国際ホロコースト記念日

1月27日は国際ホロコースト記念日だということを知ったので調べてみました。
ウィキペディア
International Day of Commemoration in Memory of the Victims of the Holocaust
ホロコーストの犠牲者の記憶にまつわる国際的な記念日(意訳)

以下、ロシアトゥデイの記事の抜粋Googleで日本語翻訳

1941 年末から 1942 年初頭にかけてアウシュヴィッツに連れてこられた数千人のソビエト捕虜が、ナチスによってビルケナウの建設に使用されました。ビルケナウは、死の施設を構成する 40 を超える収容所と補助収容所の中で最大のものです。
アウシュビッツ・ビルケナウを脱出した直後の 1944 年にガブリッシュが書いたエッセイの中で、ガブリッシュは、ナチスが「ロシア国民への誹謗中傷に満ちた」建設現場に送った 12,000 人の捕虜のうち、生き残ったのは 140 人だけであると述べました。

ロシアトゥデイ

ホロコーストでユダヤ人が殺害されたのは知っていましたが、ソ連の捕虜も大多数が殺害されたようです。そしてナチスの敗北。

アウシュヴィッツ・ビルケナウは 1945 年 1 月 27 日にソビエト軍の支配下に置かれ、この日が国際ホロコースト記念日として認められました。

ロシアトゥデイ

つまり、ロシアにとっては特に記念すべき日であるようです。しかしなお、いまだに世界はナチズムに脅かされています。他国民へのヘイト、ネガティブキャンペーンをする人々、ある国を世界から無くしてしまおうとしたり、世界を敵味方で塗り分けるようなムーブメントはなくなりません。

ロシアのウクライナへの軍事侵攻を理由にロシア人や文化をボイコットするような動きが日本でも見られるのは恥ずべきことです。

ロシア大使館Twitter

コメント欄を見るとつくづく日本人として情けないと思います。本当に平和を望むのであれば、ウクライナへの支援(本当の意味での、かつ軍事的な支援以外の方法)だけでなく、ロシア側の主張や都合に関する理解を深めることも不可欠でしょう。

ある国を悪者扱いして排除しようとする態度は平和への道を閉ざすばかりか、日本がウクライナの二の舞いとなって他国に対して軍事的な侵攻への口実を与えてしまうことにもなりかねません。ヘイトや極端なネガティブキャンペーンは慎むべきです。

平和ボケ、なんて言葉がありますけど、日本人の平和ボケはこういうところに現れていると思います。

ロシアを敵視してしまうのは仕方ないかもしれないけど、「敵」を理解しようとしなければ、いつまでも「敵」のままだし何の解決にもつながらないでしょう。

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