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現在増えつつある駄菓子バーについて考察してみました。

皆さんは駄菓子バーというものをご存じでしょうか。
現在減少傾向の駄菓子屋さんに
反して駄菓子バーというお店が増えています。
東京や大阪など都心部を中心に普及しつつありますがまだ数は少ないです。
駄菓子バーは簡単に言うと駄菓子屋さんと居酒屋を掛け合わせたお店です。
昭和レトロな雰囲気の駄菓子屋さんをモチーフとした店舗
学校をモチーフにした給食メニューなどが人気の店舗など
店舗によって様々なコンセプトがあります。
駄菓子バーの魅力とは
戻ることのできない子ども時代の思い出を疑似体験できること。
さらに大人になってお酒を嗜みつつ、
懐かしい駄菓子を楽しむことができることです。
そんな夢のような駄菓子バーについて、今回私なりに考察してみました。


料金システムと経営

都心部の料金システムを参照して紹介させていただきます。
料金システムはテーブルチャージとして1人500円を支払うことで
店内の50~100種類以上の駄菓子を食べ放題で食べることができます。
店舗によってはアイスも食べ放題のお店もあるそうです。
まさに子どもの夢を体現したかのようなシステムになっています。
食べ放題の時間は店舗によって異なりますが、
時間は2時間がほとんどです。
中には時間無制限で提供しているお店もあるそうです。
是非行ってみたいものですね。
また、ドリンクに関しては最低1ドリンクの注文が決まりとなっています。
他にも飲み放題や店舗によってはコースメニュー、
単品メニューなどもあります。
リーズナブルな価格で
一人約1500~3500円程度で十分楽しむことができます。
駄菓子屋さんの経営では駄菓子のみの販売では
低価格で利益がほとんど出ませんでした。
しかし、駄菓子バーでは駄菓子と併用して
単品メニューやお酒を提供することで
利益を十分回収することができているのではないでしょうか。
駄菓子の食べ放題の価格設定に関しても
500円と高すぎず、安すぎずと言った価格帯。
うまい棒で換算すると50本、
税込みであれば55本食べないと元が取れません。
男性であれば元を回収することができるかもしれませんが、
そこは重要ではありません。
最も重要なことはチャージ料金というシステムです。
これはお客さんが席に着いた時点で
500円分のお菓子を購入してくれていることです。
つまり、一人当たりの客単価500円が確定しているのです。
駄菓子屋さんでは一人当たりの客単価はおおよそ100円前後であり、
単純計算で約5倍の利益を生み出すことができています。
このシステムこそが現代の駄菓子屋さんの時流ではないでしょうか。


駄菓子バーならではの楽しみ方

駄菓子バーの最大のメリットと言えば、
駄菓子が食べ放題であるということです。
つまり、子どもの頃のように
お金を気にすることなく贅沢することができます。
また、メニューで注文するのではなく
セルフサービスでたくさんの駄菓子から
自分の好きな駄菓子を選ぶことができます。
子どもの頃の懐かしい思い出がよみがえりワクワクがとまりません。
私が子ども時代にしたかったことは
駄菓子を混ぜてオリジナル料理を作ることです。
子どもの頃はそんな贅沢なことはできませんでしたが、
今はできるのです。
例えば、私の経験でやったことがあるものは
サラダにクルトンの代わりに
『うまい棒』や『ポテトチップス』を入れる
といった面白みのない、誰もが想像できるアレンジです。
私が試してみたい駄菓子の組み合わせは
『わたぱち』や『グミ』などをお酒と混ぜて
オリジナルカクテルを作ること。
『ぶためん』や『ペペロンチーノ』のトッピングに
いろんな駄菓子を混ぜて
オリジナルパスタ、ラーメンを作ることです。
美味しいか美味しくないかは食べてみないと分かりません。
みんなでお互いに作って食べ合い、
駄菓子の思い出話をするのも楽しみ方の一つです。
また、店舗によって独自のオリジナルメニューがあるそうで
一味変わった駄菓子料理を味わうことができるのも興味深いです。


デメリットと課題

駄菓子バーの最大のデメリットは満腹感が得られないということです。
駄菓子の食べ放題・ドリンク飲み放題のみであれば
1人約1500円程度で済みます。
しかし、一次会として利用する場合はお腹の満足感は足らず
単品メニューやコース料理などを注文する人が多いのではないでしょうか。
その結果、通常の居酒屋と同程度の価格になってしまうため
少しばかりお得感を感じにくいかもしれません。
駄菓子を楽しむという目的であれば
二次会として利用するのがおすすめかと考えます。
また、年齢制限/時間制限が設定されており、
・中学生以下のみの来店は禁止
・高校生は20時まで飲食可
店舗によって違いはありますが
お酒を扱うお店のため入店制限がかかってしまいます。
食べ放題も2時間と設定されているため
時間が気にしてしまうのもデメリットの一つです。
駄菓子バーのターゲット層は大人であり、
駄菓子屋さんのターゲット層とは異なります。
今後の課題としては子どもも大人も
安心して楽しめる環境作りが必要と考えます。

まとめ

今回、駄菓子バーに関して私なりに考察してみました。
駄菓子屋さんは主に子どものコミュニティーの一つです。
それに対して駄菓子バーは大人のコミュニティーです。
現在、駄菓子屋さんは減少傾向であり、
子どものコミュニティーが奪われています。
駄菓子バーは年齢制限のため中学生以下のみの来店は禁止されており、
子どものコミュニティーとしては完全には成立しておりません。
その改善策として、昼から夕方までは20歳以下の未成年のみの提供、
夕方以降は成人の方のみの提供と時間帯を分けるなどといった工夫が必要です。
私の理想としては子どもと大人がジェネレーションギャップを越えて
楽しむことのできるコミュニティー
に変化していくべきだと考えます。
そのために、駄菓子バーが日本中に普及していくために
認知度を上げる必要があります。
私は駄菓子を含め、
駄菓子バーの素晴らしさを今後も伝えていきたいと思います。


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