結婚できそうにない理由


日ごろから結婚したいけど、できないから困ってんだろ!と
言い続けているので、そろそろできない理由を文章にしたい。

・経済力がない
これは金がないという話だけではない。まず、仕事がない。
職に就く能力がなく、家庭を支えるには不安な仕事しかない。
会社に入れたところで理解力が極めて遅く、仕事を覚えるのに一苦労し、
仕事をするのにも要領が悪い。そんな人間はそうそういなくて、
バイト先などでも同時入社の同期が複数いれば、俺が一番覚えが遅かった。
必死になって要求される習熟速度ギリギリに合わせられるかどうかだ。
わかりやすく言えば、頭が悪い。

よく学歴や会社で人間はわからないなどと言うけど、全くわからないわけではない。
生活においても家庭での計画、公的な手続きなどで能力が要求される。
ある程度の大学に入学できるレベルで、順調に昇進して安定した収入が得られる能力は
家族を支える能力にもなる。
全部が直結しているわけではないけど、全く仕事ができないと家庭の維持にも不安が出る。

難関大学を出て、優良企業に入っていても結婚で苦戦しているのに、
それ以下の人間が苦戦しないわけがない。
結婚の残酷なところは同じランク同士で結びつくわけではなく、高収入だろうが貧困層だろうが、
結婚するとなると同じ土俵に立たなくてはならない点だ。

まず低ランクの選択肢は高ランクによって駆逐され狭まる。
それではその狭い選択肢の中から縁を結ぼうとするが、これも大変厳しい。
自分が男性で相手が女性である場合、女性にランクによる選択肢の限定は男性ほど厳しくなく、
自分のランクに関係なく縁を取り持つことができる。

笑顔で話せて、気立てが良くて、楽しい雰囲気を出せる。
それができるだけで、結婚の可能性が女性の場合は出る。
そこに職業や学歴なんて関係ない。学歴や収入が高いと有利になることはあるけど、
別になくてもやっていける。
たまたま相手のいない高収入男性だって立場に関係なく選ぶことができる。
自分が男だからわかるが、女性にステータスは求めない。
自分が稼げるなら一層求めないだろう。

そうなると取り立てて高い能力のない男性は選ばれることはない。

そして、経歴は信用でもある。いい仕事をしているということで収入だけでなく、
人間性もそれなりに担保される。仕事は多くの人間に信用されて任されるから成り立つ。
そこですでに信用を綿密に測る必要がない。

仕事がない、収入が低いということでここまで見られる。
見る側はそんなこと考えないけど、直感で生きていく力を感じる。

まずは仕事をして、金銭を得る。それが最低ラインだ。
そこから相手を探して、婚姻にまで至る戦略を考える。
自分で仕事を探して、締結させ、収入にできる程度の社会性は結婚には要求される。

何より女性側が仕事で来て、全く仕事ができない男性が釣り合うだろうか。

主夫という概念もあるが、それは多くの人間に当てはまっているだろうか。
やはりステータスの低い男性が支えられて築く家庭は少数だ。
その少数をゴールに据えるのはあまりにも無謀だ。
宝くじで生計を立てようとしているのと同じくらいだ。

結婚や家庭の前に仕事をする、女性と対等以上になる必要がある。

・容姿の問題
接客業をしていると家族連れを見る。その家族の夫を見ると頼りがいを感じる。
包容力というのだろうか、落ち着きのようなものがある。
一方、独身で仕事もやってるのかわからないようなのを見るとやんちゃな子供を見るかのようだ。
何でいつまでも趣味の話をして1日を終えられるのだろう。もっと人生の目標とかないのかと思う。
そして、これは自分にも当てはまる。そういった人と見た目は変わらない。

大人っぽいとか子供じみてるという話ではない。
一見して家庭を持っていてもおかしくなさそうな雰囲気があるかどうかだ。
あるいは家庭を持つ姿が想像できるかどうかだ。

この観点で考えると、自分にはとてもそういう要素がない。
いつまでもとっ散らかった雰囲気で、特別背が高いわけでも顔がいいわけでもない。
初対面に侮られることだって少なくなかった。
なめられるような見た目をしているということだ。

どうだろう。家族の中心となる父親がただただバカにされてるというのは。
そういう人と一緒になりたいとは思えない。
家庭を築くというのは不安がつきものだ。ただでさえ不安なのに最初から不安しかない
人間と一緒になろうとは思えない。もっと安心できる人と一緒にいたいというのは当然だ。

