教員がうつ状態になるまでの記録

教員がうつ状態になるまで1


いまに至るまでを、ゆっくりと思い出しながら、記していこうと思う。思い出し思い出しなので、時系列が前後することもあるとは思うのだけれど。
幸いうつ病までは至っていないようなので、抗うつ剤を飲みながら、仕事量も軽減してもらって、なんとか勤務はできている。が、思考力の低下、意欲の低下、動作の緩慢さ、無理が効かない、つきまとう倦怠感、といった色々と働く上でなかなか大変ではある。

もともと仕事は忙しくなったが、負荷が極端に増えたのはコロナが騒がしくなった2020年くらいからだ。私は4月に新しい分掌の、あたらしい仕事に配属された。
教務部と言われる部署で、学校での教育活動に関する諸々を取りまとめたり決めたりするような仕事をする部署だ。
例えば、時間割を作成したり、年間の行事予定を作成したり、教員の休暇調整をしたり、考査の時間割を決めたりと、とにかくいろんなことを調整する部署だ。
タダでさえいろいろやらないといけないこの部署で、コロナ対応で、状況が2転3転するなかで、緊急に対応しないといけないことが山程ふえて、疲弊する一方だった。


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