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不思議な話23      「拾った石」

 先日YouTubeで、「石を拾って持って帰ってはいけない」と言うのを見て思い出したお話。

 職場の友人と三重県に旅行に行きました。

 三重県定番の夫婦岩、伊勢神宮(外宮・内宮)、おかげ横丁、猿田彦神社などに行きました。

 夫婦岩に行ったとき、二見輿玉神社をお参りし、夫婦岩を満喫したあとで、砂浜に降りました。

 砂浜を見ていると、楕円形のつるつるの石を2つ見つけました。

 特に石を集めているわけではないのですが、無性にその石を持って帰りたくなって、自然に持って帰りました。

 見つけたときは、友人達に見せたのですが、持ち帰るときは、何も伝えずそっとポケットにいれていました。

 帰宅してから、毛糸でお守り袋を作って、お守りのように大切に持っていました。

 そのあと、パワハラがひどくなり、精神的にも追い詰められたり、転職しても保険料の天引きを忘れられて、一括で差し引かれ、その月の給料が半分以下になったり、自分のやりたいことができる職場にいけたと思ったら、またもやワンマンパワハラ職場を選んで、や見かけたり、ひどいものでした。

 そして、なんとなく石を見ると、ひとつには「佛」、もう一つには、「念」という字がうっすらと書いてありましたら。
 
 拾ったときに石の裏表しっかり見ていましたが、気がつきませんでした。

 うっすらととはいえ、普通にみえる文字でした。

 なんで、気がつかなかったのか不思議なほどです。

 その後、一緒に旅行に行った友人の一人に話しました。

 すると「なんで石なんか持って帰ったん?石は持って帰ったらあかんもんやで!しかも、水辺の石やし。はよ返しといで!」と、しかられました(笑)。

 あの時、友人に持って帰ることを伝えていたら、全力で止められていたんだろうなと、想像ができます。

 きっとそれが嫌で、言わなかったのかな?っと思ってしまいます。

 川の石を、持って帰ったらいけないことは知っていたので、あの時は自分らしくない行動でした。

 そもそも石を集める趣味はありません。

 その後、夫婦岩の所の砂浜に返しに行きました。

 誰にも拾われないように、海の中に入れました。

 

 

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