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「汝、星のごとく」

久しぶりに「小説」を読んだ。

このところエッセイばかりだったのは
小説を読むまとまった時間がないというか
昔に比べて 長い文章を読む体力は
確実に失われていれると実感する。

とある日記で
知人が読んだと感想を書いていた。
「読みたい!」と思い図書館で検索をかけたら
なんと40人を超える予約が入っていた。
まぁ気長に考えて、、、なんて
その知人に話したところ「読む?」と
私に譲って下さったのだ。

久しぶりに読む恋愛小説。
読むのが遅い私は 実に3ヶ月を要し
その間にこの本は「本屋大賞」に選ばれた。

17歳の出会いから始まり
それぞれの人生を尊重しながら
一度別れ また同じ時を過ごすのだが
それは決して幸せなだけではない。
2人を取り巻く環境すべてに
悩み 苦しみながらの日々が綴られる。

もう1人 「互いの尊重」に重きを置く人物が登場する。
その人は 本を読む私に「は?」と言わせた。

な、な、な、なんでそうなる?

そして「は?」と言わせたその人は
主人公の背中を押す時に
それはそれは壮大な愛を告白する。

その愛に真夜中に触れた私は
本の中の出来事なのに 号泣し
寝るということが できなくなった。

どうする…もう25時を過ぎているのに。

久しぶりの恋愛小説を読んで
いい歳して号泣して眠れない。
そんな自分が なんだか面白い(笑)

小説を読むのも良いものだと思いつつ
またエッセイを読み始めた。

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