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離島から世界へ

島根県の北に浮かぶ隠岐諸島の一つ、海士町(中ノ島)に住み始めてから4年が経とうとしている。

海士町に来たきっかけは、離島が好きだったわけではなく、なりよりも仕事が面白そうだったからである。

「島食の寺子屋」という、離島で和食料理人を育てる学校のプロジェクト。
ちょうど前の会社を辞めたあとに、海外に関わりながら生産現場の仕事ができないかと考えていたら、たまたま「島食の寺子屋」のことを知った。

このプロジェクトの発案には、東京駅に日本料理店「しち十二候」を構える、斎藤章雄氏も関わっている。
今まで目も向けたことのない日本海に浮かぶ離島で、世界が注目している和食の料理人を育てようしていることが非常に興味深く、運営メンバーに加わった。

「島食の寺子屋」は、島でその日に採れた食材のみを用い、四季を通して一年間学ぶ。海・山・里に囲まれた離島だからこそ、全ての現場が繋がっていて、島の中で循環が完結する。

都会でお金を出しても得られないものが、「島食の寺子屋」では体得することができる。日本のみならず、世界の人にとって和食を体感できる場所に違いない。

離島から世界に伝えれることもあると思うとワクワクする。

【島食の寺子屋】
http://oki-ama.org/washoku-terakoya/campaign2019/index.html

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