久島佳代

その子がその子として、その子らしく生きる。 令和4年の4月より、東京都国立市谷保を中心…

久島佳代

その子がその子として、その子らしく生きる。 令和4年の4月より、東京都国立市谷保を中心にして、令和5年4月から祝日以外の火曜〜金曜に活動している根っこ保育のこのこようちえんをやっています。

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  • 保育のこと

    根っこ保育のこのこようちえんでの出来事や、保育への思いを残す場所です。

  • 久島佳代のこと

    久島佳代の個人的なnoteです。

最近の記事

根っこ保育のこのこようちえん、園児募集のお知らせ

今年度も4/9からスタートします!! 「その子がその子として、その子らしく」を大切に自然の中で活動しています。 ◯活動日:火曜〜金曜(9:30〜13:30) ◯活動場所:国立市谷保周辺 ◯対象年齢:2歳児〜就学前 ◯定員:5名(若干空きあり) ◯体験費:2,000円 ◯費用 ・入園金30,000円 ・保育料 30,000円/月 ・保険代 年間940円 ・経費(通信費、救急用品など)2,000円/月 🌱お問い合わせフォームはこちら🌱 園の日々の様子は、Instagramと

    • 自分インタビュー vol.4 家族、出会い

      −小さいながらに大切な人の幸せと、自分の幸せを天秤にかけてどちらも手放したくないから良い子を演じてみたのかもしれない。本当の気落ちに気づいてほしいって気持ちもあったんでしょうね− ▶前回のインタビューで「家族」についてお聞きしましたが、今回はそちらを深掘り!!という感じでよろしいでしょうか 「はい、よろしくお願いします」 ▶︎幼児期にご両親が離婚して、お母様にも新しいご家族がいる。自分自身もお父様やお姉さんと暮らす中で、他の方が突然一緒の暮らしが始まるってなかなか想像がつかな

      • 自分インタビュー vol.3 タイ・チェンマイ編

        −漠然と「外国人になりたい」と思っている自分もいて自分が「外国人」になるって結局海外に行くしかないと思ったんです− ▶︎そういえば、先日チェンマイに行ってきたとの事でそのお話を少し聞かせていただいてもよろしいでしょうか。 「はい、よろしくお願いします」 ▶︎なぜ今回チェンマイに行こうと思ったのですか? 「のこのこが休みになって(2023年12月より活動を休みにしている)、この時間私は程よく働いてゆっくり生活しているのももちろんありがたかったし幸せだったんですけど、こんなに長く

        • 自分インタビュー vol.2 久島佳代のこと

          ―1人で生きて行くということではなく、一番の理解者は自分であるといいのかなと思っていて、きっと誰にでもいるもう1人の自分を無かったことにせず、見ていくことで自分の見え方も変わってくるのかなと思っている― ▶︎前回の続きをお願いします。 「はい。話すことまだありますかね?(笑)」 ▶︎ありますよ!(笑)前回のお話は自己愛みたいなところで終わっていましたが、久島さんの中には外を生きる自分と、中で自分に問う自分がいるという感じでお話ししていましたが、そういった感覚は小さな頃からあ

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        • 久島佳代のこと
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        記事

          自分インタビュー vol.1 久島佳代のこと 

          ―自分のバランスを取っていくものが趣味であるのかなと思っていて、そこにはあまり誰かのためにみたいな思いは乗っていなくて、やっているうちに誰かのためになっているとことわかったりするー ▶︎今回はインタビューをさせて頂きありがあとうございます。 「いえいえ。こちらこそありがとうございます」 ▶︎早速ですが、久島さんは保育を本業にしていますが、興味もたくさんあるように感じるもですが、そちらは何かを目的としてやっているのですか? 「そうですね。この知識が欲しい。これを習得したいと思っ

          自分インタビュー vol.1 久島佳代のこと 

          肯定されるということ

          生きていると「価値観の違い」でたくさんの引っ掛かりや、苦しみや、モヤモヤを抱えることがある。 人には誰しも守りたいものがって、正義があって、信念がある。 それは誰かだけの問題ではなく、自分にも降りかかってくるものでもある。 そりゃ生きてるんだから、楽しいことが多い方がいい。ご機嫌でいられる方がいい。幸せだと感じる時間が多い方がいい。 そうに決まってる。 だけど、最近みんなご機嫌でいることに目を向けすぎなのではないかって思うんです。 ご機嫌でいることって本当に大切。それは

          肯定されるということ

          命を大切にする

          根っこ保育のこのこようちえんには、回数券という制度があります。 先日、回数券を使っているゆきちゃん(年少さん)がのこのこに来た時のお話。 私たちが日頃からお世話になっている谷保天満宮で遊んでいると、ゆきちゃんが木の根本にあった枯れ草を見つけた。 枯れ草はいろいろな木の根元にあり、ゆきちゃんは徐にそれを集め始めた。 それを見たねいも一緒に集め始め、あれよあれよと言う間に大きな山になった。 私はそれを見ながら、楽しそうだな〜と思うと共に、この枯れ草は草刈りをしてくれた方

          命を大切にする

          子どもと私と保育と場と…

          のこのこは本日から2学期始まりました〜!! 始まりの日は雨の音で目が覚めるほどの大雨でした! だけどそんな雨も嬉しいのは、いろんな顔が浮かぶからだと思います。 あの子たちとも雨の散歩したな〜とか、ねいは雨が好きなんだよな〜とか思い出すと、少し憂鬱になりやすい雨も嬉しくなったりしますね。 「少し緊張する横断歩道」 ねいは道や横断歩道を渡る時、自分で自分の背中を押せることもあれば、不安が強く出る時もある。 1学期は自分で渡れる時もあれば、Pちゃんに一緒に渡ってもらうこと

