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ハッシュタグって何なんやろうか?

ふと昼下がりの渋谷を歩いてて思ったこの疑問。

今TwitterやInstagramで当たり前のように使われている「#」という記号。

固定電話の0の左か右かどっちやったっけ?
ってなってた記号が、
「ハッシュタグ」と言う固有名詞になったのはどう言う経緯になっていったのかを考えてみた。


1 「#」の誕生

今や当たり前に使われているハッシュタグ。
私もInstagramを運営する立場上、
毎日ハッシュタグという言葉を使うし聞くし、
もちろんこのnoteはじめSNSユーザーの方は聞き馴染みのある言葉だと思います。

個人的にはInstagramの流行とともに、
ハッシュタグが世間に広まっていった感覚があったんですが、
どうやら最初は2007年8月23日のTwitterみたいです。

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>>ハッシュタグが最初に使われたのはTwitterで、使用したのはクリス・メッシーナ氏とされています。GoogleやUberに勤めた経験もあるクリス・メッシーナ氏が、「Bar Camp」というWeb関連のカンファレンスで「#」を使って投稿しようという呼びかけています。

「Bar Camp」についての情報をハッシュタグを使わずに投稿した場合、「Bar」と「Camp」それぞれのキーワードで検索されてしまい、投稿が埋もれてしまう可能性がありました。
そこで、「#barcamp」というハッシュタグを作成し、1つのキーワードにまとめることで、「Bar Camp」に関する投稿だけを簡単に見つけることができるようになります。

Twitterで一番最初に使用されたハッシュタグは、その後多くの人に使用されるようになり、現在ではインスタグラムやFacebookでも使われるほど広く普及しました。
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〈引用:https://ferret-plus.com/8217

めんどくさいのでベタ打ちしましたが、
こう言うことみたいです。

要するに投稿を拾いやすいよ〜ってことですかね。


2 現在の「#」の使われ方

今は2つの使い方がされてるのかなと感じてます。

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1 ユーザーに認知してもらう
2 情報を拾う
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1 ユーザーに認知してもらう

ここは企業アカウント出会っても個人アカウントであっても、
その投稿内容にあったハッシュタグを投稿することによって、
多くの人に認知してもらうために使うことですね。

2の方でも触れるのですが、
情報を拾うためのタグ検索が広まっているので、
そこで検索されやすいキーワードをタグ付けすることで、
多くの人に届くと言う形になるのかなと。

Twitterのトレンドだったり、Instagramでの検索のタグ欄であったり
各SNSの標準機能でも皆さんの投稿が多くの人に届くという仕組みができてます。


2 情報を拾う

最近「タグる」という言葉を多く耳にしておりまして、
どうもSNSユーザーは「ググる」よりも「タグる」人が多くなっていると。

要するに、「タグ検索」で情報を拾う人たちが増えていると。

もともとハッシュタグは自身の趣味嗜好の共感を得るために、
そのタグを検索し、共感すると言う使われ方をしていたのかなと思ってました。
(#カメラ好きの人と繋がりたい みたいな感じ)

ただその同じカテゴリーで括られるという特性を生かして、
調べる人たちが増えてきてるようです。

なのでタグで認知を獲得していこうとする場合も、
その文脈のインサイトをしっかり反映させていかなければと思っています。

今のTwitterとInstagramで複数キーワードの検索できない感じから
もともとの意図してた用途と違う使われ方をしてきているんじゃないかなと思います。


3 まとめ・考察

■ハッシュタグの歴史は2007年のカンファレンスが始まり
■ハッシュタグは自分の趣味嗜好などを他のSNSのユーザーに多く認知して共感してもらうために存在し、最近ではハッシュタグ検索をする人たちも急増している








とは思わないんですよねぇ。

完全に消費者行動の情報を抜き取られてるとしか思えないんですよねぇ。

FacebookがInstagramを買収したのも、
完全に若年層の情報が欲しいという経緯だと踏んでます。

表向きは
「みんなで相互コミュニケーションを取って、みんなからの反応を得て楽しもう」
って感じなんですけど、
裏では完全にこの目的な気がします。

トレンドをしっかり把握し、
タイムリーな情報を得て、
しっかり広告でターゲティングをすることができ、
結果が出てリピートしてもらう。

広告収入がほぼ100%いけてるのは、
これによるターゲティング精度が格段にいいからなんでしょうね。
ここは他制度的に色々な要因があるとは思いますが。

個人的には、SNS広告は視聴者インサイト的に、
滞在時間の短さが結構あると思うので、
インプレッションが稼げてもクリックはCVはどうなんかなとか思ったり。
ここは調べたら出てきそうですが。

加えて今後SNSの方も時代変遷で視聴低下とかもあるとは思いますが、
その時に新たなビジネスをする上で、
この情報を持っているのはかなり強みだと思いますし、
この辺りも考えてらっしゃるんやろなぁとは思います。

結論何が言いたいかと言うと、
Twitter、Facebookはしっかりトレンドを追って
かつ個人の行動の情報を握っている。
なのでマーケティングがかなり強みで、
今後まだまだ面白いことをしてくるのが楽しみ。

ってことですかね。


この辺に関しては何を今更って思う人も多分普通にいると思います。

今改めて思考整理情報整理した際に、
この結論に至ったので書きとめようと思い、
執筆に至りました。

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