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冬へ急ぎ足

朝起きると素足に床のタイルが
ほの温かい。

昨日の気温の残り?
んなわけない・・・。
床暖のスイッチが入ったのだ。

今朝は10Cまで下がっている。

ほんの数日前は湖に入る子供たちがいたのに。
熱いコーヒーを淹れてPCを開ける。

ビーチクラブからのお知らせ:
土曜日湖のドックを片づけビーチの掃除をします。
皆さんお手伝いください。

野菜ガーデンの片付けも進めなければ。
すっかり寂しくなった野菜畑。
ぐるりと見て回って南に並んでいるりんごの木たちも点検。

あああああ!
やられたあああああ

7つしか実っていないりんごのひとつが無惨に.…

赤くなりかけてもう少しと思っていたらコレだ。慌ててネットをかける。

そして表の花壇に行くと
きゃああああ!こっちも

ぎっしり種の詰まったヒマワリがぽっきりと

5本のうち3本のひまわりが無残な姿に。

1/3ほどかじられている

クロリスの仕業?

そういえば先日ウォーキング・グループに参加しての帰り。
(多分・・いや絶体)スカンクを見かけた。
午後7時から8時、夏の夕の心地よいウォーキングタイムは最近、8時になるともうどっぷり暮れて真っ暗に。
足早に家に向かうその横を黒い体に白いデザインの入ったしっぽ(笑)を持ったものがササっと身を隠した。

暗闇でよく見えないけれど、ありゃスカンクだ!
なんせ真夜中、救急車の後を追って夫ジェイが運び込まれた病院に向かう途中スカンクを轢いたことがあるのだ。
あの動作はスカンクだ・・・
バンのヘッドライトを横切ったヤツがまだ目に焼き付いているんだから!

ああ夏が行く、なんて思っているのは私だけではなかった。
収穫のあるうちに冬への準備をしている者たちがいる。
それも大急ぎで。


先日野菜ガーデニングのマエストロ・ブライアンとその妻のスイミング友・アイリーンちの裏庭を訪問した。すると以前訪問した時に気づかなかった大きな切り株が。

白いワイヤーチェアーの横に切り株

なんでもクラブアップルが今年たわわになり、その重さで老木が真っ二つに割れたらしい。
ガーデンのフェンスをへしゃげさせたが家には及ばなかったと。

確かここはアイリーンのおじいちゃんが持っていたというコテージである。
アイリッシュ系のアイリーンはもう80歳近いはず。そのおじいちゃんだから随分前からのお家なのだ。

子どもたちから孫たちから総出でクラブアップルの木の後始末となったようだ。
太い幹が丸太に切り込まれて表に放り出されていた。

はて、りんごの木はウッドストーブに適しているのだろうか?試しに幾つかを後でもらいに来よう、手押し車を引いて。

帰り際、来年用に植えるニンニクと(去年ももらったのにうまく育たなかった!)レモンボーイと名付けられた酸味が強めというトマト、そしてもう一本のリンゴの木から採れたRussetというリンゴをもらう。

そして翌日、トロントに戻っているブライアンちの前を通りかかると、
積み上げられていた薪がひとつもない!

もうすでに誰かが持ってってしまったのだ。

動物だけでない、人も冬支度に急いでいる。(切りたての薪はその年の冬には使えないけど)


せかされるように私もバターナッツスクワッシュをやや色付きが浅いながらも収穫。

じゃあああん!

右下は早い時期に誰かに引っかかれた?かじられた?
そのままにしていたら傷が盛り上がって育って行った

そうそう、何度も種が行方不明になって三度も植え直した大豆はどうなったかって?
もう少しで太って来るかな、というときに

葉っぱをみんな食べられてしまった。
葉っぱだけ
す。べ。て。
一晩のうちに。

ネットで囲っていたのに、誰の仕業?

二件向こうのお宅の犬がやたら吠えていると思ったら・・・

見えます?グレイの物置小屋の左下
え?え?私?

そうあなた、
いやあなたの息子?むすめ?
まご?
とにかく
ぜったい
お宅の皆様です・・・
お豆の葉っぱを食べつくしたのは・・・。

お豆戦線
今年は完全に敗北・・・。


ひとりで過ごす4回目の夏が行く。
でも彩の風景とりんごの美味しい秋がやって来る!

色々なものが
湖が
そこに昇る太陽が月が
それらに光を受ける湖畔の家が
野菜畑が

4年前と同じだと思っていたのに
気づくと
それらのどれもが
色を
立ち位置を
少しずつ変えている

太陽は毎日昇る位置を移動させ
北半球の地球を冬に近づける

今朝9/15の朝日
随分南に移動してきた


8/26の朝日
スネークアイランドの北端に近い位置から昇っている


湖が
そこに昇る太陽が月が
それらに光を受ける湖畔の家が
野菜畑が

それでもやっぱり変わらず
私のそばにある


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