人間が自由に操れないモノが二つ。

それは、"生命"と"時間"だと思います。

よく漫画とかに「永遠の命を手に入れるために戦う」とか言うキャラクターがいますよね。

(仮面ライダーゾルダ：弁護士・北岡秀一が変身。「ライダーの戦い」に参加した目的は、不治の病に侵されており"永遠の命"を得るため。『仮面ライダー龍騎』より)

しかし、現実世界にそんなモノがある訳もなく。
人間も、動物も、植物も、命あるものには必ず死が訪れます。

どれだけ時代が進み、医療が発達しようが。
この法則はきっと破れないでしょう。

"時間"もそう。

『ドラえもん』のタイムマシーン。

それに『仮面ライダー電王』のデンライナー。

漫画や特撮ドラマを観ていると、「俺もあの頃に戻れるんじゃねーかな？」(タイムスリップ)とか思いますよね？

因みにこのような発明があったら、僕は高校生の頃の部活を思いっきりやっていた「青春の1ページ」に戻ってみたいですね。笑

ですが「失った時間は取り戻せない」のが、現実です。

「あの時、こんな事していなければ…。」
「あの時、ここをもっとこうしておけば…。」

そんな「後悔」の一度や二度。多分、皆さんにもありますよね…？

最近だと、TOKIOの山口達也さんなんて今「めちゃくちゃ後悔してる」と思います。

一時の酒の勢いで、被害者を出し、抱えている仕事は全て白紙になり、何よりTOKIOとして長年積み上げてきた功績に泥を塗る事になってしまったのだから。

正に山口さんこそ「あの時、こうして置けば…。」と思ってるんじゃないでしょうか。

タイムスリップができるとしたら、直ぐにでも時間を戻してやり直しに行きたい所でしょう。

"後悔してもし切れない"って、こんな感じですよね。

山口さんが悪いと言う事は分かっているけども。やはり同情はしてしまいます。僕は。

今回、山口さんが失ったモノは"生命"でも"時間"でもなく「信用」だと思います。

TOKIOと言う長年、愛され続けてきたグループのメンバーだけに、この損失はかなり大きいでしょう。

キングコング西野さんが『貯信時代』(貯信→信用を貯める)と言う題名のビジネス本を書こうとしていた位、いまの時代に「信用」を失うのは中々リスクがデカい。

ですが、僕は"命"や"時間"は無理でも「信用」はその後の行動次第でいくらでも取り戻せると思っています。

確かに、一部の人(やコミュニティ)とは修復が厳しくても。生きていれば沢山の人と出会います。「信用」は新たに創造する事だってできるからです。

山口さんのこれからの行動に注目して行きたいです。

以上。

"生命"と"時間"は、こちらの都合でコントロールする事やそれ以上増やす事はできない。
だけど「信用」は違う。自分の行動次第で、簡単に失ってしまうモノでもあるし、新しく幾つも作り出せる。

「信用」を失ったら、取り戻すための行動を起こせ。

と、言う話しでした。m(__)m

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