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過去と自分の再評価

こちらの記事にスキをさせてもらいました!



他人と未来は分からないが、自分と過去は変えられる。なんて不思議な考えが頭をよぎった。でもそうだろ、人生はただの酔っぱらいのようなもので、過去はただの雑魚寝。さあ、どうする?

朝方に目覚めた。枕元の空きビンがゴロゴロしてる。口の中は油ギッシュなピザの味。息子たちの顔は遠い記憶にすらなりつつある。独りで仕事、独りで飲む、まるでハエも寄り付かないくらいのクソじじいだ。

鏡に映った顔はどこか違って見える。じじいは相変わらずだが、でも、何かが変わった気がしたんだ。たぶん、過去の自分の顔なんて忘れてしまったんだろう。そりゃ、そうだ。こうやって生きてくだけでも大変だ。

でもな、何かに気づいたんだ。酒もピザも俺を幸せにしてくれない。そして、頭の中は過去の記憶でぐちゃぐちゃだ。だが、それらを変える力は俺にある。そう思ったんだ。

俺は変わらなきゃならない。ひとつひとつ、過去の評価を見直すんだ。そう、過去を塗り替えるんだ。酒のボトルは捨て、ピザのピースは掃き出し、このくそじじいの生活を変えてみせる。
だから、過去の評価を変えてみた。

ビールじゃなく水を飲んだ日もあったじゃないか。ピザじゃなくサラダを食べた日もあったじゃないか。

そして、息子たちに電話をかけてみた。それが全てうまくいったか?そりゃ、そうさ。でも、それは少なくとも始まりだった。

他人と未来は分からないが、自分と過去は変えられる。そんな考えが俺を救った。でもな、それは俺が選んだ道だ。俺はこれからも、このくそじじいの人生を変えていく。

だから、お前もな。変えられるのはお前だけだ。そう思えば、なんだか生きていくのが楽しくなるかもしれないだろ?

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