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レビュー#61 ラーゲリより愛を込めて

第二次大戦後の1945年。そこは零下40度の厳冬の世界・シベリア…。わずかな食料での過酷な労働が続く日々。死に逝く者が続出する地獄の強制収容所(ラーゲリ)に、その男・山本幡男は居た。「生きる希望を捨ててはいけません。帰国(ダモイ)の日は必ずやって来ます。」絶望する抑留者たちに、彼は訴え続けた――身に覚えのないスパイ容疑でラーゲリに収容された山本は、日本にいる妻・モジミや4人の子どもと一緒に過ごす日々が訪れることを信じ、耐えた。劣悪な環境下では、誰もが心を閉ざしていた。戦争で心に傷を負い傍観者と決め込む松田。旧日本軍の階級を振りかざす軍曹の相沢。クロという子犬をかわいがる純朴な青年・新谷。過酷な状況で変わり果ててしまった同郷の先輩・原。山本は分け隔てなく皆を励まし続けた。
2時間13分 2022年

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辺見じゅん原作のノンフィクション『収容所(ラーゲリ)から来た遺書』を映画した作品、興行成績が良くなかったようですが、当時の嵐ファン、ニノヲタには難しい内容だったかもしれませんが上質な歴史映画です。
脚色はあるんでしょうが「ソ〇きたねー」。
日本人将校が日本人捕虜を監視するって、戦中、戦後とはいえ、理解できないなぁ。

それにしてもほぼ野犬なのに、肉付けがいいなぁ。あと、10年捕虜にされていたのに、みんなこざっぱり。

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