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【惣菜de減塩#308】魚藍亭 復刻 よこすか海軍カレー 塩分2.0g

こんにちは!減塩生活中のかずさんです!

金曜日はカレー曜日、なんて言葉があります。その昔、CMでも流れていましたね。これは長期に渡り海上で行動する海軍の習慣で、曜日感覚を持てるように金曜日の献立をカレーにしているそうです。ちなみに我が家は月曜日がカレーの日になっているようです。

海軍のカレーといえば、発祥の地は横須賀だそうです。ちなみに舞鶴と呉では「肉じゃが」発祥の地がどちらか?の論争もあるようです。カレーと肉じゃがは使う具材も調理方法もよく似ていますね。

横須賀海軍カレーの場合は、カレー風味のスープに小麦粉でとろみをつけて白米と一緒に食べやすくしたものだったようです。今のカレーとどう違うのだろうかと気になっていたらレトルトで発見しましたので今回ご紹介することにします。

魚藍亭 復刻 よこすか海軍カレーです。日本の洋食、復刻カレーライスと書かれています。パッケージ写真がみるからに懐かしさを感じるカレーですね!どこらへんにそれを感じるんだろう。カレーソースの濃度とか、具材の大きさですかね。

栄養成分表示によると、一袋(200g)あたりの食塩相当量は2.0g。レトルトカレーで内容量200gは結構ボリュームありです。カロリー、脂質、炭水化物も結構多めですね。とはいえ、兵士に栄養をつけさせるために考案された食べ物ですからね。そこまで含めて復刻されていると思うと感慨深いです。

湯煎して温めたレトルトカレーをライスの横に流しかけます。パッケージ写真とはちょっと趣は違うものの、カレーソースのぽってり感や具材のサイズ感からレトロな雰囲気が漂います。

カレーソースの色はやや褐色がかった黄色。小麦粉とカレー粉を炒めてバターなどの油脂を加えて練るとこんな色合いになるんだろうな、と想像できます。

具材は今どきのカレーに比べてちょっと小ぶり。サイコロ状のほどよいサイズの牛肉、にんじん、じゃがいもがカレーに馴染んでいます。スプーンに6つ具が載るくらいの大きさですが、食欲が落ちていて大きな口を開けられないときにもするっと入っていきそう。具にはよく火が通っていて、カレー風味の一体感がありました。

ライスとの相性はバッチリ!さすが、お米に合うようにジャパナイズドされた日本の「洋食」であります。いかにも小麦粉で作りました、の典型的なカレーなのですが、その粉っぽさが却って食欲をそそり、次から次へと食べ進めることができます。懐かしさ半分、意外性半分の不思議な感じ。小麦粉でルーにしているから脂っぽさが抑えられているのが良いのですかね。うまい!うまい!とバクバク食べている当時の青年の姿が目に浮かびます。

ザ・昭和洋食のカレーって感じですが、これはこれで美味しいですね。時々食べたくなる、しかも洋食店で食べたくなる味でした。

ごちそうさまでした。

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