架空の球を打つとき、その瞳は何をとらえる。
夏の風物詩、甲子園が開幕した。
高校球児たちの2度とこない夏が、連日メディアで取り上げられている。
私は野球にそこまでの見識はないが、夫は甲子園出場経験もある本格派だ。
なので、結婚したときから、この時期の夜のすごし方は、夫婦で熱闘甲子園視聴と決まっている。
高校野球の魅力は、なんといってもドラマ性。
マンガの登場人物のような各校のエース達が、これまたマンガのようなサヨナラ逆転、あと一歩の惜敗にむき出しの感情をのぞかせる。
作り物にはない、あのリアル。
少年たちの熱い夏