※今記事は、"幕間２"の文章部分におきまして、本編未読の方には盛大なネタバレを含むことと、本編未公開の内容となりますので、そこだけ有料記事とさせて頂きます。

　先日、メインで連載しておりました長編ファンタジー小説『風は遠き地に』が完結いたしました。完結への思いなどは別で語るとして、ここに"書いたけれど、本編に入れなかったあるエピソード"を公開したいと思います。
　なぜ入れなかったのかと言うと、場面が浮かんで書き出したものの、「なんかまだ違う気がする」という違和感が拭えなかったからなんですが…。しなみにその理由は、その後すんなり通る展開が降りてきて、「ああ、そうだったのか」と納得した次第です。それは、本編で展開しています。
　ん？　ちょっと何言ってるかわかんないですね。私も分からないです(汗)。
　でも私の場合、プロットらしいプロットもなく、浮かんだ場面を繋げていくような感じで書いているので、すんなり行かない時は、思い描いてる場面が"なんか違う"時なんです。で、一番しっくりくる場面を、解像度を上げながら文章に落とし込んでいくんです。
　なので、この場面もちょっと違う気がして外したんですが…なぜか消してしまう気にもなれず。じゃあ、こういう形で公開してみようと。

　舞台は、＜第五章 竜が啼く＞の、最終決戦が終わったあとの夜。
　壮絶な戦いを乗り越えた啼義(ナギ)の、ちょっとしたエピソードです。
　なぜ＜幕間 2＞なのかと申しますと、実は第一章の最後の方に、＜幕間＞というのが存在するからなんですね。
　本編には実際に組み込んではいませんが、もしかしたら、やっぱり啼義は"経験した"のかも知れません。
　お楽しみ頂けましたら幸いです。

　尚、本編そのものは以下に掲載してますので、よろしければぜひ、覗いてみてください。無料でお読み頂けます。
📚小説家になろう https://ncode.syosetu.com/n5601hf/
📚カクヨム https://kakuyomu.jp/works/16816700428155671702
📚pixiv https://www.pixiv.net/novel/series/7877578