FRBの仕組みと経済への影響がわかる本/工藤浩義
■読む目的
ニュースに出てくるFRB、FOMCの内容の理解が乏しくそこを理解するため。
■内容を一言で
FRB・FOMCは雇用の最大化と物価の安定を目指し、適切な政策を決定している。各種指標が政策に影響を与える。
■内容
・タカ派かハト派か
タカ派、、、金利を上げ、物価上昇を抑え、景気過熱を防ぐことを重視
ハト派、、、金利を下げ、物価上昇を容認し、景気を刺激することを重視
・FOMC経済見通し
☆インフレ感が重要
(物価の安定とは→個人消費支出(PCE)年率2%)
各数字の予測値が公表される
・実質GDP成長率
・失業率
・PCEインフレ率
・コアPCEインフレ率
・FFレート
・議長記者会見
政策決定内容の公表
☆政策変更の有無が重要
・政策に影響を与える指標
①雇用統計
・非農業部門雇用者数、、、前月比での増減に注目
・失業率、、、長期トレンド
・平均時給
米国の個人消費はGDPの68%と影響大
雇用拡大には企業の成長が必須であるため、雇用が増加しているということは業績が好調で経済が伸びていることを示す。
②物価
インフレ率年利2%が目標
PCE(個人消費支出)
CPI(消費者物価指数)
■まとめ
FOMCの政策の決定により、株価・金融商品への影響が起こる。
政策決定のための各数字が重要である。
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