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機動戦士ガンダム 水星の魔女 第22話感想 ミオリネ復活。そしてクライマックスへ

本日は、6月18日に放送されたアニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』第22話の感想を書いていこうと思う。

ミオリネの復活

まず、今回印象に残ったのが、ミオリネの復活。あまりの凛々しさに目を奪われた。
初登場からオーラを纏っていたキャラクターだが、大きな挫折からの復活を経て、ここにきて更に上の段階に進んだように見える。

ここまで色々あったものの、ようやく二人で話す時間を作れたスレッタとミオリネ。ドアを隔ててお互いの心境を吐露するシーンは、心にくるものがあった。

そして、スレッタの言葉を受けて、布を脱ぎ捨てて「自分から扉を開けに行く。」という選択をしたミオリネ。
扉を開けてもらうのではなく、自分から行動する。純粋に感動するシーンだった。

ミオリネが立ち上がり、ゆっくりと歩いてドアに向かって行く。
その足元だけを写したシーンが印象的だった。

グエルという男

そして、外せないのがグエルの粋な計らい。

ミオリネと再開するため、グエルと決闘することになったスレッタ。
その決闘手段がフェンシングというのがなんとも…。ファーストガンダムのクライマックスを思い出し、懐かしい気持ちになった。

決闘を終えた後のグエルの「バカだな、俺は…。」と、微笑みながら呟くシーンが印象的だった。
グエルなりの優しさなのか。色々な意味がこもっているような呟きで、趣深かった。
グエルだったら、スレッタとミオリネを合わせることは簡単にできただろう。
そこで、なぜ決闘という手段をとったのか?
これは、グエルなりのけじめの付け方なのかなと思う。スレッタへの想い、ミオリネへの想い、色々なものをひっくるめて、決闘という手段をとったのかなと思う。
本当にいい男だよ。グエル。

キャリバーン初登場

前回で存在が明かされた、新型ガンダムの「キャリバーン」。
第22話の後半パートは、キャリバーンの起動と初陣が印象的だった。

ここにきて機体の乗り換えがあるとは思わなかっただけに、やはり新型の登場と出撃はテンションが上がる。

機体カラーは、まさかの白。こういうシンプルなデザインに巨砲を構えるというスタイルがとても好きだ。

友人がTwitterで呟いていて印象的だったのが、キャリバーンのシルエットだ。

なるほど、言われてみれば、ライフルを展開した姿は、まるで”魔法の箒を持った魔女”のような感じがある。

気になるキャリバーンの初陣は、まさに無双状態。スレッタのパイロットとしての技量を見せつけられた。
長砲身のライフルを振り回し、次々とガンドノードたちを堕としていく。すっかり画面に釘付けになった。キット化されたら、ぜひとも作ってみたくなった。

兄弟

ラストでは、21話で不穏な様子だったラウダが、ここに来てシュバルゼッテを駆り登場した。

なんとなく予想はしていたが、本当に兄弟で争うことになってしまうとは…。
次回はスレッタとエリクトの対話だけでなく、グエルとラウダがどんな対話をするのか、非常に気になる。

最後に

新型機の登場に、戦闘シーンの気合の入りっぷりも、まさにクライマックスという感じだ。非常に見応えのある面白い回だった。

しかし、これは本当に残り2話で終わるのだろうか?
まだまだ多くの要素が展開しているが、どのように収束して行くのか。

最終回は1時間スペシャル!なんて展開もあるのかもしれない。

次回もどんな展開になるか、楽しみだ。

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