浮気しない暴力を振るわないとか、そんなの当たり前でちゃんと家族の世話をして、
収入を得て家庭を安定させられるかも求められる。
経済力だけでなく、容姿からもそういうものを感じられる。
もちろんちゃんと付き合ったら仕事も立派で人格も整っている場合もある。

ただそこまでやってらんない。印象で人間は判断しがちだ。
まして、現実主義である女性は判断が厳しくなる。
初対面である程度の安心感と頼りがいは感じさせなくては先に進めない。

自分を見るとそういうものが結婚をするという点では欠けている。
清潔感が大事というのであれば全身の毛を沿って身体をしっかり洗いでもすればいい。
しかし、それで結婚できないのだから足りないものは他にいくらでもあるのだ。

あと、おまけにハゲている。何とかしたい。

・コミュニケーション能力
仕事や容姿でもわかるところがあるが、純粋に発言と返しが的外れだ。
適切な返しをしようとすると時間がかかるかできない。
発言も流されるようなものばかりしかできない。

もうこれだけでも結婚は遠のく要素しかない。
コミュニケーション能力は社会を生きる上では全てを司っており、
仕事を取ることも容姿を適切に正すためのアドバイスをもらうなどもできる。
この能力が不足しているから不満のある人生を送っているわけだ。

さらに男性はコミュニケーション能力は女性よりも劣っている。
その男性の中にあって、コミュニケーション能力が低いということは
女性から見たら石像とくらい交流不可に近い。

男性と女性で混じって話す機会があったのだが、そこで男性だけ分けると、
まず会話がない。誰かが提示したことに乗っかる一方で、続けて他の人が
提示したりはしない。みんなが提示した人間に乗り、また提示されるのを待っていた。

女性側は話から話を繋げる能力が高いのか、話が途切れることがなかった。
芯のある会話をしていたかは不明だが、場は盛り上がっていた。

ちなみに男性も女性と話すときは生き生きと話していた。
結構頑張っていたのかもしれないし、女性のサポートもあったのだろう。
何にせよ男性同士になった瞬間気でも抜けたのか知らないが、
コミュニケーションを放棄するのはいかがだろうか。

なお、この集まりは若年層ではない。社会に出て10年以上はしている人たちだ。
はっきり言って、インターンとかサークルで初対面の大学生同士の方がまだ会話できてた。

女性はそういうのにうんざりしているのにかみ合わない会話などする人間なんて
眼中にないだろう。

・人生の目標と軸
こういう仕事がしたい。売り上げを上げたい。会社を作る。
何でもいいのだが、こういった目標のようなものが自分は薄い。
確かにこうやって文章を書いて生きてはいたいのだが、その文章も一体どこに向けているのか、
定まってはいない。専門性が足りないし、改めて勉強もしていない。
非常にぼやけている。

店長を任されているが、自分が創業したわけでもないし、規模の拡大などもない。
店に関しては維持ができていれば十分なので、それは目標でも何でもない。

あと、強くなりたいわけでも優しくありたいわけでもなく、ただ何となく楽しければいい程度の
生き方をしている。

別に生きる上において悪いわけではなく、どう生きても勝手なのだが、
ともに歩む人がいる場合、そうもいかないだろう。
自分勝手に走られたり止まられたりしたら結婚生活は成り立たない。
だからと言って、行先のわからない結婚生活なんて恐怖そのものだ。

何か目標があり、軸に従っているのなら修正できるが、何もなければ正すこともできない。
あなたは何なの?って言われて答えが「?」だと困る。
決定的に結婚する理由に欠けている。

・知識や経歴の薄さ
その場で利用できる知能が低いのはどうともできないが、
蓄えてきた知識が少なく、やってきたこともたかが知れていては
一緒にいて何も話すことがない。これなら本を読んでいる方が有意義だ。

コミュニケーションが取れることで仕事ができて、その中で目標を見つけている。
知識はともかく経歴は十分に厚くなる。全てが繋がっていて、
そのどれかができないことで結婚の可能性が断然低くなっている。


子を成すというのはある種、人間の生物としての存在意義でもある。
存在意義で言えば、実際に子供ができなくてもいいが、環境が整っていれば、
ちゃんとできる能力があるというのが大事だ。

