いつも皆さんの、
上手に楽しそうに手帳を使いこなしている投稿を読んでいる。
どうしても気になって読んでしまう。

予定を管理するためだけでなく、
日記として利用したり、
自分の事がよく分かるようになったり、
未来の自分を描けるようになったり、
自己成長のために、
前向きに手帳を使いこなしている。

ところが
自分は、と言うと、
何回挑戦してみても続かない。

何年かに１回、
迷いに迷って、
素敵な手帳を買い、
始めてみる。
おそらく方針のようなものをきちんと決めずに
曖昧な憧れだけで
フワッと始めてしまうのが
良くないのだろうか。

初めは張り切っている。
予定とか、
その日の振り返りとか、
食べたものとか、
やりたい事とか、
色々と記入していく。

１ヶ月くらい過ぎると今度は、
書くのを忘れてしまう。
予定が書かれていない、
日記にもなっていない、
そんな手帳ほど、
信用出来ない、
役に立たないものはない。

何で私には出来ないんだろう…

日々の予定をどのように管理しているのかというと、

①冷蔵庫に貼ってあるカレンダー
　　→家族の予定
②毎年献血をした時にいただく薄い手帳
　　→私個人の予定
③台所のカウンターに置いてあるメモ帳
　　→家でやらなくてはいけない事
④スマホのリマインダー
　　→外でやらなくてはいけない事

このように、
お洒落でも、何でもない。
しかも超アナログな方法に
結局は落ち着く。

日記的な要素は何もない。
前向きな未来への要素も一つもない。
必要最低限の記録があるだけ。

悲しくなってしまう…

メモ帳に至っては
子供達が処分する前の学校のノートの後ろの方に余っていたページを破り、
４等分に切って、
クリップで留めただけのもの。
お洒落の要素はカケラもない。

①冷蔵庫のカレンダー

家族の予定を各自記入していく。
５人家族なので、
何も無い日がないくらい埋まっている。

子供達は、
学校のテスト期間、
長期休みの始まり、
アルバイト、
ライブの予定、
友達と旅行の予定、等。

夫は、
ゴルフの予定、
夕飯を外で食べてくる予定、等。

私は、
ゴミ収集日、
PTAの用事、
保護者会、
たまに講演会や友達と食事、
月に１回の換気扇と洗濯機の掃除、等。

私が一番重要視しているのが、
皆んなのご飯の予定。
『夜✖️』週末には『昼✖️』もある。
特に夫のご飯予定。
夫が食べるか食べないかで、
ご飯メニューが変わってくるから、
ここは本当に重要‼︎

娘が大学生になって、
外食する日が増えてきた。
カレンダーにお父さんのマネをして、
『夜✖️』『昼✖️』
と記入するようになった。
ある日、
今日はお父さんが夕飯いらないから、
グラタンにするね！
と久しぶりのグラタンを楽しみに作っていた。
「ただいまー」
と夫が帰って来た！
「あれ？今日は夜✖️じゃないの？」
慌ててカレンダーを確認すると、
確かに『夜✖️』と記入されている。
夫も、「あれ、違う日に書いちゃったか？」
とカレンダーを確認しに来た。
よーく見てみたら、
娘の字だった。
いつもより急いで大きく書いたようで、
それが夫が書く感じにとても似ていたから、
何の疑いもなく夫だと思い込んでしまったのだ。

その日以降、
ご飯の✖️は、
名前とセットで書くように、
切実にお願いした。

②献血するといただける手帳

これは私が自分の予定を管理するために
使っている。
美容院の予約日、
講演会やコンサートの日、
習い事の日、
学校へ行く用事、など。
一番大切な情報は、
家族、両親、友達、など、
大切な人達の誕生日と年齢。
新しい手帳に変わる時に最初に記入する。
誕生日おめでとう、と言いたい人が、
そんなに多くないから、
一人一人がとても大切。

③台所のメモ帳

夜ご飯の後、
台所のメモ帳を持って、
「明日は何時に起きる？」
と子供達に聞いてまわる。

高校１年生の末っ子「いつも通り！」
　　→6時
高校３年生の真ん中っ子「いつも通り！」
　　→８時（高３の３学期は休みばかり）
大学３年生の長女「起こさない！」
　　→何時に起きてるか不明

小さい頃から私が起こしている。

娘が大学生になって、
登校時間が不規則になり、
私の方が先に家を出てしまう日は、
自分で起きなくてはいけなくなった。
やれば出来るみたいなので、
高校生までは起こしてあげる事にしている。
それでも、
早く家を出る日は、
大学生の娘も「明日は○時！」と言ってくる。

メモ帳は必ず、
○○→６時
○○→８時
○○→✖️
等、３人の起きる時間を記入する。
その後は、翌日、家でやらなくてはいけない事を記入していく。
・不燃ゴミ
・シャンプー詰め替え
・掃除機
・実家へ電話…等

他に、朝起きた時にすぐ思い出せるように、
冷蔵庫のカレンダーに書いてあるけど
重要な事も書き出しておく。
・末っ子お弁当いらない…等

このメモ帳に書いたものは、
見れば思い出せるので、
書いた瞬間に忘れても大丈夫。
そうやって頭の容量が溢れないようにしている。

心配なのは、
朝一番にメモ帳を見るのを忘れてしまう日が
迫って来ているかもしれないこと。
そんな日が続くようになってしまったら、
その時はまた
別の方法を考えないといけない。

④スマホのリマインダー

朝、家を出る５分前の通知
・社員証、PASMO、スマホ

昼休みにやる事がある場合はお昼頃に通知
・銀行
・無印良品で化粧水…等

帰りの用事は夕方に通知
・カーブス
・明日の朝用のパン…等

他には、
個人的に忘れないようにしたい事も
通知設定してある。
・週１回冷蔵庫のカレンダーの写メ
・３日毎にnote投稿（目標）…等

リマインダーに頼り切っているので、
見る瞬間までその用事をすっかり忘れている。
スマホを忘れてしまったら
何も思い出せない自信がある。

そのうち、
台所のメモ帳を見ること、
というリマインダーが
追加される予感がある。

今の私は
毎日を生きていくだけで精一杯。

手帳を上手く使いこなして、
もっと未来に向けて、
有意義な日々を送りたい。
おそらくそのためには、
もっともっと身の回りの物や事を整理して、
シンプルな暮らしにしないといけない。

前よりも少し進歩したのは、
noteを始めたことで、
自分が考えていることを
言葉に出来るようになったこと。
日々のちょっとした出来事を、
書き留められるようになったこと。
前よりも少し、
この先にどうしたいかが
わかるような気がすること。

それでもやっぱり
手帳術に憧れがあり、
いつか自分の手帳について投稿出来るように
なりたいな、と思う。

まずは身の回りの整理から‼︎