国際ホロコースト記念日
1月27日は国際ホロコースト記念日だということを知ったので調べてみました。
ウィキペディア
International Day of Commemoration in Memory of the Victims of the Holocaust
ホロコーストの犠牲者の記憶にまつわる国際的な記念日(意訳)
ホロコーストでユダヤ人が殺害されたのは知っていましたが、ソ連の捕虜も大多数が殺害されたようです。そしてナチスの敗北。
つまり、ロシアにとっては特に記念すべき日であるようです。しかしなお、いまだに世界はナチズムに脅かされています。他国民へのヘイト、ネガティブキャンペーンをする人々、ある国を世界から無くしてしまおうとしたり、世界を敵味方で塗り分けるようなムーブメントはなくなりません。
ロシアのウクライナへの軍事侵攻を理由にロシア人や文化をボイコットするような動きが日本でも見られるのは恥ずべきことです。
コメント欄を見るとつくづく日本人として情けないと思います。本当に平和を望むのであれば、ウクライナへの支援(本当の意味での、かつ軍事的な支援以外の方法)だけでなく、ロシア側の主張や都合に関する理解を深めることも不可欠でしょう。
ある国を悪者扱いして排除しようとする態度は平和への道を閉ざすばかりか、日本がウクライナの二の舞いとなって他国に対して軍事的な侵攻への口実を与えてしまうことにもなりかねません。ヘイトや極端なネガティブキャンペーンは慎むべきです。
平和ボケ、なんて言葉がありますけど、日本人の平和ボケはこういうところに現れていると思います。
ロシアを敵視してしまうのは仕方ないかもしれないけど、「敵」を理解しようとしなければ、いつまでも「敵」のままだし何の解決にもつながらないでしょう。
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