まして、家庭を持ちたいのにできない、相手すらいないなんて論外だ。
家庭を作ろうと思えば作れるが、作らないというのとは違う。
生物としての能力だ。

当初、結婚ができない理由にフォーカスして書いていたが、
どうやら生き物として問題があり、その証明でもあることが分かってきた。
今の状態では俺の生きている意義は皆無だ。俺でなくてもいいし、いくらでも代わりはいる。

というわけで、結婚できない理由を書いてみた。想像以上にしんどくなってしまった。
別に生きていくだけなら何も悪いことはない。そこに結婚というフィルターが入ると
到達しなくてはならないものが増えるというだけで。

あと、結婚できない最大の理由はこんな文を書いて、ろくでもないツイートをしているからだろう。
俺にとって結婚は遠いのよ。


と、ここで文章を終わりにするつもりだったけど、さすがにつらすぎたので、
少しでも結婚できそうになるにはどうするかを書く。
ここでは簡単に書くだけなので、別の記事でまた書くかと思う。

・人と会う
本当にこれしかない。少なくとも自分を好きにならない人たち、身体ともに同性の人たちと
たくさん会っても結婚どころか付き合うことすらままならない。
10人会ってダメなら100人会うしかないしそれでダメなら1000人に会うしかない。
そこまで会えば、どこかしらに気の合う人もいるだろう。
という気持ちを持つことそのものが大事なのかもしれない。
失敗を考えるとドンドン動けなくなってしまうので。

・発信する。
何が好きなのかどこにいるのかを言い続けるのも大事だ。
逆に女性は危険が伴うのでやらない方がいいやつだ。
つまり、非モテの男はどんどんやるべきだ。決定的な個人情報は明かさず、
人に迷惑をかけない形で自分の情報を開示するべきだ。

すると、どうだろう。

誰も興味を持たない。フォロワーだって増えないよ。

店長としてウェブメディアに載ったことあるけど、2人ほど観測用のアカウントに
Twitterをフォローされただけで、そこから何もない。そんなもの。

なので、非モテ男性は情報に過敏になる必要はない。
じゃあ、やったらどうなるのかというと、だんだん会う人が増えていくと
その発信が生きていく。会った時に話せなかったことがわかったりもする。
あるいは本当は興味持って話せなかった人が調べたりする。
これは会った母数が増えていくとそうなる確率が高まる。

ブログとかもいいだろう。人によっては動画も。

この時代に使える道具なので使えばいいし、ダメでも損はない。
まぁ、自分は内容が内容なので共感が少なく、興味持たれることもないが…。

なので、本当に好きなこととか楽しいこと、ポジティブインフォメーションを増やしていくといい。
あるいは読んでて楽しくなりそうなことを心掛けるといい。
間違えて恨みや嫉妬、苦しみや怒りなど書いてはいけない。
私のようになりたくなかったら…。

・外側を気にする。
清潔感は当たり前だが、服や健康にも気を遣うといい。健康というのは運動をすることも
含めてだ。食生活を見直し、運動をすることで服も似合うようになるし、精神もよくなる。
どことなくキレイな感じになる。これは男女共通だ。何より損がない。
やはり健康は最高。体力も付くので外にも出られる。仕事もきっとよくなる。

と、こんなところだ。単純なことだが、これがいかにできてるかが重要で、
この辺が土台になる。見た目でも口先でもモテなかったのだからこれくらいはしよう。
仕事が忙しくてできないとかあるのかもしれない。
やれる限りやるか仕事を見直す時期かもしれない。
そう考えると恋愛や結婚は自分を変えるチャンスでもあるのでそんなに悪いものではない。

今のままでいるのは誰でもできるし、長い人生そのままというのも退屈であるので、
恋愛や結婚に向かって自己改造して転生気分を味わうのもいいだろう。
ダメでも健康とテクニックが身に着くのでスキル付与にもなる。

じゃあ、具体的にどうやって人に会うの?とか運動ってどうすればっていうのは
店に来たら…っていうのはないが、別に書こうかと。

モテないことや結婚できないことを嘆くのならこれくらいやってからでもいいでしょう。


読んでいただき、ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。 ところでこの「さぽーと」って何ですかね?神が使う魔法かなんかですかね??良くわかりませんが、これ使う人は人間以上の徳がある人なんでしょうね。