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夫&子どもたちを連れて、オーストリア移住した30代女性|海外でのキャリア形成、国内外で…

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夫&子どもたちを連れて、オーストリア移住した30代女性|海外でのキャリア形成、国内外での子育て、在留資格取得の情報をお届け|長期で住んだ国(仕事や学位):アメリカ、ウクライナ、ハンガリー、イギリス、サウジアラビア(時系列)|旅行で訪問国数:約35か国|DEI関連アツくなりがち

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あ、海外移住だ

と、急に思いついたのは、夜中の0時過ぎ。時間帯的にも危険なのはわかっていました。が、そのまま思考が止まらず、朝の5時。1歳児の寝息を横に感じながら、海外移住というアイデアはどこまでも自分らしく、どこまでも可能性に満ちているように感じたのです。 自己紹介はじめまして、Kayと申します。2023年9月現在、日本在住、もうすぐウィーンへ移住する予定の女性です。夫と子ども二人(1歳と5歳)アリ。これから書き続けたい記録は、自分のため(頭の整理的な、ね)が第一なのですが、もしかしたら

    • ドイツ語ゼロの我が子がオーストリア地元小学校に入学するまで(前半)

      こんにちは、Kayです。 私の転職をきっかけに夫と未就学児の子ども2人(移住当時5歳と1歳)と共に、オーストリアに引っ越してきたのですが、1つの移住のモチベーションとして、子どもたちには私と受けた教育と違うものを経験してほしいなぁ、というぼんやりとした思いもあったと言えます。 私は、日本の公立小学校〜高校と私立大学と、割と一般的な教育を受けてきました。そして、幸運にも高校生で1年米国留学、大学院で英国留学と、海外で勉強する機会も得ました。 日本で特に大きな問題はなかった

      • オーストリアでの家探し | 内覧・契約編

        こんにちは、Kayです。 前回の以下の記事に引き続き、内覧などでの経験をシェアしたいと思います。 目星をつけたところ約10件近くに連絡を取り、実際に内覧したのは5件程度でした。 内覧でアパートの状態をしっかり見るのはもちろんのことなんですが、重要なのは、オーナーの人柄チェック!そんなこと日本じゃあまり考えられないのですが、契約後故障時などのやりとりを直接やることになるので、様々なトラブルを避けるためにも、オーナーの人柄はめちゃくちゃ大事なのです。 ということで、内覧し

        • オーストリアでの家探し | 検索・賃貸に関する法律編

          こんにちは、Kayです。 移住してからなかなか頑張ったのが、家探しでした。とてもありがたいことに、最初の1年は職場が提供してくれたアパートに滞在できるので、じっくり家探しができるかと思っていたのですが、そんなこともなく… というのも、息子の小学校入学を踏まえて、小学校の近くに住むことが得策だと思ったからです。引っ越してきてから2ヶ月間も経たないうちに本格的に探し始めました。 学区は日本ほど厳しく分けられていないようですが、やはり学校の振り分けは住所を基準に行われるとのこ

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          メンターとの再会、新たな出逢い、そしてちょっと前進

          前回の記事でカウンセリングに通い始めたことを記載しましたが、そんなタイミングで見事にメンターと約6年ぶりの再会を果たしました。 メールやzoomなどで連絡は取っていたものの、対面で会うのは6年ぶり。 歓喜のハグから、ノンストップで近況報告。とにかく、お互いに話が止まらない。 今回の再会で得たヒント1つ、彼女と色々な話をしていく中で気付けたのはタスクの切り分けの重要性でした。 これは岸見 一郎/古賀 史健著「嫌われる勇気」で日本でも一躍有名となった、心理学者アドラーも提

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          海外移住 | つらすぎて、現地でカウンセリングをうけることに

          ああ、ちょっとまずいかもしれない。 そう思い始めたのは、ここから消えてなくなりたいという思いが、頻繁に私の頭を横切るようになったのです。 ただ、消えてなくなるという感情に現実味はなく、自身を傷つけたいという思いもなく、自殺願望とは異なるものだというのは明らかだったのですが、消えてしまいたい、と特に寝付く前と朝起きた時に強く現れるようになり、ついに電話をかけました。 まずかけたのは、職場が提供している電話カウンセリング。外注しているので、同僚や、職場関係者が一切介入してい

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          妻の海外転職・転勤に同行する夫は、称賛に値するのか

          2013年、当時まだ20代だった私の海外赴任で、夫と共に中東に駐在したときに、友人がふと言ってくれた言葉です。 そのまま夫に伝えたら、頭にハテナがついていましたが、つまり一般的な「男らしさ」や、「社会から期待されている役割」と逆のことである、「主夫」としての役割を受け入れ、駐在に同行した夫に対しての称賛の言葉でした。 ジャーナリストである小西一禎さんが「駐夫」という言葉を徐々に浸透させているように、夫が妻の駐在に同行する、もしくは妻のキャリアを優先するということは珍しくな

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          海外移住 | いつになったらテンションあがるの

          こんにちは、Kayです。 オーストリアに引っ越してきて早3ヶ月。いつになったら「やっぱり来て良かった〜!」とテンションあがるのか待ってるところです。 夫曰く「海外移住が良かったかどうかなんて、死ぬまでわからないでしょ」ということらしいので、結果発表はだいぶ先のよう。 それにしても、低空飛行を続ける自分に辟易しているところです。私は、こんなにネガティブな人間だったのかと。 最近は景気づけに夜ワインを一杯飲むも、余計に疲れてぐったりしながら、なんとか子どもたちとシャワーし

