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VacationならぬDaycation? 高級ホテルの部屋が分単位で借りられる「Recharge」を使ってみた

Rechargeはサンフランシスコを拠点に設立してわずか1年足らずのスタートアップ。アプリを使って最寄りの提携ホテルの部屋を1分につき$0.66 (約70円) で借りることができる。TechCrunchによると一昨日、Binary Capitalをリードに$2.3M (2億5000万円) の資金調達を発表している。家に帰るには少し遠いが、仕事の合間に近場でシャワーを浴びたい、ホッとしたい、個室でスピーチの練習をしたい、会議資料の作成をしたいというビジネスマンや、プライバシーのある場所で赤ちゃんに授乳をしたいという女性には嬉しいサービス。サンフランシスコ市内ではすでにパートナーホテルとしてHyattやStarwood等の著名ホテルが名を連ねている。


1. まずアプリを開き、アカウント登録と支払い情報を入力。すると画面に自分の現在地が表示される。次に「最寄りの提携ホテルを探す」をタップ (下写真左)

2. すると最寄りの提携ホテルの情報が表示される。今回は徒歩10分のところにPark Central San Franciscoというホテルがあったのでこちらに決定 (下写真中央)

3. 予約ボタンをタップし、目的地へ出発!(下写真右)

4. ナビに従って歩いていくとホテルに到着 

5. チェックインカウンターに行くとRechargeの看板を発見!

6. カウンターで携帯画面とIDを提示するとルームキーが手渡され、あっという間にCheck In 完了!

7. エレベーターに乗り早速部屋へ移動 ワクワク!

8. ドアを開けると...... 綺麗な部屋!!

9. ホテルへのチェックインと同時に携帯画面が切り替わり、最初の15分はComplimentary Timeとして無料。

10. お茶を入れ、シャワーを浴び、合計30分ほどゆっくりし、Refreshしたところで写真下のチェックアウトをタップ  (写真中央) 

11.  Reviewを提出して退室!

12. カウンターにルームキーを返却

13. チェックアウト後間もなくメールで通知が届く。今回は合計約30分 (Complimentary Time 15分無料 + 12分)の滞在でたったの$7.92!


感想

空き部屋をうまく活用したいというホテル側の思惑に対し、Rechargeの「宿泊客」だけではなく、仕事や仮眠、シャワーや着替えと言ったより多様な目的を持った「休憩客」を呼び込もうとするビジネスアイディアは画期的。もちろん当面は薄利で清掃・ベッドメイキングと言ったコストやセキュリティの問題もでてくるでしょうが、Scaleしていけば新しいホテルの利用価値創出が期待できる非常に楽しみなビジネス。一連の体験を終えて「これはまた使いたい」と思わず感じてしまうサービスでした。

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定期的にシリコンバレーで話題のサービスを「使ってみたマガジン」にして発信していきたいと思います。面白いコンテンツも予定しておりますので興味のある方は是非フォローして頂ければと思います。

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