          子どもと私と保育と場と…

          【教育(保育)とは職人技】

          「教育は職人技」そう言った言葉を聞くことがあるかもしれませんが、私も本当にそうだと思っています。 子どもたちのその時を逃さない。 待ちながらも、自分はどう動き、どう声をかけ、どう位置するか。 それは同時に、どう動かず、どう声をかけず、どう位置しないか。ということ。 どこを拾い、どこを託すかを一瞬一瞬で決めて行かないといけない。 子どもたちは待ってくれないので、その一瞬一瞬を瞬時に判断し、声をかけたりかけなかったりしています。 先日、講師として行かせて頂いている保育

          【教育(保育)とは職人技】

          流された帽子

          川に帽子が落ちちゃって、泣くSくん。 自分でも取ろうとしたのだけど取れなくてね。 ゆっくりゆっくり流れていく帽子。 「くっしー!くっしー!!」と私に取ってと言うけれど、私もギリギリ届かない。(頑張れば届きそうだったけど、あえて取らなかった。) 帽子はゆっくりゆっくり流れて、トンネルに入って行った。 Sくんは響き渡るくらい大きな声で泣いた。 そんな時によく会うご近所さんが通りかかった。 トンネルはそんなに長くない。 反対側に行き見てみると見えてきた。 さっきまで

          流された帽子

          ねいとビニール袋

          ある日お弁当を食べようとしてシートを敷いていると、ねいくんのシートを入れていたビニール袋が風に飛ばされた。(※シートはビニール袋に入れるという決まりではなく、ご家庭に任せています。) ねいくんはハッとしてすぐに追いかけた。 しかし、置いてもまた飛ばされる袋。 3回くらい飛ばされた時「ここにいてね」「ここにいてよ。」と念じるように、お願いするようにビニール袋をトントンと叩くのだ。 でも、風は吹く。 重しを置くか、リュックに入れるかしないとすぐに飛ばされる。 置いても置

          ねいとビニール袋

          のこのこ最終日は「焼き日」でした!

          3/16で今年度ののこのこは最終日でした! 最終日はいつも通り過ごそうと思っていたらなのちゃんがマシュマロを焼きたいと言っていたので、「焼き日」(焼きたいものを焼く日)にしました! のこのこでは大人はできるだけ先回りせず、子どもが何が焼きたいのか、焼くために何が必要かを自分たちで考えて持ってきてもらえるようにしたいと思っています。 必要なものがなくてもそれはそうなった時に自分たちで考えていければいいと思っています。 そして、「今日何持ってきたの?」と聞くと「マシュマロ!」

          のこのこ最終日は「焼き日」でした!

          心の声を聞く

          最近のこのこには様々な方が体験に来てくれるようになりました。 今日来てくれた年長さんのお話です。 その子ははじめて城山公園に来たのに、慣れ親しんだ場所かのように遊んでいたんです。それはそれはお猿さんのようによく遊んでいました。 「ここからおりてみよう!」と高いところを登りはじめたので、「お!?(その高さ大丈夫か!?)」と思いそばに行きました。 私は挑戦したいことはなるべく挑戦して欲しいなと思っています。だけど危険もあるので全てがいいと思っていません。 大切なのはその

          心の声を聞く

          自分の思いと相手の思い

          先日ののこのこで、池にいたカモをみてふうちゃんがふと「カモさんにえさあげよー!」と言って、落ち葉を持ちカモのそばに行ったんです。 だけど、ふうちゃんが近づくと遠ざかるカモ。 ふうちゃんは不思議そうな顔をしながらも、「あっちにいっちゃったから、あっちにいこう!」と言って、カモが移動した方に行きました。 すると、またカモは反対方向に行きます。 「うーん。なんでカモさんあっちにいっちゃうんだろね」 と言いながらも、あっち行きこっち行き…何度も何度も繰り返すんです。 その

          自分の思いと相手の思い

          【メールアドレスについて】

          4月から始めた「のこのこ」ですが、なんと今の今まで、載せていたアドレスにメールが届かないことが多々あると言うことを知りました💦 今まで送って下さった方もいるでしょうか。 そして、なんとなんと、チラシに載せていたアドレスは間違っていたと言う。 連絡を下さった方がいましたら、本当に申し訳ないです。 取り急ぎ、確実につながるアドレスということで、私のアドレスを載せておきます。 kayokushima@gmail.com 1月からも体験募集しておりますので、アドレスに「体

          【メールアドレスについて】

          目と鼻の先のゼリー

          のこのこはなぜか10:30にお弁当が始まる。 メンバーが違ってもなんだかんだで子どもたちは10:30にお弁当を食べようとします。 今日も一概ではなく、10:30にお弁当が始まった。食べる場所も子どもたちと決めているのですが、今日はふうちゃんがシートを敷いてくれた場所があり、みんなでそこでご飯を食べることが決まった。 お弁当はそれぞれ好きなものを持ってきている。 デザートに果物を持ってきている子もいれば、ゼリーを持ってきている子、そして何も持ってこない子と、それぞれだ。

          目と鼻の先のゼリー