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売れる売場の作り方

【小さなお店の作り方】
自由が丘の雑貨屋カタカナ河野の体験談

◆売れる売場の作り方

カタカナを運営してこだわっているのが売場作り。売場を魅力的に作れるかで売上が大きく変わります。チェーン展開しているお店はマニュアルがあって展開指示書などが本部から送られてくるかもしれません。展開指示書通りでは売上はKEEP出来ません、なぜなら売場は常に変わり続けているから。

カタカナはよく売場を変えます。定期的には2週間ごとにイベントが変わるタイミング。営業終了後からスタートして4、5時間かけて新しい売場に作り変えていきます。事前にレイアウト図などの計画書は描きませんが、イベントの打ち合わせを作り手の方たちとしていくうちに、何となく売場展開のイメージが頭の中で出来上がっていきます。(この時にイラストがベストですが言葉でも良いのでメモしておく事が大事)

定期的なイベントの売場変更も大事ですが、実はもっと大切なのが、日々の売場変更なのです。売場を見直す基準は日割り予算が達成出来ているかどうか?とてもシンプルです。売上はお客様に評価されているかどうかのバロメーター。カタカナでは3日予算が未達だと、何かしらのアクションをします。
その1つが売場変更。大幅に変更する事もあれば、棚の位置や、陳列の順番を変える程度の簡単な変更もあります。

どの様に変えるか?と言うポイントは、お店のムードを感じ取る事です。
①お客さんの店内での反応
②おススメしたい商品が輝いているか?
③天気や歳時記などの外部環境
④何となくの勘

この事は売場担当のスタッフが行う事が一番良いです。日々の出来事に敏感になれる販売員が良い売場を作って行く気がします。

どうしても売る側の立場で売場を作ってしまいがちですが、売場はお客様が一番見やすくなくてはいけません。

自分のお店のレイアウト図はありますか?
フレームを沢山コピーして気になる事はドンドン書き込みましょう!まずは次月のレイアウトを書き入れてみる。

そこで大切なポイントはそのレイアウト図が、手前にレジ、奥に入り口になっていないかと言うこと。レイアウト図は必ず手前に入り口、奥にレジまたは店内奥のスペースです。
なぜならば、お客様は必ず入り口から来てくれるから。お客さんの目線で売場を作ることが大切なのです。

日本のカッコイイを集めたお土産屋さん
カタカナ代表河野のお話でした。

【次回の予告】
◇出店場所の見つけ方
カタカナは自由が丘の南口の改札から4分くらいの駅近にあります。
メインストリートからは少し外れた裏通り。
多くの方に「本当にいい場所にお店を構えましたね」と言われます。
実は出店には少し苦労話しがあるのです。

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