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          海外現地採用 | 円換算するのやめてみた話

          こんにちは、Kayです。 オーストリアに移住してから3ヶ月が経ちました。私は生活を立ちゆかせるために、日々必死すぎて、この3ヶ月があっという間だったのか、長い時間だったのかいまいち分からないのですが、子どもが急にドイツ語で歌い始めたり、時の流れも感じます。 ところで、海外で現地採用を決め、移住した方々にとっては当たり前なのかもしれませんが、給与やら、スーパーの商品やら、服やら、レストランでの支払い諸々、円換算するのやめてみました。 はじめのうちはやっぱりしちゃうんですよ

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          オーストリアの就労・在留資格取得までの道のり | Red-White-Red Card

          こんにちは、Kayです。 思いつきから1ヶ月程度で、移住先オーストリアでの転職先の内定をいただき、そこから半年程度で現地入り。育休明け間もなく家族帯同で海外移住にこぎつけた30代女性です。 2023年締めくくりにふさわしい(?)、今までで1番長い記事書きます! 滞在許可取得までの長い道のりです! 内定さえ取れれば、雇用契約書とパスポートを大使館に持っていけば、日本人だし簡単にビザもらえるんでしょ〜なんて思っていた私…おバカすぎました。 本当にしんどかったです。何がし

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          国際的環境における注意点 | 地雷はいったいどこに?

          こんにちは、Kayです。 育休明けに海外移住を思いつき、思いつきから半年後に家族を連れて、オーストリアに移住した30代女性です。 移住してから約2ヶ月が経ちました。今回は価値観の違い、特に地雷ポイントについて書きたいと思います。 10代後半から留学したり、今まで働いてきた所も多くの外国人が働く職場だったり、国際的な環境に身をおいてきましたが、今回オーストリアに移住して本当にマイノリティー、少数派になりました。 現在の職場、1000人程度のうち日本人9人。約1%。 と

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          やること多すぎる、海外移住してからの2ヶ月間。

          オーストリアに到着し、2ヶ月が経ちました。クリスマス休暇に入り、一旦休止、です。 とにかくやることが多すぎる海外移住。国内引越とも被るところはありますが、英語しか話せず、現地語がわからない外国人、というハンデは重くのしかかり、一つ一つ動くのに時間がかかり、毎日本当に、本当に、頑張っています。 どれくらい頑張ってるかというと、夫婦で帯状疱疹になるくらい… やること一覧 到着3日以内に市役所に住民登録 滞在許可カードの受け取り(70キロ近く離れた移民局…) 家族の滞在

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          オーストリア人の第一印象

          こんにちは、Kayです。 半年前に海外移住を思いつき、紆余曲折を経て、家族とともに無事現地入りし、ついに仕事も始まりました。 私が働く職場は、とにかく国際的。全体で1000人程度の従業員は70カ国以上から集まっています。私の部署は12人程度で、上司はロシア人、同僚はルーマニア人、ハンガリー人、スロベニア人、イギリス人、アメリカ人、ブラジル人、ドイツ系、ポーランド系、チェコ系のオーストリア育ちなどなど。 そしてなんと、私の他にも、もう一人日本人女性!上司も彼女が素晴らしい

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          ハネムーン期なしの海外移住

          こんにちは、Kayです。 育休明けに、海外移住を思い立ち、今まで住んだこともない、現地語も分からないオーストリアで現地採用を決め、思い立ってから半年で移住しました。無事、現地入りしております。 思いつきから走り続けた半年。まだ走り続けています。 日本にいた引越準備期間がヘトヘトすぎて、別れを惜しむ暇もほとんどありませんでした。現地入りしてからも毎日が忙しすぎて、ヨーロッパの美しさに酔いしれる時間もなく、毎日寒いはずなのに汗だくになって、食料品の買い出しをしている気がしま

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          出国直前 | たまには星に願いを

          こんにちは、Kayです。 ついにここまできました。オーストリア移住直前です。思いつきから半年。ついに出国します。 ここ10日ほど引越大詰めで、焦りと疲れがピークでしたが、家族がだれも病気せず、ここまで準備がしっかり進んだのは本当に奇跡だと思っています。 奇跡と言えば。 オーストリアの移住において、私が先に就労許可のスポンサーとなる転職先を見つけ、その扶養家族として夫と子どもが在留資格をとる、という流れだったのですが、途中で1つ、ものすごい衝撃事実を発見してしまったので

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          こんなビビりが海外移住できるなんて

          こんにちは、Kayです。 育休明け1週間で、突然海外移住を思いつき、たった1ヶ月で現地採用の内定を決めた30代女性です。 これだけ言うと、誰も私がビビりだなんて信じてくれません。 実際、私の周りで、どれだけ私が不安感が高いか知っているのは、夫や妹、本当に近しい友人だけです。親でさえ私はただただ猪突猛進系だと思っているようです。 夫もはじめは、その猪突猛進部分に惹かれたようですが、フタを開けてみたら、あらビビり。 海外旅行は大好きなのに、飛行機の離着陸は、常に、心のな

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