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オーストラリアで初野宿・まさかの悪夢(オーストラリア旅 9/21)

”危うく襲われるんじゃないかとヒヤヒヤしました”

前回の続き

https://note.com/sendai208/n/n135ef1d0b711


次の行き先はチャーターズ・タワーズ。

タウンズビルというオーストラリア北東部の街からヒッチハイクをした朝、待ち続けて大体40分程度で1台の車が僕の前に停まってくれた。


自「おぉ〜ありがとうございます!どちらへ行かれる予定ですか!?」
オージー「チャーターズ・タワーズだ。ホワイトボードを見たもんでさ。」

めっちゃ嬉しかった。日本を出る前にホワイトボードを買って良かったと感じた。ダンボールと違って繰り返し書けるのが魅力的だ。

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1 最初に訪れた内陸の街:チャーターズ・タワーズ

車で大体1時間半。途中ファームや道路工事現場を見かけた。

この酷暑の中で働くコンストラクションやファームジョブをする人達はホンマ尊敬する。

この日の天気はオール晴れ。気温は33度近くはあった。日差しはとにかく強いので日焼け止めクリームは現地のスーパーで買った。


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ヒッチハイクで乗せてくれた人がチャーターズ・タワーズにあるスーパーマーケットまで送ってもらえた。乗せてもらう毎にありがとうと感謝の意を伝え、その都度ツーショット写真は記念に撮ったりもした。本当に皆優しくて、涙が出そうな時もあった。


スーパーでパンと飲み物を買ってベンチに座って昼飯を済ませた。

その後ヒッチハイクポイントを探して、そこでヒッチハイクをかけた。


しかし内陸に入った途端、難易度が急激に上がった。

全く引っかからなかったのだ。次の街まで遠すぎるせいか、誰も停まる気配がない。


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4時間経過するも全然停まりそうにないので、仕方なく近くの公園でテントを張ることにした。ようやくソロテントの出番。

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アマゾンで買ったテントを明るい内に設置し、荷物を中に入れた。

我ながらよくテントを張ることができたなと内心思ったが、いざ寝袋を広げて寝る準備をした時、地面が若干硬い感じがした。

そう❗実はスリーピングマットを持ってきてなかったんです❗


よくバックパッカーやキャンパーの方が銀マットだったりアコーディオン型の折りたたみマットというものがあるんですが、僕はマットを持ってこなかったため、寝心地は最悪だった。代替策としてダンボールやタオルを下に置いたけど、それでも決して改善されたとは言い難い。次回からマットを持っていこうと思った。
※当時は何を持っていけばいいか全然わからなかった。



2 悪夢の夜

その日の夜11時頃、テントの近くで何やら騒がしい感じがした。

現地住民なのかはわからないが、公園内にあったテーブルでパーティをしていた。ヤバそうな連中だと感じた。


そのうちの一人が僕のテントに近づいて、テントを叩いてきた。

この時驚いたので思わずバサッと手が上がった。直後逃げていったけど、1時間後酔っ払ってる影響なのか、そのヤバそうな連中は小枝や小石をテントの近くに投げてきた。


最悪の場合、お金や持ち物目当てで襲いかかってくるんじゃないかと物凄い不安になったし、死の予感さえもした。


人は死を予感すると、それまでの過去を思い出してしまうのかもしれない。

最期を迎える時・息を引き取る時、走馬灯の様に過去を振り返るんだろうなと僕自身、身を以て実感した。



結局、現地のヤバそうな連中はそのままどこかへと行った。

いやぁ助かった。一時はどうなるかと思った。


3 翌朝

マットがなかったので体中痛かったけど何とか寝ることはできた。


公園にはトイレや洗面所があったので顔洗ったりうがいを済ませた。

テントを片付け、出発の準備を終え、朝8時からヒッチハイクを再開した。


果たして車は見つかるのだろうか・・・・

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