夜は長い。できない自分を愛したい。
「自分って全然だめだな」
そう思うときがある。
そのときは決まって、スイッチのオンオフを切り替えたように唐突に、明快に、訪れる。
人間だから完璧にはなれないのだけど、それでも自分のことを嫌悪してしまうときがある。
眠れない夜がある
「眠れるって、いいよね」というnoteを書いてしまうくらい睡眠は大切だと思っています。ただ、どうしても、眠れない夜があります。
自分の中で言語化できない不安が溜まっているのか。あるいはただ肉体的に疲労をしているのか。
なぜだかわからないけど、どうしても眠れない。そんな夜があります。
一人になりたいときがある
ときたま、あらゆる外部との接続を切って一人になりたいときがあります。
だれにも話しかけられたくない。
だれにも話しかけたくない。
やらなきゃいけないこと以外、なにもやりたくない。
わがまま過ぎるくらいわがままなとき。子どもよりも子どもっぽいとき。そんなときがあります。
人に迷惑をかけてしまうときがある
悪気は一切ないのだけど、いつも以上に人に迷惑をかけてしまうときがあります。
予定をドタキャンしたり。
約束の時間に遅れてたり。
心ない一言で傷つけてしまったり。
いつもできることができないとき。どうしようもなく歯車があわないとき。調子が悪すぎるとき。そんなときがあります。
そんなときは自分を甘やかす
自分の場合は、いろんな部分の調子が悪いとき、大抵、精神的にも肉体的にも疲労していることが多いです。
だからまず「肉体的」に自分を甘やかすようにしています。
着たい服を着る。
食べたいものを食べる。
眠りたいときに眠る。
長めにお風呂に入る。
マッサージに行く。
肉体的に、物理的に、自分に良さそうなことをしてあげる。肉体的に回復して、ちょっとだけでもやる気ができるようになってきてから、初めて精神的なケアをしてあげる。
自分の場合は、ただひたすら、すきなことをします。
河原で日向ぼっこしながら本を読む。
昼寝する。
すきな音楽を聴きながら散歩する。
おしゃれなカフェでおいしいカフェラテを飲む。
ふらっと遠出して温泉に入る。
風呂上がりにビン牛乳を飲む。
なんでもいいから、できるかぎり自分を甘やかしてあげる。
できない自分を愛してあげる
何も期待しない。何も要求しない。
やろうと思ったことができなくてもいい。
何もなくても、ただそのままでいい。
良い部分も悪い部分も、まるっと自分。
すきな部分も嫌いな部分も、まるっと自分。できる自分もできない自分も、まるっと自分。
自分で自分を認めてあげたい。
自分で自分を受け入れてあげたい。
どんなに周りから嫌われたとしても、自分のことだけは嫌いにならないようにしたい。
いつだって最後は、
自分の味方でいられるのは、
自分しかいないのだから。
自分が自分の敵になってしまったら、きっと世界のすべてが敵になってしまったような感覚になってしまう。それはあまりにつらく、あまりに困難だから。
だからどうか、自分だけは自分の味方でいてあげてほしい。
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「できないときこそ自分を愛してほしい。」
そんな願いを込めて、このnoteを書きました。眠れない長い夜を過ごしている方に届き、少しでも何かを軽くできたら嬉しい。
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TOP画像は、cotreeにいるサボテンとうさぎ。眠れない長い夜をイメージして。
2枚目の画像も、cotreeにいるサボテンとうさぎ。長い夜もいつかは明けることをイメージして。
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最後まで読んでいただきありがとうございます。