海外旅行初心者がインドで電車に乗るの難しすぎないか??:インド・ベトナム限界旅行記2日目(ニューデリー、ラクナウ編)
海外旅行初心者の俺が高校の同級生(森)とベトナム・インドに行った。
旅行中その場で書いたメモをほぼそのまま写真をつけて投稿します。
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1日目:
2日目(ニューデリー、ラクナウ編)
8:00
起床、予約アプリで電車を取ろうとするも(インドでは電車は予約しないと乗れないのだ)、電話番号認証ができず失敗、電車に乗るハードル高すぎないか?
10:00
一旦ホテルを出て両替に向かう。ホテル前に普通に物乞いとかいる。自分の子供に物乞いをさせる母親もいる。足がない人もいた。あと久しぶりに野良犬を見た。野良犬はもう日本にはあまりいないだろうが、インドは普通にいる。それもめちゃくちゃいる。しかし野良犬よりも野良人間の方が多いからか、犬は人間に噛みついたりはしない。かといって人間が犬を世話しているふうでもない。どっちもごく自然に振る舞っているから、ただ人間と犬の生活空間が共有されているだけのように見えた。
インドでは道路は強い意志を持って渡ろうとしなければ渡れない。あまりの車の多さに車がスピードを出せないからそれが可能なのだが、車の間と間をぬって渡る。もしその瞬間に手違いでアクセルを踏まれたら一瞬でおせんべいになって死ぬくらい近い。しかし渡り始めたら絶対に車やリキシャーは止まってくれる。この意味でインドの道路は歩行者も車も完全に平等に使われている。
11:00
さすがに電車くらいは取りたいのでアプリは諦めて駅内で取ることを計画。あとさすがに今後の日程の計画も立てる。インドに着いてからインドでの計画が立つ限界(無計画、怠惰)旅行。
12:00
駅の外国人専用受付に出発。日本のネット記事でその入り口とされていた門で通せんぼをしていたおっちゃんに絡まれる。これはなかなかしんどかったが面白いので全部書く。
まず真ん中がはげて上の文字だけがかすかに読める証明書的なものを見せられ「自分はIRCTC(国鉄みたいなの)の職員だ、金は取らない、そこら辺の客引きとは違う、ついてこい」「実は受付が移転してしまって受付はここじゃない、向こうが受付だ」と逆方向を指差す。日本のネット記事と照らし合わせるにさすがに嘘だろうと思った(言った)がなかなか向こうは引き下がらない。「I respect you, sir」「don’t you believe me?」などと(結構でかい声で)主張してきた。一回別れて行ってみたがやっぱ受付がなさそうなので戻ったら、またそのおっちゃんにでくわしてしまい、「お前らバカか!言っただろ!!向こうだ!!!」(多分)と怒鳴られる。また「俺を信用してないのか!」と言われたが私服な上にハゲた証明書見せて怒鳴り散らかすやつを信用できるわけないだろ。日本人と撮った写真まで見せられてどう考えても嘘っぽい。
するとちょうど全然別のおっちゃん2が前からやってきて、同じことを主張し始めた。受付は2ヶ月ほど前に向こうへ移転したのだ、という。その直前におっちゃん1がスマホを操作しているのをみたが、そんな短時間で仲間を呼べるとは思えない。しかしあまりに偶然にしてはできすぎている。こいつらはグルなんだか本当に移転したんだかよくわからん。最初絡んできたおっちゃん1は業を煮やしたか今現れたおっちゃん2に俺らを引き渡す。俺らはいつでも走って逃げる覚悟でおっちゃん2について行ったが明らかに外国人専用受付ではなかった。単なる旅行代理店である。さっさと逃げた。おっちゃん1、2はおそらくその旅行会社の客引きだった。
こんなクソ暑い中怒鳴ってまで俺らを騙そうとする元気は一体どこからやってくるんだ。俺らがそんなにカモに見えるだろうか。
もう何も信じられなくなったし疲れたので、多少の敗北感を感じつつShigeta travel(日本語が通じるちゃんとした旅行代理店)に向かう。
結局旅行代理店までいかないと電車にすら乗れないとは。
13:30
旅行代理店(Shigeta travel)で電車を予約した。日本語が通じる安心感。
クソ暑いにも関わらず現地の人が全員長ズボンを穿いているのは虫と汚物対策なのだと理解した。うかつに半ズボンで出たのは間違いだった。
14:30
その旅行代理店の上のレストランでカレーを食う。めちゃくちゃ美味かった。出されるまでに時間がかかったので、電車に間に合わせるには急いで食う必要があった。残念。
あとインドにしてはクソ高くて(1人前1000円以上)びっくりした。ちなみにこの店では釣り銭を誤魔化された。
店の帰りのエレベーターで鉢合わせた現地人2人が俺らに微笑みかけて挨拶をしてくれた。その2人はエレベーターの中で歌ってた。ニューデリーにはこんないい人たちもいるのだ。
15:20
レストランからニューデリー駅まで爆走した。
15:40
乗車成功、インドの電車から見える車窓は小さい頃テレビで見ていた「世界の車窓から」そのものだった(当たり前だけど)。屋上が崩れている赤いレンガの家が密集している住宅地を通ったりボロい工場群の近くを走ったりした。
電車内で飯が2回も出てびっくりした。いい席というわけでもないのに至れり尽せりすぎる。
22:00
ラクナウ着。駅を探検してたら野良犬ならぬ野良猿がいた。もちろん野良犬もいる。おもろい。
ここでも普通に客引きにあう。taxi !? taxi !? taxi !?と大声で話しかけられる。さすがにうんざりしているので、対策として客引きに話しかけられたらガン無視して俺と森で大声で日本語で喋り始めることにした。そのときにとっさに始められる話題を1つ2つピックアップしておきたいがまだ決まってない。
インドにいると本当にめちゃくちゃ話しかけられる。日本人を本当に面白がっているからなのかカモだと思っているからなのか、それは判断しようがない。でもどうしてChinese?でもKorean?でもなくJapanese?と尋ねられるのか(なんで日本人と分かるのか)は不思議だ。
話しかけてくる人というか、道路にいる人間は大抵男性なのも不思議だ。女性は中にいるのだろうが、これはインドにおける性の価値観なのだろうか。
23:30
次の電車が2:50発なので駅の待合室みたいなところで待つ。booking.comで次の日の寝床(Hotel Avadh)を確保した。安心。
待合室で交代で仮眠をとりながらこれを書いている
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