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ほんとにほんと、経済学ラストブログ。3つの学習法。

とある大学に入学して何となく日々を見送ってた頃もあります。
そのような最中、受講していた経済原論の講義で、
ケインズ経済学と出会いました。中谷巌の「入門マクロ」で。
そのケインズ理論の内容は、日銀の買いオペレーション。
心もとない数学知識を元手に、試行錯誤したけれども、
当時は分からなかったなあ。何故そうなるかが。

その10年後通信大学の原論のテキストで、それが
「資質」と呼ばれるものの効果だとやっと分かった。
「資質」を下げることで、投資、株価、GDPが上昇し、
特に不況に効果がある理論だと理解した。
今の子たちは10年もかからないかもしれないが。
あきらめない、粘り強く学習を続ければ、いずれ何とかなる。
しかし今は分からないという難問に出くわしたら、

その1,とりあえず「覚えよう」
良く詰め込み式教育が批判されたりするが、
確かに一理あるでしょう。ただ学習初心者にとっては、
何をやれば良いか?どんな本を読めば良いか?
分からない子もいるのが実情だ。
後でわかることもあるかもしれないから、
こんな時は丸暗記してしまうのも手です。加えてメモもして。
ケインズ理論の買いオペレーションは、国債を買い集めることで
投資、株式、GDPが上昇するという課題、問題を、
覚えておくべき。

これは高校、大学受験にも言えること。
例えば文系で何をやれば良いかわからない場合。
英単語7000語を丸暗記することをおすすめします。
すると英文がスラスラ読めるようになり。
英語の大問である、英文解釈が割と出来たり。
なので繰り返し助言します。
覚えられるところは覚えよう。歴史、国語なんにせよ、そう!
そうすれば常に大量の本を持ち歩く必要もなく、
さらに2,3冊の参考書をやり込むマスターすることで
学習能力の向上につながるでしょうね。

前例に挙げたのは、ケインズ一般理論でした。
GDPが上がることを覚えたら、なぜGDPが上がるのかを
その2,とにかく「考えよう」
やはり考えることはとても大事です。鳥が空を飛び、魚が水を泳ぐように、
人間は頭を使い考えることで進化してきたから。
こういった考え、アイデアを浮かべることは、
とても重要なこと。何故国債を買い集めるのか?
何故GDPが上がるのか?
すぐ見る、聞くなどする前に、一息ついて、考えよう!

その3答えを出そう
ケインズの一般理論という本は、
今でも経済学史の、難しい古典に分類される一冊。
しかしここで数学や物理学に頼ってしまうのではなく、
経済学を使って「答えを出そう」
何故ならば、ケインズの一般理論は、勿論、経済学、マクロ経済学の著作物だからです。経済学を使って、経済学の答えを出すことは大切です。
このようなトレーニングを続けることで、
様々な事象、現象に、経済学で語れる
答えを出せることに気づくはずです。
この手法は上級経済学でも役立ちます。
実はミクロを終えると、上級マクロが簡単に理解出来たり、
おすすめです!試してみてください。

経済学部に進むと分かると思うのですが、
3つの分野から一つを選ぶことになると思います。
その3つの分野とは
新古典派
ケインズ派
マルクス派
の3つです。
新古典派  ヒックス、マーシャル、フィッシャー
ケインズ派 サムエルソン、クルーグマン、マンキュー
マルクス派 レーニン、グラムシ、レオンチェフ
等です。得意な分野を選んで、学習を進めていくやり方が常套法ですね。
彼らの特異な技や術を会得するのが、経済学学習上達の、ベストな方法。
理論から忠実に、理論通りに沿って学ぶのもコツだと言えます。

最後に皆さんが行きたい大学、
行きたい学部に合格することを願って。


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