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バンコクからの旅日記 (38) 中国 成都|ホテルになかなかたどり着けなかった話

2018年10月。Thai Smile 航空のメルマガを眺めていたら中国四川省の成都の特集記事がありました。ふーん、中国ねぇ。。。と何気なくスケジュールを見てみたら、なんとバンコクから成都まで直行で4時間半らしい。
それなら次のタイの4連休でいけるではないか。
成都といえば三国志。実は私、諸葛孔明のファンであります。

勇んで成都行きの飛行機にのってみたら、びっくりするくらいガラガラ。
えー、連休なのにみんな行かないの? CAさんに聞いてみたら、この便は中国の観光客がタイに来るための路線だそうで。タイの休日だから混むということはないのでした。

成都は空港駅から市の中心まで地下鉄で行くことができる。福岡みたいなところです。宿泊ホテルへも地下鉄で向かいます。
成都の地下鉄はとっても綺麗。そして毎回荷物をX線検査機に入れなくてはならない。この町には通勤ラッシュというものはないのだろうか。東京の地下鉄でこんなことやったら大渋滞になります。

最寄り駅で降りて歩いてホテルまで。道が広い。そして歩道、自転車道がしっかり分かれて完備している。

ホテルは文殊院の近くにある。そして文殊院のお隣は古街と言われる昔の街並みがのこるいい感じのエリア。
大きな荷物をズルズル引きつつ見とれてしまった。
そろそろホテルに着かないかー?と思って真面目に地図を見てみる。
しかし、それらしきものは見あたらない。

おかしいなぁ。。。仕方ないので駐車場の受付をしている老夫婦にホテル名を見せて聞いてみました。
困ったことにまったく英語が通じない。当然日本語もNG。現地語で書いてあるはずのホテル名を見せても「知らない。」というリアクション。

タイから中国でも使えるSIMカードを持ってきたのでネットには接続できる。Google Map を開いてみると、あれあれ、使えるではないか。
しかし、ホテルがあるはずの場所に行っても見当たらない。

次第にあせってきました。
困り果てて近くの喫茶店に入り、作戦を考えることに。

このお店はWifiが使えたので切り替えて探してみたけれどもうまくいかず。
お茶を持ってきてくれたスタッフの女性に尋ねてみると。。。
「その地図は使えない。百度(Baidu)にしなさい。」と言う。
中国のアプリをダウンロードするのは気が進まないけれども、やむを得ない。
Baidu の地図に変えてみたら、なーんと、ホテルの位置が全然違う。
Google Mapは開けるけれども位置情報は間違っていることが多いということがわかりました。まったくアクセスできないものだと思い込んでいたので
使えると信じてしまった。イジワルだなー。

無事に着きました! 
これから先、成都の町を大いに楽しんだのですが、中国独自のシステムに翻弄されることになったのでした。
(2018年撮影)
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