たによしです。

#週1note という企画に誘われて、ノリで参加して、これから週1でしばらく書いてみることにしました！

私は11月末で、今まで働いていた会社を退職し、12月からニート生活を送っています。ニート生活は暇で、人と会うのが難しかったので「孤独」と向き合う時間になっています。今日は「孤独って自分と対話する良い機会なのでは？」という話をしたいと思います。

ニート初期に感じていた孤独

ニート序盤は、送別会や忘年会を入れて頂き、夜は予定がありましたが、日中は、幾つかの旅行などを除いてほぼ廃人でした。Youtube、TVer、プライムビデオを中心に更新を常にチェック（YouTuberと若手芸人に大変詳しくなりました）、その合間に気分で読書、ジム、銭湯、食事といったダラけた生活を送っていました。

1週間位はそんな生活も楽しかったのですが、すぐに飽きてしまい、孤独な気持ちでいっぱいになりました。

まず、何もしてない事への罪悪感が生まれてきました。今まで会社で保障されていた「価値を出したら認めてくれる」という環境が無くなり、自分の存在価値を感じられなくなっていたのです。

また、話す相手がいないこと、返信が返ってこないことへの寂しさもあり、それは同時に、「今自分が連絡しているのになんで返してくれないんだろう？」という（柄にもないメンヘラ彼女的な）怒りにもつながっていました。

ここまで人と離れる期間を過ごしたのは、たぶん人生初めての経験です。小中高でもなんとなくクラスのグループの中にいて、浪人時や大学でもサークル、ゼミ、勉強仲間はいたし、社会人になっても会社生活や社外でのコミュニティなど比較的充実していました。「人に嫌われる」恐さは今までもずっとあるのですが、今回、「人に関心を持たれない」がこれだけ恐いことなのかと感じる機会になりました。

負の感情が生じた原因

今回、孤独に端を発して負の感情が生じた原因を分解していくと、大体2つに分解されます。

①「価値を生み出さないといけない」という強迫観念
自分の中の罪悪感は、そもそも、「価値を発揮しないといけない」という強い強迫観念から生まれてきたものでした。なにか価値を発揮しないといけないという気持ちが刷り込みされており、そのルールが急に崩壊したことに焦りや罪悪感を覚えました。

②自分の前提と相手の前提の同一視
「自分がこういう気持ちなんだから、相手もこういう気持ちだろう」と思ってしまうことは日常でも結構あるのではないでしょうか？私の場合は、暇な自分の基準で返信を求めたり、「寂しい」の気持ちを同じように持ってほしいと思ったり、自分の前提が無意識に現れていました。

孤独とのベストな付き合い方は？

まず、私自身は、孤独に気づいたことはとても良いことでした。物理的に会社や人と距離を置くことで、改めて、仲間を大事にしていたこと、無意識に何か価値を出すのに頑張っていたことを認められた気がします。なので、孤独を解消するということよりは、孤独と向き合うという方が大事な気がします。最近出逢った（貸して頂いた）素敵な本の一節でこんなことが書かれていました。

孤立から私たちを解き放つのは、他者と対話しようとする努力である。だが、問題が孤独の場合、対話の相手は自己になる。
～中略～
孤独はときに、情愛の発露となる。人は、孤独を生きることによってはじめて、自らの内部に、それまで感じ得なかった愛憎の炎を見出すことがある
―――『悲しみの秘義』（若松英輔著 p.102-104「18.孤独をつかむ」）

孤独があるから、誰かへの愛も感じることができて、それはもしかしたら、すごく幸せなことなのかなと。何となく孤独に触れた時、自分がやってみてよかったことを書いておきます。

①会いたい人だけに会う
「誘われたら断らない」「チャンスはいつあるか分からない」が信条だったのですが、自分がピンと来たものだけ行くようにしました。そして、逆に、会いたい人に会うための機会を自ら作っていきました。

尊敬する同期、心の内側を話せる旧友や先輩の方、単純に働き方・生き方に興味のある昔会った方、、、出会う機会を自ら作っていくことですごくいい言葉をもらいました。

②何もしない自分を許す
仕事で結果が出ない、そもそも何か自分が価値を出せていないという時、その自分もその自分で「充電期間」として許すことも大事かもしれません。僕は、心から自分が素敵だなと思う人が「私もネット漫画読みふけってた時期があったよー」という言葉を聞いて、じわじわ安心感が湧き出てきました。そんなときも含めて、自分。

孤独をつかんで一緒にもがく仲間も、自分の周りに沢山増えるといいなぁ。

最後

周りに、毎日note書いてるみたいな方いますが、本当にすごいなと改めて感じました。。。

実は、来週からはインドに行っております！来週からはそこで感じたことを中心に書きたいと思います。さすがにネタ不足にはならないはず。。ぜひ来週も読んでください～。更新はTwitterにて。

週1noteのその他のnoteはこちら