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『めんどくさい』の話

 さて、前回は運動のメリットをエビデンスを交えてお話しましたが、今回はモチベーションについてお話したいと思います。

 私が本気で体の事を考え始めたのは、

でお話した通りなんですが、元々ケツに火が付くまでやらない性格というか、むしろケツに火がついてても気が付かないくらい面倒くさがりです。なので、いつも意識してないとやるべき事がどんどん溜まってしまいます。

 ただ、嫌なことから逃げる事は、ずっと嫌な気持ちを引きずるので、会社のクレーム対応などの嫌な仕事は、出来るだけ早くやってしまいたいって思っています。なので好きな事よりも嫌な事をするスピードの方が速いです。食事も、あまり好きでは無い皿から先に食べて、好きなものは後で楽しむタイプです。

 誰しも面倒なことは好きでは無いですよね。運動もそうで、まずやってみる事、そして習慣化するまでが難儀なんですね。でも一番大切なのは、何でもいいから始めて見る事だと思っているので、三日坊主大歓迎!!嫌だったら、違う方法を探しても良いと思っています。

 このnoteも、読者が増えて、一人でも多くの皆さんに健康になっていただければってのがモチベーションですが、仮に誰にも読まれなくても書き続けようって今は思っています。読みやすく、人を引き付けるような文才はありませんし、デザイン能力もありません。うだうだ考えるよりも、書きながら上達していけばってスタンスなんで、思ったことを勢いに任せて書いています。つたない文章で申し訳ありませんが、いつか私の書いたコンテンツが役に立つときが来ればいいなーって。

 『面倒』 とは、辞書で調べると、容易ではなく煩わしい事。なんてネガティブな事が書いてあります。が、「ちょと面倒」は意外と容易な事だったりしません?ただ、出来たらやりたくない、避けたい、逃げたいって思っていることじゃないかなって。あ、ちなみに逃げること自体を否定するわけではありません。身の危険がおよんでいたり、自分が考えた最適解が逃げる事だったら、全力で逃げてください。

 面倒にも色々ありますが、ちょっとだけ面倒な事をやり始めると、生活が少しずつ変わってきたりします。やれば簡単に出来るのに、ためるから困難になっている事ってありません?簡単な事ほど後回しにしてる事って多くないですか?このちょっとだけ面倒なことをサッサとやっつけてしまう事を、まずはやってみませんか?

 私の場合、面倒なことをやった後って結構爽快感があるんです。というか、手を付け始めた瞬間から、意外と面倒な事では無くなっているって感じですかね。なので、手を付けるまでが自分との闘いです。この小さな悪魔をやっつけた爽快感がわりと好きです。

 仕事でも信頼できる人って、この面倒な事に手を抜かない、すぐやる、見ていなくても遂行できる、そういう小さな積み重ねが出来ているんだと思います。人それぞれ能力の差というものはありますが、ちょっと面倒なことをするだけで、仕事の価値がぐんと上がります。以前、TV番組「カンブリア宮殿」を見ていたら、GUの社長が「面倒をやらないと生き残れない」って言ってました。そして、この面倒をやるってのは、才能や能力ではなく、気持ちの問題だけって感じています。

 仕事でも生活でも、面倒を超えた先にこそ手にできるものがあるんですね。ただ、ここで言わせていただきたいのは、『困難』と『面倒』はまた違うっていう事です。困難を乗り越えた先には・・・・、なんていう難しい事ではありません。面倒な事は、意外とあっさり出来てしまう事だと思っています。単に脳が不快な事と判断してしまっていて、手をつけないだけなんです。極端な話、「あーめんどくせーな」って思っている事で困難なことはあまり無いのではないでしょうか。あるのは想像上の不快感だけ。

 やってみて、本当に不快だったとしてもその行為を行えた事は、十分に称賛に値します。最も高いハードルを越えられた訳ですから。他人から見て、何だそんな簡単な事って思われてもいいんです。感情や感覚なんて人それぞれなんで、他人と比較する事より、一つでも多くの『メンドクサイ』を片付けることの方が重要です。

  また、面倒な事ってみんながやりたがらないですよね。みんながやりたくない事をやるって価値があるように感じるのは、私だけでしょうか?みんながやるからやる、よりも、みんながやっていないからやる方が私は好きです(笑)。

 それと、面倒な事をやると実は2度おいしい。例えば、掃除しなきゃいけないって思っていても、正直めんどくさいです。でもそれをやってしまえば、部屋は綺麗になるし、何より自分の心がスッキリします。これ、物理的に掃除をするってことは、同時に心の掃除もしてるんじゃないかと考えてます。

 なので、運動も同じで、体を大事に綺麗にしてあげることは、メンタルも同時にケアしてる事になってるんですね。運動する前は、めんどくせーって思ってても、やった後は汗かいて気持ちが良くなっている事が多いです。ちょっと強度のきつい運動をしているときなんか、頭の中は空っぽになっています。その時は少しの間かもしれませんが、悩みは吹っ飛んでいます。終わった後は疲れて、「もう悩むのはめんどくせー!」に変わってるかもしれません(笑)。

 なんだか偉そうな事言ってますが、メンドクサガリを克服するために全部自分自身に言ってます(笑)。

 健康管理もそうで、面倒な事はあります。ただ、運動、食生活、睡眠も正しい方向にもっていってあげると、必ず良い自分に変われます。断言します。すぐに結果が出るなんてことはありませんが、じわりじわりと体も心も変わっていきますから。

 体が心をつくる。心が体をつくる。トライ&エラーで、色んなことを試してみましょう。きっと自分に合った健康法がみつかりますから。気負わずに楽しんで健康管理が出来たらいいですね。皆様の心と体の健康をお祈りいたします。最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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