートに求めても結果はついてこないのではないかと思うので、「レースの再現性を高める」を求めた結果として自己ベストの更新に繋がればいいなと思います。
「レースの再現性を高める」というのは、スタートからゴールまでの組み立てを自分の描いている動きを限りなく100%レースの中で再現するということになるのかなと思います。かなり難しいことを言ってると思います。しかし、達成できたのならば凄く世界が変わるのではないかなとも思います。次に「1日2本全力で走れるようにする」は、レースの再現性を高めた後に、1本の強弱をコントロールする事が出来れば、実現出来るのではないかなと思います。1本目で出し切れるのは良い事だとは思うのですが、決勝に進んで速く走れなければ結果としては求めているものに辿り着きません。日本代表になってリレーを走るという夢のためになんとしても2つの目標を達成したいと思います。

ここからは少しお休みして、冬季練習に入っていきます!
冬季練習についてのnoteも書きたいと思います。
ぜひ、読んでください。

最後に、タイトルと写真で使いましたがゴールドシップのように人気も実力もある選手になっていきたいと思います。

ここまで拝読して頂きありがとうございました!!

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ありがとうございました!!

Gollirab 川西 裕太

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