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F1日本グランプリ直前企画!F1ざっくり解説 日本グランプリの注目ポイント!

本日も読んでいただきありがとうございます!
今回は、日本グランプリ直前企画ということで、注目ポイントを書いていきたいと思います。
最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
それではいってみましょう!


注目のポイントというのは、まさに「日本」というキーワードにあります。
今のF1は、エンジン、ドライバー、チーム代表というF1では重要なポジションに日本が関わっています。
これらを順番に解説していきます。

日本のエンジン

まずは、先日の速さの解説でもお話しした通り、F1マシンで重要なエンジンがホンダによって供給されているというところです。

その前にちょっとした歴史をお話ししますと、

ホンダのF1参戦は、シャーシ、エンジン含め全て自社製造しフルワークス体制でチームとして参戦した1964年から1968年の第1期、1983年から1992年までエンジン供給を行った第2期、当初エンジン供給の形で始まり、後にフルワークス体制のホンダF1チームに移行した2000年から2008年の第3期、エンジンとエネルギー回生システム(ERS)をパッケージしたパワーユニット(PU)のサプライヤーとしての2015年から2021年までの第4期に分かれる。

ウィキペディア「ホンダF1」より

細かいところは気にせず、ホンダはF1に長い期間コミットしてきた会社だということだけ押さえておいて下さい。

そのホンダですが、カーボンニュートラル実現に向けた社内リソースの集中を理由として2021年を持ってF1から撤退しています。
ただ、その後もレッドブル・パワートレインズ(レッドブルのエンジンを作る会社)からの委託を受けてエンジンを制作・供給し続けているという状態です。
そのため、公式にはエンジンはレッドブル・パワートレインズのエンジンということになっていますが、中身は100%混じりっけなしのホンダエンジンです。
F1は順位によってドライバーとともに車(チーム)にもポイントが与えられ、年間で最もポイントを獲得した車にはコンストラクターズ・チャンピオンが与えられます。
現在レッドブルは、2022年、2023年と2年連続でコンストラクターズ・チャンピンを獲得しています。
今年も、1戦、2戦はレッドブルが1位、2位を独占して勝っているので、日本グランプリもワンツーを決めるのかに注目したいところです。

日本人ドライバー

「いやいや、やっぱりドライバーを応援したいよ!」ということであれば、日本人ドライバーを推していくべきだと思います。
そんな方におすすめなのは、角田裕毅選手です。
2021年からF1デビューして、今年で4年目の日本人F1ドライバーです。しかも今の時点でまだ、23歳と伸び代しかない選手なのです。

速さに関してはデビューした頃から評価が高かったのですが、チームとのコミュニケーションであったり、同じホンダエンジンを積んでいながら、マシン自体もあまり良くなかったりで、今のところ非常に我慢を強いられています。

ただ、昨年から少し落ち着いてレースができるようになり、チーム内の評価もかなり高くなっています。

今年も、3戦目に7位に入りドライバーズポイントも獲得しているので、上位5チームの牙城はなかなか崩れないかもしれませんが、上位チームにトラブルがあれば、10位以内に入れる可能性は十分にあります。
本国日本でのレース運びに注目したいところです。

日本人チーム代表

「日本人だからと言って素直に、ドライバーを推すというのは…」という通なあなたには、日本人のチーム代表に注目してみるのはいかがでしょうか?
今年から、ハースF1チームの代表に小松礼雄(こまつ あやお)さんが就任しています。

これまでも、F1レーサーであった鈴木亜久里さんが自分でチームを立ち上げてチーム代表になったケースはありました。
ただ小松さんは、F1チームのエンジニアを志して、単身で渡英しイギリスの大学に入学、その後幾つものF1チームを渡り歩きながら、エンジニアとして活躍し、今年からチーフ・エンジニアからチーム代表に昇格しました。
いわば叩き上げでチーム代表になった初めての日本人です。

ハースというチームは、ジーン・ハースさんというアメリカの機会工作会社のオーナーが立ち上げたアメリカ系F1チームです。
フェラーリからエンジン供給を受けていているのですが、潤沢に資金があるチームではないので、今のところ非常に苦戦していて、昨年のチーム順位は10位(最下位)です。
ただ、今年に入ってからは、2戦目、3戦目でポイントを獲得し、幸先のいいスタートを切っていて、チーム状態は上向きです。
ダンディなおじ様を応援したいのであれば、角田さんではなく、小松さん推しもありだと思います。

今回は以上になります!
F1の注目ポイントを日本グランプリに合わせて、「日本」をキーワードにして解説してみましたが、いかがだったでしょうか。
最後まで読んでいただいてありがとうございました!
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それではまた次回!


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