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道をひらく/松下幸之助

数多くの節からなる本書の中から、
現時点で気に入ったものを2つピックアップした。

■素直に生きる
逆境は尊い。しかしまた順境も尊い。要は逆境であれ、順境であれ、その与えられた境涯を素直に生きることである。謙虚の心を忘れぬことである。
素直さは人を強く正しく聡明にする。逆境に素直に生き抜いてきた人、順境に素直に伸びてきた人、その道程は異なっても、同じ強さと正しさと聡明さを持つ。


■真剣勝負
人生は真剣勝負である。だからどんな小さなことにでも、生命をかけて真剣にやらなければならない。
真剣になるかならないか、その度合いによってその人の人生は決まる。


素直さとは、
“直面している現実から目を背けず驕らずに、
どんな状況でも前向きに捉え、できることを実行しようとする心構え”
であると理解した。
逆境を乗り越えた人は強いという認識はあったが、順境の中を真っ直ぐに伸びてきた人も強いという新たな認知ができた。
結論、人は全て、誰でも強く聡明になることができる(心構え次第で)。

真剣勝負
真剣さとはなんだろうと考えた時に、“WHY“の部分が非常に重要になるのではないかと思った。

他人から見たらヘラヘラしている人も、それはその人が生き抜くための術で真剣に演じているのかもしれないし、
真剣にやっているように見えても、その人の心の中では、妥協している可能性もあるので、
結局は真剣さというのは本人にしかわからないのではないのか。
つまり、自分が何かに真剣になろう思ったら、それをやる理由を強く認識する必要がある。
真剣になる理由がしっかりあり、それが強ければ大きければ、軸を持って行うことができる。

真剣の方が何事も面白いというのは真理であると思うので、より濃い時間を過ごせる。

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