山の近くに住んでいる方ならわかるだろうけど、秋って、少しずつ下りてくるのがわかる。

　山の上の方が茶色っぽくなっていると、ある日気が付く。近づくにつれ、その茶色が、赤茶色やオレンジのじゅうたんみたいに見える。そこから下はまだ緑色。

　その境目が少しずつ下がってくる。

　山の方にドライブに出かけて、キレイだなあ～でも寒いなあ～なんて思う。そして数週間経たないうちに市街地も色づいてきて、「秋が下りてきた！」と気が付く。

　今日がその日だ。

　可愛い葉っぱたち。

　桜並木が、秋になったら紅葉でそれもまた綺麗。落ち葉も集まるとじゅうたんみたい。

　ポプラ並木の、緑から黄色のグラデーションも美しい。

　数ヶ月前、子宮内膜増殖症で子宮体癌になりそうだからと、二～三ヶ月おきの検査を勧められた。

　不安になっていたけど、自律神経の症状でお世話になっている心療内科の先生の言葉がありがたかった。

　「歳を重ねてくると、検査して、その結果次第でまた検査して、その度に、まだ大丈夫だったと確認するんですよね。大丈夫じゃなかったら治療に向けて動く。検査しては確認、検査しては確認、の繰り返しで、人は健康を保っているのかもしれませんね」

　検査がいやだとか不安だとか思っていたけど、定期的な検査、私には必要みたい。何でこの症状になるんだろう？　とか心配したり気分が振り回されたりしないために。

　そして高齢の方たちは、みんなそうやって暮らしているんだよなと思いを馳せる。

　まだどうなるかわからないので、数ヶ月おきの検査は必要。だけど先日、二度目の検査が終わり、結果、特に異常は見られず、何も進行していなかった。今のところ大丈夫そうだ。

　それまで気が張っていたのだろうか。今回は大丈夫だとわかった途端、急に頭痛がしてきて眠たくなり、その後、耐えかねて昼寝して起きたら、メニエールが起きた。そして治りかけに起きる左側の顔面痛と首痛。

　今日は元気になって、歩いてみた。空気も澄んでいて、「検査結果が大丈夫だった」と気分も晴れやか。

　気持ち良い散歩になって良かった。

※そうは言っても、まだ身体がしんどく、又風邪気味でもあって、長い文章にじっくり向き合えず、コメント書きたくてもそこに注ぐエネルギーがまだ戻っていません。皆さんの、またゆっくり読ませて下さいね！

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