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【映画レビュー】「ヴァチカンのエクソシスト」実際したエクソシストがモデル

本日も読んでいただきありがとうございます!
「ヴァチカンのエクソシスト」をみたのでレビューしたいと思います。
最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
それではいってみましょう!


どんな映画?

教皇直属のエクソシストガブリエーレ・アモルト神父(ラッセル・クロウさん)は、スペインの田舎にある修道院に滞在中、悪魔に取り憑かれた少年ヘンリーを救うため現地に赴くという、いやゆるスリラー、ホラーものの映画です。


実在のエクソシストがモデル

映画の主人公である、ガブリエーレ・アモルト神父は実際にエクソシストとして活躍されていた人らしく、数万回の悪魔祓いをしたレジェンド的な人のようです。
この分野、全く詳しくないのですがエクソシストは実在しているんですね。

前情報なくても自然に映画に入っていける

冒頭の一連のシーンにより、ガブリエーレ・アモルトがどのようなエクソシストか、そして科学技術や医療が発達した現在のおける、教会の中でのエクソシストの存在意義に対する疑問などの背景が自然な流れで説明されているので、自然に映画に入ってくことができ、本題である少年ヘンリーへも違和感なく導かれるのでとても観やすい映画でした。

リズムの良い展開にも好印象

本編の悪魔退治についても、悪魔からの攻撃に対して、自らの罪を懺悔することで対抗するのですが、最初は本心から罪の告白ができずに、悪魔につけいられて逆境に陥ることになります。
並行して、悪魔に立ち向かうために、そもそもなぜ田舎にある修道院に現れたのかについても調査を行ったりと、単に戦うだけでなく戦いに至るまでの過程も描かれているので、ホラー映画のようにずっと緊張感が高まったままにならないところも、観ていて印象が良かったです。

イメージの違うラッセル・クロウさんでも可愛い

そもそも、わたしの中にあるラッセル・クロウさんは、「グラディエーター」の頃のイメージなので、この映画を観た時は、髭面でかつ剣闘士とはお世辞にも言えない体型だったので、正直誰かわかりませんでした。
ただ、映画の中では彼が自分の体よりも小さいスクーターに乗って、目的地に向かう姿は可愛く、映画の中でもいいアクセントになっていました。

いい要素は多かったけど

実在したエクソシストをベースにした物語という着想は、リアリティーをもたせつことにもとても役立っていたと思います。
映像についても、非常に精巧に表現されたいたと思いますし、迫力も十分にあったと思います。
ただ、悪魔に取り憑かれた少年が起こす騒動などは、他のホラー映画ほど大きなものではなかったですし、反エクソシスト派との確執も劇中ほとんど描かれることはなく、様々な仕掛けがあったにも関わらず、十分に活かすことなく映画がエンディングを迎えてしまった印象がありました。
おそらく、製作陣は続編までを想定していたように思うので、どこか突き抜けたところがなく、優等生な仕上がりになってしまったのが残念です。

今回は以上になります!
最後まで読んでいただいてありがとうございました!
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