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つぶれない店の法則。「絆と大将と客」

どうも。ふみです。

文章を書く人向けの記事を書いたり、
名言を紹介したり、本を書いたり、
全く新しい共同運営マガジン『凡人たちの革命軍』の運営をしています。

今回は、
絆こそが最強である
というテーマでお話ししたいと思います。

その前にちょっとお知らせを。
なんと!
「凡人たちの革命軍」のオープンチャットが運営スタートしました!

今後も頑張っていくのでぜひ応援お願いします。


製品の限界

まずこれを考える上で知っておきたいのが「製品の限界」に近づているということ。

これは衣服など以外にもラーメン屋などいろんな製品が当てはまります。

もちろん。iPhoneも。

今、どんどん技術が発達していき、「素晴らしい」製品が当たり前になってきています。

全体的に品質が向上しているんですね。

ラーメン屋で例えると「美味しい」がスタンダードになってきてるということです。

これはもちろん、素晴らしいことです。

素晴らしい製品を提供することは何よりも大切でしょう。


ですが、メリットの裏にはデメリットがあるわけでここでもデメリットが発生します。

それは「品質」以外で競争しなくちゃいけないということ。


品質以外の勝負

もしラーメン屋が2軒あったとしましょう。

A店もB店どちらとも「おいしさ」を追求するあまり、同じ「おいしさ」のラーメンが出来上がりました。

どちらもとても美味しいです。

ですがA店は600円なのに対し、B店は500円で提供しています。

すると、お客さんは自動的にB店に流れていきますよね。

だってどっちも美味しいんだから安いほうがいいでしょ。

そうしてB店はがっぽり稼ぎます。

逆にA店は売り上げが減っていきます。

もう耐えきれなくなったA店は450円に値下げしました。
すると次はA店にお客さんが流れていきます。

あとはもう想像通りでしょう。

次は400円に。
その次は350円にという具合でどんどん値段が下がっていきます。


ですが、これではダメですよね。

これのイタチごっこは、ゴールがないだけではなく、
進めば進むほど利益が減っていきます。


最強の店

ですが、価格を変えず&売れ続けているラーメン屋Cがあります。

やっさんという大将が切り盛りしているラーメン屋です。

そこでは9割が大将目当ての常連さん。
残りの1割が初見さんです。

これは、町の居酒屋などでも時々見る光景ではないでしょうか?

大将の人柄、お客さんの人柄に惚れてしまう店。

もはや、「食事のため」にラーメンを食べにきているのではなく、
「会話のため」にラーメンを食べにきています。


ではC店はBやAと何が違うのでしょうか?

そうですね。「絆の深さ」ですね。

絆が深いから、その人と一緒に話せることそのものが商品になっているんです。

人は結果もよく見ますが、同時にストーリーも見ています。

この場合だと、ストーリーは「大将とオレ」の関係です。

そして、そのストーリーを更新すべく毎日通っているんです。


絆is商品。それは最強。

ですが、ビジネス的な視点だとこの「絆」が商品になっている場合が最強です。

なぜなら、価格が関係なくなっているからです。

もしくは、「大将と話せること」が商品になっているので、
その値段は「安い」と感じるでしょう。

「絆」が商品になっているときは大将が死ぬまで店が回り続けます。

だって、絆は時間経過でぶっ壊れるようなものではないし。

もっというなら、おすすめとして常連さんが紹介して新規の人が増えるかもしれません。

もし店の経営が苦しいなら
「大将死んでくれるなよ」と笑いながら
少し高めのラーメンを買ってくれます。

これのレベルが高いと、客が店を切り盛りすることも。

すごいですよね。


このように、常連というだけではなく、そこに深い絆があることで、つぶれない店になるんです。


というわけで、今回は、
絆こそが最強である
というテーマでお話させていただきました。

それでは、素敵な1日をお過ごしください。

以上、風山ふみがお送りしました。

◇◇◆◆◇◇◆◆◇◇◆◆

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