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noteには手作りのハードル低い人がたくさん

 絵を描く人や手芸を楽しむ人。そういったものを気軽に楽しめる人を良いものだなあと常日頃思っている。

 note始めた頃、「文じゃないものを載せて良いのね」と驚いていた。文は私にとってクリエイティブな作業をしている意識ではなかったので、絵や手芸の作品がものめずらしかった。
 そしてそれをこういった場で見た時、どう反応したら良いのかわからなくて5年前は戸惑っていたものだ。
 だけどすぐに「楽しめば良いのか」とわかり始める。そんなに私にとって距離のあるものだったから自分で描くとか作るとかもっと遠い。
 何十年前は趣味で心象風景を水彩画で描いたり、パッチワークキルトを楽しんだりしていたのに、いったいいつの間にこんなにハードル上がっちゃったのだろう。

 楽しみ始めたのは、縁あって私の似顔絵を描いて下さったmozuさんを知り、美しい水彩画やご自身と奥さまの気持ちを素直につづった漫画を描く森の声さんに出会ってから。お二人にはnote始めてから早い段階で出会えた。

 それからたくさんの作品と。noteで拝見する絵や手芸品は眺めるだけで楽しくて、可愛かったり美しかったり味があったり。目が喜ぶのを感じる。
 それぞれ時間もかかっているのだろうけど、少しずつ仕上げていく様子にはわくわくするし、見る度に腕を上げているのではと印象を受けてやっぱりわくわくする。

 自分でなかなか作る気持ちになれないのは、私にとってハードルが高くなってしまったのと、優先順位がだいぶ低いからのようだ。
 でも描けると良いのに。作れると良いのに。と時々思う。
 見ることでそんな気持ちを少しは満たそうとしているのかもしれない。

 noteの方々とやり取りをしながら、時々贈り物をいただく。
 何か交わす時に「ついでだから」と何でもないように手作りの物も添えていたりして「えええ。いただいて良いのん?!」と戸惑いつつすごく嬉しい。
 たぶん私が驚いているよりは、ハードルが低くて取りかかりやすいのだろう。
 きっと時間もかかったり、がんばったりしているはずなのに、楽しんでおられるからか「ついで」のように見えるのだ。

 ご当人たちの許可を得ていないのや、私のために作ったものなど写真を載せられないけど少し紹介したい。
 例えば、「鬼滅の刃」の伊黒さんが好きな私のために、伊黒さんと蜜璃ちゃんの切り絵で飛び出すカードを作ってくれたのはななしさん。手元に届いた時には、私のためにそんな時間を割いてくれて。と感激していたら、頑張ってはくれたもののそんなに大げさな気持ちじゃないようだ。
 皆さんフットワークが軽いのよね。

 今は交流がない方だけどMCU(マーベルシネマティックユニバース)好きな私のために、スパイダーマン生地でポーチを作って下さった方もいらした。彼女のダンナさんにも伊黒さんのイラストをいただいた。ありがたく大事にしている。

 さらにやもりじゅんこさんから、彼女の4コマ漫画を購入したら可愛い手作りブローチをいただいた。これは以前、記事にも書いたし写真にも載せた。

 簡単に作った物かもしれなくても、時間は相応に費やしているはずだからとてもうれしかった。着けたいのだけど、どうしても「特別な時、似合う物に」じゃないと、ブローチも泣いちゃう。と身構えてしまう。この前の旅行ではワケもなく何となく持ち歩いていた。カバンや帽子に付けたら可愛いだろうな。すごーくチャンスをうかがっている。

 そして今年の夏前に、TOMOさんからの贈り物。
 昨年の2月の作品だった。

 当時、作った経緯も書かれていて、「うぅーわ。可愛い!」と心揺さぶられた。「ラクガキ」だなんて冗談みたい。どうやったらこんなに可愛くできるのー。と眺めたものだけど、突然贈り物としていただいた。

 きっと「私の喜び  >  TOMOさんが作品にかける熱量」と思うのだけど、こんな可愛いものを手元に置いて度々眺める幸せったら。刺繍って縫った部分がちょっとポコポコもり上がっていて、そのささやかな立体感が可愛いのよね。心が和んでくる。

 私にも刺繍が好きだった時期はあるけど、こんなに繊細な作業ではなかった。私にとってはもうちょっと大雑把な物。時間かかってくると疲れるし、根気がない。
 絵もそう。手を動かして作品を作り上げる意味では文もそうなのだろうけど、文字ではない形ある物を自分の手で描いたり作ったりは、今の私にはエネルギーがない。

 しばらくは眺める、見る専門で楽しんでしまおう。

 記事にして投稿するのがすごく遅くなっちゃいました。ほんとにありがとうございます!



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